見出し画像

もうそう。

妄想かもしれない
現実なのか
夢現

ボクは読書が好きだ
本棚に囲まれ読書してると
文字が書籍から
めくれ上がり
空中に浮く

掛け軸の絵や
曼荼羅に
書かれた文字も

絵画が額に
飾ってあるなら

その絵の
デッサンと
油絵が浮かんで
バラバラと
分離してゆく

信念の在る文字
真実の言葉
誠の遺言などなど

ホンモノは崩れず
虚空で円し
浮かび舞う
上空から降り注ぐ
いつもの
白い蓮華の花びら

現実なら
とても恐ろしいだろう
なのに
何も怖くない
ただフワッと心地よく

特に
手紙はそうなる

柔らかい
黄金の光に包まれ

笙の音が響く
いや
水中にいるような
優しい音

どこからともなく
良い香り
ひろがる匂いは

懐かしい香り

気づくと
いつもその本を
読了している

内容を目の前で
体験したように
感触が残る

料理が出てくるのなら
味がする

ミヒャエルエンデ先生の
モモ、はてしない物語
この辺りを読書中は
それが激しかった

宮沢賢治先生の
銀河鉄道の夜、よだかの星
この辺りの作品の読書中も
かなり激しく

ハリーポッターや
指輪物語の
作品を読書中は
嘔吐しながら読んだ

映画やドラマでもある
なので
新作ドラマや映画は
結末を感じてしまう

映画にいたっては
映画館で鑑賞することは
容易ではない

そして
この状況を話すと
『頭おかしいんじゃ?』
『病院へ』

何度も同じことを
繰り返すので
無視していたある日
同じ状況のひとが
世界にたくさんいることを
知って唖然とした

そして
その方々は皆さん
同じような感覚を持っていて

食いつくように
上空から降る
白い花びらが何の花なのか
言葉にする

ボクは蓮華だと思ってる
モクレンだという人もいる

挙って「白色」

少し同じ感覚の方々と
オンラインで集まって
話をした

中には
映画のアバターのように
もう一つ世界があるのか
それを観てるのか
そんな感じがすると
表現してた

そこで思い切って
ボクは日頃の
感覚を話してみた

身体から抜け出す感じ
頭から上空へ
ズルッと抜け出し

人間の皮が床に落ち
ちりじりに砕け舞い
物凄いスピードで
宇宙へとまわってゆく

そこには
キモチしかなくて
目玉も無いのに
すべて見えていて
何もかも感覚で
すぐ感じてわかる

そこで見下ろすと
何故か地球の上空で
たくさんのひとが
ボクと同じように
浮かんでる

人間の皮は無い
しかし人だとわかる

それは何とも
美しい景色で

白銀の雪の大地のように
雲海が拡がり
隙間から
青く輝く海が見える
日が昇り黄色く黄金に
何もかもが反射する

「妄想でしょ?」

そう云われる
だいたいのひとに
話をすると
「空想が好きだね?」
そんな感じで終話する


しかし
ボクはそう思ってない
だから記事に書く

同じ感覚の方々が
まだいる
たくさんいる
オンラインで集まった
方々もそう話してた

もちろん
その感覚を知ってるからって
どうってわけでもない
特別でもない
だって人々はすべて同じだと
ボクは思うので
その感覚に気づくか
気づいてないかというだけ

しかし
気づいた人には
それがどんなに
平和で幸せか感じられたと
思うんだ

ボクらは
そのために
生まれてきたんじゃないか
そんな風にさえ考える

え?
妄想?

そうか
そうだね








読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました