肺腺がん。

朝学にて
肺腺癌の近所のおばさん
ニコニコ笑顔
ボクらに
励ましをおくる

今日の担当
肺腺癌のおばさま
「彼岸」と「此岸」を
教えて下さった

『仏法では迷いに満ちた
現実世界を「此岸」に譬える
※こちらの世界
という意味だそうだ

それに対して
「彼岸」は悟りの世界
仏道修行完成を意味する

すなわち
「彼岸」成仏完成に
至るには現実の迷いや
悩みに打ち勝つ
「修行」が不可欠

なのでお坊さんに
拝んでも貰っても
供養にならない
完全な迷信だと
気づく

春と秋の彼岸は
宇宙リズムの節目

この日本独自の
風習は太陽に豊作を
願った
「日願」の由来かと
考えられている

故人への真の供養とは
難と闘い難を乗り越える
人生を生き抜くひとが
亡くなった親族や
縁する人を救う中に
生きずく真心が供養だ

またそれによって
自身も
皆から守られてゆく』

供養について
持ち込まれた新聞を
読み聞かせて下さった

肺腺がんのおばさんは
話す

「一番の敵は自分の心なの
私は新聞を毎日読んでいます
自宅にテレビは無いの

結婚もしなかった
だから夫も
子供も孫もない

友人も知人と
呼べる程度に
たくさんいる
お金も使ってない分は
貯金がある

若い頃の
自分の人生選択が
間違えたのか
とても虚しい

欲しいものもない
やりたいこともない

そしたら
知人のひとりが
新聞を読まないかって
やってきたの

購読料を支払うのも
イヤだし
読む気もなかったし
住所を誰かに
知らせるのも
イヤだったの

ＤＭもポイントカードも
クレジットカードも興味ない

断ったら
「じゃ私の読んだのあげるから
読んでみて」って持ってきたの

そしたら
同じ肺腺癌と闘うひとのこと
書いてある記事だったの

令和になって肺腺癌になり
治療しても効果なく
リンパにも脳にも転移してて

私ならその時点で諦めるわ

なのにその人は
コミュニティ仲間に
「薬が効きませんでした」って話すの
すると癌闘争中の仲間が
「現状は変えられるのよ」って
今にも消え入りそうな気持に
明かりがともったの
希望や勇気がわいたのね
【生まれ変わる！】
【体中の細胞を入れ替える！】
７クール抗がん剤投与
終えたところで医師に
「小さくなってません」て云われるのに

それを
「大きくなってない！」って
捉えるのよ
そして余命１年と云われた

「立派に死のう
立派に生き抜く
諦めや投げやりじゃなく
最期まで挑戦しよう」って
するとね
次の検査で
脳の腫瘍が消えてるの

抗がん剤中断して半年後
腫瘍が半分になりさらに
三か月後に半分に縮小

恐怖に押し潰されそうに
なったこと
何度もありながら

「私は独りじゃない」
仲間が励ましてくれ続けた

そして今年の１月
癌細胞が消えてた
医師から
「こんなことがあるんですね」
驚かれたと

私は読んで涙が
止まらなかった
励ましの力
信じる力
これは凄い
心から思ったの

だから
この地域の朝学にくる
皆様にも障害や病気で苦しむ
闘いをなさってる
ひとりひとりに

「ひとりじゃない」
「仲間がいます」
そう伝えたい

そして
共に乗り越えようと
伝えにきました

朝学で励まし合う
グループを作ってくれた
伊藤パコちゃんのおじいちゃま
本当にありがとうございます

素晴らしいコミュニティで
年齢も性別も関係なく
参加できるので
楽しいです

おばさんは新聞の
切り抜きコピーを
みんなにくれた

そして話した

わたしのできることは
やってから
「立派にしにます」
余命があるなら
向き合う
ただ命を無駄にしない

ひとりのひとに
ここで話したことが
伝わりますように！

ボクは感動して
気づけば泣いてた
生き抜くためには
命を無駄にしないこと

本当に凄いことを
学んだ朝だ

名刺記事。｜伊藤ぱこ｜note

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琵琶の葉湿布
ご存じですか？

ボクの大きいおばちゃまが
琵琶の木の葉を捥いで

背中に当て
グツグツ煮た
こんにゃくを
その上に載せて

肺の毒素を取り除くんだ！
と思い込んだ
行為をしてくれます

効果あるとか
無いとかは
調べたこともないです

ただ全く知らない人が
同じ行為をSNS上で
公開していたので
驚きました

昔ながらの
迷信なのでしょうか？

傷がアロエで治るとか
ボクは信じてしまい
やってみて黴菌が入った
経験あります

大きなおばあちゃまの
世代はそういう自然のもので
体調を整えてきたのは
事実かもしれません

咳止めを
大根でつくるとか
レンコンの生の
すりおろしで止めれるとか

おばあちゃまの
キモチを考えると
大切にしたい行為ですが
効果はあると思えません

どんな治療も
まず医師の診断を
求めるべきだと感じます

じゃまたあした