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旅の練習 エディンバラ編/Edinburgh

さて今回から”旅の練習 滞在編”として、約3週間かけてイギリスの地を北からゆっくりロンドンへ向かう旅の記録をしていく。
なぜ旅の練習なのかというと、前回の記事を読んでもらえるともっと明確になるかな。

スタート地点はずーっと行ってみたかったスコットランドはエディンバラ。
本当は8月のミリタリータトゥーの時期も興味あったけど、まあ混雑でひどそうなので、初めて旅の今回はきちんと観光楽しめるであろう7月中旬に行ってみることに。

ちなみに、ミリタリータトゥーとはエディンバラで8月に3週間程かけて行われる国際的なフェスティバルのこと。

バグパイパイプと共に音楽行進したり、ショーを披露する。訪れた時、エディンバラ城の入り口前に観客席が用意されていた。準備着々と!という感じ。


エディンバラ/Edinburghってどんなところ?

スコットランドの東側に位置する首都、人口は48万人ほど。町並みが美しい事でも知られ、旧市街と新市街どちらもユネスコの世界遺産に登録されているらしい。言語は英語だけど、基本的にはスコティッシュ・イングリッシュ(スコットランド訛りの英語)を多く使われ、発音訛りに苦戦することも。イギリスと言えばのハリーポッター、著者のJKローリングはここ、エディンバラで執筆していたことでも知られており多くの聖地も存在している。


ロンドンからの移動

さて、ロンドンからはNational Expressを使ってバス移動。

地図で見返すと果てしなく遠かったの納得出来る。笑

8時間のバス旅£33.90でした。
深夜バスだったから、2席使って足伸ばせるのかなーと思っていたら、全然!ほぼ満席だった。もちろん私の隣にも人が乗ってきて、悲しくも香水ぷんぷんギャルでした。
香水、私も好きだけど付けすぎはキツい。笑
1ブッシュだったらココナッツの素敵な香りだったのになー。と、思いながら頑張って寝ようと試みるも多分寝れたの正味3時間くらいだと思う。←決して彼女のせいではない。

そんなこんなでエディンバラには翌日朝7時過ぎに無事到着。
日曜日だった事もありどこも開いてない。

カウチサーフィン(以下:CS)のホストは決まっていたけれど、早朝からマーケットへ骨董品探しに行くとの事で9時頃落ち合う約束。
戻ってくるまで、カフェで待つことに。


適当に入ったらすごく可愛いお店に出会った!
早朝からいい気分。


訪れたところ

エディンバラの滞在は4泊5日。
3泊CSホストの家にお邪魔して、残り1泊はエアビー。滞在中は結局バスやトラムなどの公共交通機関を何も使わないで徒歩だけで観光出来た。

あと私って、あれもこれもとりあえず観光名所と言われている所は押さえたい、でも住んでる人のようにローカルな所にも顔を出したい!みたいな結構欲張りな旅になる事が多い。なので日帰り旅行でない限り、きっと他の人が1日で回る箇所を2、3日かけてゆっくりきままに訪れてる。
2023年7月に訪れたところはこちら。


エディンバラカーニバル/Edinburgh Carnival

実は滞在中にカーニバルフェスが開催されていて、CSホストと一緒に観に行くことに。友達も呼んでくれて、5人くらいで見学。会場はすごく賑わっていて、もうお祭り騒ぎ!
ステージはいくつかあって、1番メインの大きいステージや中くらいのものが2つほど。どこも混雑していてさすがカーニバルフェス、どこもかしこもサンバやリズミカルな音楽で溢れてた。カーニバル自体観たことなかったので、意外な場所だったけど観られてラッキー!


カールトンヒル/Calton Hill

なんともエディンバラ市内の絶妙に良い位置していることで、360度エディンバラの町並みが一望出来る小高い丘。
すごく天気が良かったので夕暮れ(と言っても7月中旬なので9時前後だったかな?)前後をここで過ごすことに。


ここで素敵な出会いが。

途中夕暮れ前に黄昏ている女性が1人。
CSホストが声をかけた所、話が弾みに弾みなんだか1時間くらいお喋りしていた。なんでもその女性はアメリカで小学校の先生をやっていて、ちょうど学校がお休みの今の時期にホリデーを取ってヨーロッパをぐるぐるしていたところ。あと1日エディンバラを楽しんでもう少し北へ行くらしい。
偶然出会った人と、別になんてことない楽しい話が出来るこの感じ、すごく好きだなー。
綺麗な夕焼けと共に素敵な出会いに感謝。


