![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104848395/rectangle_large_type_2_fe5808a039174bc336caa3d37e3fc353.png?width=800)
うつ病・ニートだからこそ至れる「真の慰め」
私の妻は長年うつ病です。
時々
「私はニートだ。何の役にも立たない排泄物製造機だ」
と、つぶやきます。
要は「真の絶望」です。
こういった絶望に至ると、ベストセラーの新約聖書が真の慰めになります(私は今のところクリスチャンではありませんが)。
知らない人のために、以下、新約聖書の主要部(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの福音書)を要約します。
丁度2000年ほど前、人間の真の生き方を説く「凄い人」が突然現れました。
その「凄い人」をみて「凄い!」と感銘を受ける人が続々と現れました。
しかし、それが逆に
「世間を乱している!」
と感じる人々も現れました。
そういった世間人が結託した結果
壮絶ないじめ
が起きてしまいました。具体的には、唾を吐きかけられ、葦で頭を叩かれたりしたそうです。そして、いじめの究極形態である(冤罪としての)死刑宣告も受けてしまいます。
その死刑で死ぬ直前でも、世間の「罵倒」がかなり激しかったようです。
私自身
「なぜ新約聖書が2000年も世界の人々の心を打ち続けているのか?」
という問いに対して、
このように、何も悪いことをしていない人(神?)が
世間から偏見を抱かれ、壮絶なイジメを受けて死んでしまったことが
背後に潜んでいるからなのではないか
と思い至っています。
この慰め(God bless you)の感覚を
共感・理解できますか?
うつ病に関しても
何も悪いことをしていないのに
世間から「ああしろ、こうしろ」と責め立てられ、
自己肯定感が押し潰されてしまったことが
背後に潜んでいる
と思い至っています。新約聖書とかなり似ていると思いませんか?
本当に神が全知全能で慈悲深いならば、
戦争やもっと身近ないじめが事実上起きてしまっている現実を
どう説明できるのか。
神など存在しないと結論付ける方がむしろ自然だ。
と、宗教の神に対して、この程度の認識しか持っていない世間の人々や
悟りを開いたとされる組織のトップ(カリスマ)が
「神・愛・宇宙の法則!」と叫び、
それに対して「ありがたやー!」と群がる下々の人々
といった胡散くさい宗教組織(というかカルト)の人々には決して理解されない感覚ですね(皮肉)。