お湯ログ

文章とかを投稿できたらいいなと思ってはじめてみました。

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【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑪

前回までのあらすじ;ロンドンにて正月を迎えたお湯とマツジュンは、展望台の高度ではなく、入場料の高さに恐れ慄いていた。 その22「マツジュン、中学生英語を披露する事件」  2020年1月2日。帰国予定の便が出発する日です。さて、この日までにやり残したことが3つほどあり、  「けいおん!のレストランで朝食をいただく」  「本場のアフタヌーンティーをいただく」  「イギリスで働く先輩とフィッシュ&チップスをいただく」  と、これをこの日中になんとかする必要があります。何も考えず

    • 【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑩

      前回 ↓ 前回までのあらすじ;二日酔いで承太郎に頭部を破壊されたDio様みたいにグロッキーなっていたお湯は、元気を出すためランチをとることを提案した。が、焼きそばにしか見えない謎の食べものを貪るハメになった。とてもじゃないがジョセフの血を摂取したDio様ほど回復したとは言い難い状態だったが、あーだこーだ言っててもしょうがないので、次の目的地である大英自然史博物館へ向かうことにした。 その20「アニオタ気質を発揮した日本人、大英自然史博物館を高速で徘徊する事件」  正体不

      • エッセイ「電車が通るたびに家が揺れる話」など

         どうも、久々にエッセイを書いています。お湯です。  誰が読むというような文章でもないですが、書く感覚を忘れないための日記として執筆しています。(ヘッダの画像は先日中野で撮った残り桜。)  ずっと忙しくて更新できていなかったロンドンの旅レポを、最近、作業環境を変えたりして集中できる状態を整えたので、ゆるゆる続けているところです。  本当は1〜2週間に一度上げていって、あと数編でさっさと完結まで持ち込みたかったのです。しかし、この間2時間半くらいかけた原稿がDropbox上で

        • 【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑨

          前回 ↓ 前回までのあらすじ;年末の浮かれた空気に充てられたお湯は飲酒しすぎ、頭痛と吐き気に苛まれていた。そんな中、過重にスケジュールを詰め込みたがるマツジュンの魔の手が迫りくる。 その18「お湯とマツジュン、ロンドンの車道に堂々と立つ事件」  もうお昼過ぎを迎える頃でしたが、理由は忘れたのですが昼食は後回しにし、我々は次の目的地であるアビーロードスタジオへ向かいました。  アビーロードスタジオは、ビートルズの「アビイ・ロード」はもちろんのこと、ピンクフロイドの「Th

        【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑪

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        • 旅レポ
          11本
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          16本
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          9本
        • 写真
          4本

        記事

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑧

          前回 ↓ https://note.com/oyulog08/n/nea08e59274fb 前回までのあらすじ;グリニッジ天文台で時間的にも物理的にも置き去りをくらったお湯だったが、無事にマツジュンと再開することが出来た。二人は花火で新年を迎えるため、テムズ川へと向かう。 その14「マツジュン、お祭り会場で突如としてWake up ,Girlsの楽曲を聴き込みだす事件」  年末、ロンドンでは大観覧車であるロンドン・アイ周辺で大花火大会が開催され、盛大に新年を迎えるこ

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑧

          【告知】マガジンの百合小説移転のお知らせ

          小説に詳しい友人から、百合小説を投稿するならpixivの方がいいんじゃないかというアドバイスをもらったので、これまで投稿してきた百合小説を順次、移動したいと思います。 エッセイと旅レポは移動しません。 移動する小説はnoteから削除し、pixivに新規掲載という形で投稿しようと思います。現在、移動するのは百合小説だけの予定です。 順番は古い順に、とか、新しい順、とかじゃなくて、気分で移動していこうと思っていて、徐々に移行していく予定です。いつ移動するかも決めていません。

          【告知】マガジンの百合小説移転のお知らせ

          エッセイ「引っ越しの話」

          一昨日(日付をまたいでしまったのでもう3日前になってしまったが)、3年ほど過ごした埼玉県から諸事情あって千葉県に引っ越すことになった。 埼玉に住むことになったとき、旧宅を選んだ理由は「西友が近い」「ツタヤが近い」「職場が近い」という3点だった。が、西友は僕が入居してから半年で閉店し、大型商業施設が1軒なくなるだけで街の活気はガクッと目減りし、僕の心持ちも大きく落ち込んだ。また、西友の一角に間借りしていたマクドナルドも利用できなくなったので、最寄りのマクドナルドに行くには自転

          エッセイ「引っ越しの話」

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑦

          前回 ↓ その8「おいしい・新鮮な・寿司といえばギョーザ事件」 旅程4日目の12月30日夕方。シティ・オブ・ロンドンに到着した僕たちはロンドン経済の中心地を散策していました。遠目に見える巨大タワーであるザ・シャードの大きさにおののきながら、僕は「なんだか雰囲気がNYのウォール街に似ているなあ」と思っていました。  そこにロンドン現地の日本食屋であるWasabiというお店があり、ちょっと覗いてみることにしました。  そこには、「おいしい・新鮮な・寿司」が陳列していました。

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑦

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑥

          前回 ↓ 前回までのあらすじ;旅程3日目にしてようやく旅行らしい旅行を開始することになったお湯一行。マツジュンが魔法の杖を過払いで購入したり、SOHOで摂った食事で英国流の洗礼を受け無事グロッキーになるなど、イギリスを堪能していた。 その3「なんとかストーン国際交流失敗事件」 旅程4日目の12月30日朝。僕たちはホステルの安っぽい飲食スペースで、やたらに甘いアーモンドバターをトーストに塗りたくり、朝食をいただいていました。  マツジュンは行動力のある男なので、相席になっ

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑥

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑤

          前回 ↓ 前回までのあらすじ;勘違いにより、「ホテル」ではなく「ホステル」に宿泊することになってしまったお湯一行。ネットの情報を鵜呑みにした結果、30㎡ある部屋で泊まれるはずが10㎡の部屋に通され、朝食付きのはずが「都度5ポンド支払え」と言われる羽目に。  あまりに及び腰の僕を見かねて、マツジュンがカウンターでダルそうにしている冷徹な眼差しのお姉さんの対応をしてくれることになりました。僕はロビーの椅子に座って事の次第を見守ります。  なんやかんや言葉を交わし、マツジュン

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その⑤

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その④

          前回 ↓ 前回までのあらすじ;担当者はメールを見ていなかったが、高額な料金と引き換えに国際電話をかけることによってなんとか荷物を手元に取り戻したお湯。あとはヒースローに着くマツジュンを待つだけのはずだったが…!? ※  ヒースロー空港の到着ターミナルで僕は上海から飛び立ったはずのマツジュンを待っていました。ただ待つだけなのも時間がもったいないので、iPadを空港のWi-Fiに繋いで、ロンドンでの宿を探すことにします。アイスランドで泊まるはずだった宿にキャンセルの連絡を入

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その④

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その③

          前回 ↓ 前回までのあらすじ;アイスランド旅行を諦め、ロンドンにマツジュンを迎えに行くことになったお湯。しかし到着が遅延していた旅行カバンをアイスランドに届けるよう手配していたことを、すっかり忘れていた。 ※  くたくたになっていた僕はベッドへ沈み込むように横になりました。翌日のロンドン行きの飛行機まで、しばしのまどろみに落ちるはずでした。  しかし数分後、あることに気が付きます。  「このままでは僕がロンドンに帰ったタイミングで、旅行カバンがアイスランドへ出発して

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その③

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その②

          その①はコチラ ↓ 前回までのあらすじ;ロンドンで合流するはずだった友人が来れなくなり、一人ヒースロー空港に取り残されたお湯。アイスランドへの乗継便の出発時刻が迫る中、コンセントのアダプターがないことに気がつく。果たしてスマホの充電はどうなるのか!? ※  アイスランドのコンセントはタイプCという、差込口が丸型の形状をしているものであり、日本から持ってきた電気製品は専用のアダプターがないと使用できません。  専用のアダプターは事前に日本で購入したものを旅行カバンの中に

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その②

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その①

           2019年12月。年末の連休を利用して、アイスランドにオーロラの写真を撮影しに行きました。(絶賛うつ病を発症していた頃でしたが、1年以上前から計画していたことだったので予定をズラすことができませんでした)。旅のお供は10年来の友人である松本潤似の男の子(以下、マツジュン)です。  2015年のアメリカ以来の海外旅行に、うつ病を抱えていたとは言え、僕の胸は不安を抱えつつも、多少なりとも踊っていました。 ※  12月27日現地時間23時30分。関西国際空港発、ロンドンはヒ

          【旅レポ】英国道中膝栗毛 ロンドン・ロンドン・ロンドン その①

          エッセイ「クリストファー・ノーランの話」

          クリストファー・ノーランの最新作「テネット」が、この情勢にも関わらずヒットしているようですね。日本でも、もうすぐ公開なので楽しみです。 「テネット」の公開を控え、日本でもノーランの過去作品がIMAXで上映されています。先日は僕の大好きな「インセプション」をIMAXで鑑賞するなどしてきて、大スクリーンで好きな映画を見ることが出来て大変満足度の高い時間を過ごさせていただきました。 レオナルド・ディカプリオさんと渡辺謙さんがむちゃくちゃかっこいいし、「007」シリーズが大好きだ

          エッセイ「クリストファー・ノーランの話」

          エッセイ「夢日記の話 その1」

          眠りが浅くて、起きたときに直前まで見た夢のことをよく記憶しています。 あまりよくないという噂は聞いているのですが、見ている夢があまりに荒唐無稽だったり、印象深かったりするので、一時期毎日のように見ていた夢をスマホのメモ帳につけていました。 昨日、そのメモの文章量が最長を記録したので原文を備忘録として記録しておきたいと思います。以下、昨日の朝起きたときに覚えていた夢になります。 8月28日 朝 仙台駅で着替えて電車を待っていたら、着替え終わらないうちに人の波に押されて、

          エッセイ「夢日記の話 その1」