スコットランド国立博物館/National Museum of Scotland

イギリスの博物館や美術館は無料なの本当にありがたいよね。
お陰でゴッホやモネなどの世界の有名絵画や展示物が身近に感じられてる。

ここももちろん無料で見学出来た。大きく9つ種類に展示物が分けられていて、スケールが大きすぎてとてもじゃないけど1日中時間を使っても足りない。という事で興味のあるエリアに絞って見学。
なんでも有名なのは”科学技術 Science and Technology”のコーナーにある”クローン羊、ドリーのはく製”。360度見えるように常に回転している。

ドリーとは、、上手に説明出来ないのでWiki先生の力を借りて。
安楽死のニュースは私もうっすらと記憶にあるな。


The Elephant House

https://elephanthouse.biz/

JKローリングがハリーポッターを執筆したとして知られるカフェ。
赤い外観がインパクトあり、絶対店内もいい雰囲気なんだろうけど2021年に家事があったようで現在も休業中。
いつか復活したら今度はゆっくり過ごしてみたい場所。


ヴィクトリアストリート/Victoria St.

エディンバラの観光箇所の中で一番カラフルではないかと思われる通りがこちら。ひときわ目立つ外観の建物がずらり。一軒一軒お店もすごく可愛くて、あちこち目移りしながら歩きたくなるような通り。
タータングッズのお店や、チーズ専門店、おもちゃ屋さん、アイスクリーム屋とさまざま。ウィンドウショッピング好きにはたまらない!


Museum CONTEXT

ヴィクトリアストリートを歩いていると、1つだけ行列の出来ているお店を発見。検索すると、別名”ハリーポッターミュージアム”とも出てくる。なるほど、聖地か。と思ってとりあえず列に並び、さらによく調べてみるとなんでも土産屋さんらしい。でもミュージアムと呼ばれているのはその店内。こちらのオーナーがハリーポッターのファンで内装をそっちに寄せて行ったとのこと。そして今ではは”公式店 Officially Licensed”となっている。
1階、2階はショップになっていて、さらにその上へ狭い階段を上っていくとフォトスペースが。ハリーポッターファンはもちろん、1度映画を観たことある人なら是非訪れて欲しい場所。

もうひとつ驚きなのが、店内にはJKローリングからの手紙の返信が飾ってあったこと。”ハリーポッターのファンでいてくれてありがとう”だって。

こんなの届いたら、一生ファンやめないよね。私でさえ興奮!


エディンバラ城/Edinburgh Castle

日本語のオーディオガイドを借りてゆっくりと散策。全部きちんと聞いて見学したので2時間半はかかった。建物ごとの解説はもちろん、戦争ミュージアムやコレクション等の展示もいくつかあり、見ごたえはかなりあり。
ひとつちゃんと事前に調べなかったので、次回行く時の備忘録。”ワンオクロックガン ”と呼ばれる大砲を打つデモンストレーションが毎日午後1時にある。それを見学する為には遅くても12時半の回に入場出来れば見学可能。いい場所を取りたければもっと早めに。
だからどの日も午前中はチケット無かったんだと納得。あと、”ワンオクロックガン”は日曜日と祝日を除くみたい。


Tartan Weaving Mill and Exhibition

ただの土産屋じゃない。合計4フロアだったかあって、広さはもちろん、地下にタータン工場見学があった。ただ私の訪れた時は立入禁止になってて見学出来ず。お土産屋さんはうんとあるけど、色々惑わされずにとりあえずここに行って目星をつける事に。価格帯とか種類とか。

昔BSの旅番組で自分のタータンを作れる、みたいなのを思い出したりして。
オーダーメイド出来るコーナーもあり。


スコッチウイスキーエクスペリエンス/The Scotch Whisky Experience

お酒は好き。
でもウイスキーはまだ楽しめていないお年頃。
最後まですごく迷ったけど、ツアーには行かず、隣のショップだけ顔をだした。ものすごい数の種類と銘柄があって、選びきれない。
参加するツアーによっては日本語もあり、ウイスキーへの知識がすごく深まってより美味しく飲めそう。
いつか好んで飲めるようになったら、また戻ってこよう。


次の目的地へ

初めてのエディンバラはすごく素敵な旅となった。世界遺産に登録されているだけあって、街を歩くだけでとても満たされた気分に。日本の景色と全く違うゴシック建築が多くて、それもまたわくわく。
日本の武家屋敷の町並みやも私は結構興奮するけど、それとはまた違って異国の地にタイムスリップしたかのような感覚がすごくいい。

途中1日動けず、ロイヤル・ヨット・ブリタニア号へ行けなかったのは残念だったけど、また戻ってくる理由になったという事で。


最後にまた素敵なカフェを発見したので一休み。

エディンバラの街にこんなビビットな色、とても目を引いていい感じ。


さて次の都市、グラスゴー/Glasgowのお話はまたあとで。


Please look after this bear, Thank you!