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美唄ドライブ / 神社参拝と焼き鳥


なぜか無性に焼き鳥が食べたくなるときはないだろうか。私の場合、それは定期的に訪れる。
お酒はほとんど、というか全く飲まないのでお昼から営業しているお店を探すのだがとても少ない。居酒屋などはお酒を飲まない私にとってはアウェイすぎる。お祭りの屋台などは、衛生的にすこし苦手で今はあまり食べない。


テイクアウトでもいいから、お昼に気軽に食べられるおいしーい焼き鳥はないものか…。材料にもこだわっていて炭火の香りがする焼き鳥!それも日帰りで行ける場所がいい!!



探してみると・・・




ありました!!!!!美唄に!!!!!


というわけで"美唄ドライブ"が決定した。
店内でもいただけるお店だったのだが、車内で食べようと思っていたため3日程前にテイクアウトの予約をする。そして美唄の観光地をピックアップしておく。



当日、美唄まではけっこうな距離があるのでもちろん早起き。タッパー2つに炊きたてのごはんを詰めて、保冷剤と共にクーラーバッグに入れる。そして昨晩につくっておいた冷えた麦茶を水筒に入れて、さあ出発!


割り箸も忘れずに!


雨予報で雲っていたのだが、美唄に近づくにつれて晴天となり暑くなった。隣で運転を頑張ってくれている普段は口数の少ない夫も、気分がいいのか饒舌になっている。

10時頃、美唄へ到着!



まずは空知神社へ。


金色の鳥居がめずらしい



ずっと「オンコ」と呼んでいたので「イチイ」と初めて知る。実家にも数本植えてあり、よく鳥たちが実を食べにきていた。




明治天皇が北海道行幸の際、船にいた犬らしい。
その御用船の名が「扶桑」だったことが由来。



御神木に両手をあずけてパワーをいただいた



ここに来られた感謝の気持ちで参拝




神社というのは歴史を感じ、学べることが多い上に心も穏やかにしてくれる。目を瞑って手を合わせ日頃の感謝をする、この時間も落ち着く。遠出をするといつもそのまちの神社へ立ち寄るのた。



次にその神社のすぐ隣にある「美唄郷土資料館」へ行ったが、なんと定休日。とても行きたかった場所へ、自分の下調べミスで行けない。ちょうど柔道の永山竜樹選手(美唄出身)の企画展もやっていたから見たかったのに!



でもね、こういうのは旅のつきもの。
それさえも楽しまないとね、と自分を鼓舞する。
夫はこういうとき怒りもせず、文句ひとつ言わず、不機嫌にもならない。


私「ねえ、休みだった!本当にごめん。」
夫「休みか、しょうがないね!どこ行く?」

私だったら「えー調べておいてよおおおおお。」くらい言ってしまいそう。夫にも日頃の感謝の気持ちをこめて参拝するべきか。



時間をかなり持て余してしまった私たちは「ピパの湯ゆ~りん館」の方へ行ってみることにした。日帰り入浴も宿泊もしないのだけれど。どんどん山の方へとナビに導かれる途中、"熊に注意"の看板がありゾワッとする。ヒグマのこわさを知らない人は何の気なしに行くだろうが、私はその怖さを知っている。


そんなヒグマ過敏によって硬直された身体は、目的地に到着した途端一気にほどけていった。



すばらしい景色


ゆ~りん館の隣にはパークゴルフ場があり、楽しんでいる方々がけっこういた。また『体験交流館』も敷地内にあり、そこで陶芸体験や絵付け体験ができるらしい。こんな空気がきれいなところでパークゴルフをした後、温泉に入りおいしいごはんを食べられたら幸せだろうなあ。




しばらく景色を堪能し、
次に向かったのは「すぎうらベーカリー


札幌市の円山に支店があり、こちらが本店のよう。
どちらも行ったことがないので初めて!



北海道、美唄産の米粉を使った商品は、米粉が85%と高配合。残り15%に小麦グルテンを加え、ふんわり食感を実現しました。「地元のお米をもっとたくさん食べてほしい」そんな願いから生まれました。

すぎうらベーカリー HPより


グルテンを気にしている私からすると、うれしい商品ばかり。今回はお米シフォンのプレーンを購入。(写真忘れちゃった) お昼ごはん前だけれど我慢できずにいただきます!


もう、ふわっふわ…。
このお店以外のシフォンケーキは買えないかもしれない。1つを半分個して食べたのだが、夫は「あと10個食べられる」と言っていた。今度10個食べさせてみようと思う。



そうこうしているうちに、待ちに待った焼き鳥タイム!



今回テイクアウトしたお店は

▼美唄焼きとり たつみ さん


たつみさんのテイクアウトは『精肉』と『モツ』のみ、味付けは塩コショウ。


この包みがすでにおいしそう



 精肉15本、モツ5本頼んだよ



持参したごはんと共にいただく。

はじめに苦手なモツ串を食べた私、
「なにこれおいしすぎる!」
美唄焼き鳥といえばこのモツ串なのだが、以前あるチェーン店で食べたときに独特の臭みと食感で1本食べるのもやっとだった。そこから苦手意識があり避け続けてきた。だがこの日、私は出会った。臭みなど全く感じない旨みがつまった驚愕の串に!

精肉はむね肉で大きくカットされており、塩加減も絶妙で肉のおいしさを感じた。だが、モツには適わなかった。私が苦手というので5本にしてもらったが、こんなことならもっと多く注文したかったと後悔したくらいだ。



美唄をこんなにゆっくりと観光したのは初めてのことだ。行かなければわからない魅力がたくさんつまっていた。

美唄焼き鳥、今まで知らずに嫌ってしまってごめんね。
人生損していたかもしれない。

他にも見たいところがいくつもあったのだが、それはまた来たときの楽しみにしておこう。余った焼き鳥をホイルで包み直し、夜ごはんにいただくため大事にクーラーバッグへと入れる。美唄の楽しみは帰宅してからも続きそうだ。






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