あさごはん。
ボクの暮らしは
朝が早い
おばあちゃまや
おじいちゃまが
多いからかもしれない
4時には
起きている
朝は散歩やヨガ
ジョギングなどの運動
入浴があり
とても忙しい
庭の水やりなどの
手入れ収穫もある
5:30ごろから
食事をする
絶対ではないが
6:00には
叔父さま
叔母さまたちが
仕事に出てしまう
ボクを保護する
家庭はさまざま
違いはあるが
朝は揃って早い
どの世帯も
遅くて7:00には
家にいない
散歩か珈琲屋さんを
巡ってる
毎日当番で
ボクの面倒をみて
勉強を教えてくれる
施設や学校へ
行くこともある
検診など通院で
病院の日もある
社会貢献
手伝いと云う
雇用関係の無い
ボクにとっては
大切な「仕事」
の時もある
先日「仕事」で
多くのオトナ達の前で
「食事」について
発表した
「子ども家庭庁」の
仕組みから
地域の
取り組みとしての
提案をした
子供の
ワガママ
かもしれない
有識者の調べによると
食事のできない児童数が
増えている
「朝食抜き」の
オトナ達が
ある一定数いて
その人たちが
自分も食べないから
子供も食べさせていない
そういうことだ
成長過程の
子供たちにとって
朝ごはん抜きは
ネグレクトと同等の
仕打ちだ
「子供も食べたくない」
と言ってますと
平気でいう
親がいると聞いた
貧困の問題で
食事が金銭的に
できないひともいる
そちらはすぐに
環境改善してゆける
対応できる
しかし保護する親が
子供に食べさせないことは
手の入れようがない
1日3食が
正しいわけでもない
しかし
いまのところ
日本では現在
1日3食の文化
中でも
朝食は成長過程の
子供には重要だ
逆に就寝前は
少なくても
良いと云われてる
自分が食べないから
子供も食べなくていい
この安直な考えでは
育児放棄や
幼児虐待の人達の
考えと繋がってゆく
子供は
自分自身ではない
別の人格
「人」である
家庭内でぜひとも
「食べる」
雰囲気作りが必要だ
親が
「早く食べてよ」
「仕事行くんだから」
という対応では
親に怒られたくない
親に嫌われたくない
親が怖いから
「たべたくない」
そうなる
子供の育成より
大切なことが
あるのか?
我が子を守れるのは
親しかいない
ボクを虐待してた
継母は
「2秒で食えよ」
そう云ってた
朝は
「はやくしろ」
この言葉を
連呼された
うまく食べれなくて
こぼしたりした
シーチキン缶を
開けてそのままくれた
油が気持ち悪くて
スプンで上手に
すくえなくて
何度もぶたれた
「こぼすな」
「くえよ」
「はやく」
「はやくしろ」
「のこすな!」
缶のふちで
くちびるを切った
ケガすると
さらに継母は苛立って
ボクを蹴り飛ばした
「めんどうおこすんじゃねえ」
「ケガすんな!」
そんな継母だったが
幼児虐待で
引き離されるまで
そんな
「朝食」だった
もはや
「自分が朝食抜きだから
子供も当然朝食食べません」
「食べたがらないです」
こういう意見では
子供はどうしようもできない
「ヒーローを待っていても
世界は変わらない」
(朝日文庫)
などの著書多数ある
ゆあさまことさんの記事で
ある地域で
無償で学校内で
朝食提供するようになった
すると多くの児童が
食事にきたと書かれてた
その取り組みの凄さに
ボクは感動した
さっそくこの夏
夏休み中に
食事のできない
子供達がどのくらい
いるのか
どうすべきかを
地域が考えて
子ども家庭庁の
取り組みも
鑑みながら
改善しようと
動き始めてる
少しは地域の役に
たてたらいいなと思う
体験者として
ボクが言えることは
「あさごはん」は「幸せ」だ
保護されてから
しばらく
施設にいた
当然朝ごはんはある
しかし
親族に迎え入れられ
親族宅に週替わりで
歩いて移動する
手間はあるが
仲良し親族の
この輪の中に
仲間に
入れてもらって
毎朝
目覚めると
「おはよう」
あいさつ交わす
親族たちの声
縁側から流れ込む
季節の空気
風が運ぶ
緑の木々の香り
台所から
聞こえる
まな板で刻む音
玉子焼きの匂い
お弁当を詰めて
布で包む姿や
お味噌汁を
椀によそぐ姿
「パコちゃん
おはよう」
「これ運んでくれますか?」
手渡されるおにぎり
「あさごはん」
これは
「幸せ」だ
暮らしをささえる
日々の優しさ
あたたかさ
食事をはじめ
医療、学習
世界中の子供たちに
平等に与えられるはずの
幸福
どんなに価値観が違えど
貧困で苦しむ
飢えに悩む子供が
無くなりますように
追記
子供には
アレルギーで悩む子も
たくさんいます
ボクはアレルギーが多く
食べられないもの
たくさんあります
食事が摂取できてないからと
安易に食事させることは
とても難しく
アレルギーなどがあると
死に至る場合もあります
どうか行政や保護機関に
ネグレクトなどの
虐待を見つけたら
通報お願いします
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読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました