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日本独特の生きづらさを紐解く

アメリカ・カナダの人達とやり取りを交わしている私は常に


ああ、やっぱり日本は生きづらい国だよなあ


とつくづく感じてしまっています。


その根本理由は、ズバリ



言語構造


にあります。元も子もないですねー。


日本では目上の人に対して必ず役職を付けて○○部長、○○専務、と呼びます。学校や大学だと○○先生となりますね。

そして上下関係でいちいち言葉の使い方、すなわち敬語が複雑に変わります。

言語構造自体に上下関係が綿密に組み込まれてしまっている、ということです。日本では、以下のような内容がニュース記事なります。そのこと自体に私はいつもビックリします。


私自身に良く起きる状況に


日本人部下とアメリカ人と私の3人が英語で話し合う


というものがあります。


このような状況に陥ったとき、かなり混乱します。

アメリカ・カナダでは上下関係の称号関係なく、基本的には下の名前(given name)で呼び合うので、そのような状況の中、日本人部下が私のことをどう呼んでいいのか分からなくなってしまうのです。


一方で、輪の中に日本人が私だけの場合、誰に対しても``you"の一言で気楽に済んでしまいます。このyouには上下関係がありません

この辺にいつも精神の軽さを感じる日本人は私だけではないですよね?


一方で、日本語に、このyouに合致する言葉は残念ながら見当たりません。


「日本には独特の生きづらさがあるなー」

私のボヤキ

と、つくづく思います。

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