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姿勢が問われる時。プライドを捨てる【オヤジ店長のツイート日記vol.27】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

余計なプライドを捨てた時、新しい道が見える

今回は仕事をする上で余計なプライドを捨てて頑張ってみた下記ツイートを掘り下げたいと思います!

Twitterでは割と反響頂きました。note共に内容が良ければ♥を押して頂けると幸いです。コメント、感想等もTwitterの方にリプ頂いても構いませんので、合わせてよろしくお願いいたします!

「余計なプライド」って色々邪魔をして来るんですよね…

人の事は言えないですが、他の人を見ていると大抵失敗の原因になってるかなって思います。

ツイートをおさらいすると、私は今から10年程前に弊社内の別グループの店に異動でマネジャーとして着任しました。

弊社には幾つかグループがあり、私は前のグループで20年近く数店舗に渡ってマネジャーをしていたので、そこそこ知られた存在でしたが

今回のお店では同じ会社なので、顔を知っている人間はいたものの、仕事を一緒にするのは勿論初めてでしたから、ちょっとした転職気分でした。

最近私達ラグジュアリーブランド業界では「プレイングマネージャー」が求められていて弊社もマネジャーには自ら販売に積極的に関わるよう求められています。

しかし私は自ら売るより所謂「監督タイプ」のマネジャーでして取引先との交渉やプロモーション管理等「お店にお客様を入れる(集客施策)」やお客様へのサービスを良くする為に「スタッフモチベーション管理」に重きを置くタイプで今も変わりません。

会社は、あまり良く思っていないようですが一応それでお店の結果も出し続けて来たので、若いマネジャーに混じって何とかここまでやって来ました。

そのような背景もあり、私は新しいグループに移っても「やる事は同じ」と自分のスタイルを変えるつもりは無く新しいメンバーと仕事を始めます。

数ヶ月経った時に1on1ミーティングをする事にしました。その際、以前の店ではスタッフ毎にお客様のアポイント状況や進捗状況を聞いてアドバイスしていたので同じように

「今月の集客状況はどうかな?」と聞くと

「店長の集客状況はどうなんです?」とベテランスタッフが聞き返して来ました。

前の店では「販売しないマネジャー」として認知されていたので、そんな質問をしてくるスタッフはいなかったのてすが、会社もプレイングマネージャーを求めているわけですし

「俺は売らなくてもエエんや!要らん事を聞くな!」とは言えません…

今思えば、前のグループで旗艦店も任され多くの人間を使って実績を上げて来た自負(プライド)もあり多少天狗になっていたかもしれません…

新しい仕事仲間との関係について別のnoteでも語っています。今回のお話しているショップメンバーの話でもあります。良かったら合わせてご覧ください⬇

ちょっとムカッとも来たので「やったろうやないか!」と心の闘志が燃えてきました!

「自分も売ろう!」と思った決定的な事が、別にもありました。会社から求められている事とは関係ありません。

前途のスタッフでは無い別のスタッフからも「店長も売って下さい」と言われました。「またか…」と思うとスタッフは

「私達の大変さを知って欲しいです」と切実に言って来たのです。

これには私も参りました…「確かにそうやな」「俺は皆の気持ちを全く分かって無かったな」「今までの成功体験にすがっていたかも…」と思いました。

会社から求められても自分のスタイルを変えるつもりは毛頭ありませんでしたが、スタッフ、メンバーから求められ理由も切実とあらば、やるしかありません。「郷に入れば郷に従え」です!

10年以上販売から離れてましたが「これでも昔は全国トップ10にも入った事はある(過去の栄光w)」「半年後には全員ぶち抜く!」と意気込んで錆びた腕を磨き直し接客し始めましたが……

結果は「惨敗(泣)」

昔は強打者でもベンチに座って監督をしていたら急に打席に立っても打てないように、頭では分かっていても空回りの連続で直ぐには良い結果は残せませんでした…(汗)

情けない気持ちでスタッフに合わせる顔はありませんでしたが、変化がありました。

売上が上がり始めたのです。私は勿論売ってません…スタッフ、メンバーが目に見えて頑張り始めたのです。販売結果を残せていない私に対しても、イジられましたが、温かい態度で接してくれました。

今思えば、スタッフは私の売上に期待していたわけではなく、「私の姿勢」を問うていた事がよく分かります。

「私達の大変さ(気持ち)を分かって欲しい」と言われた事が身にしみました。

仕事をする上で自分の「ポリシー」は大事ですが「余計なプライド」なら直ぐに捨てる必要があります。

「余計なプライドを捨てる」「過去の成功体験にしがみつかない」忘れないようにしたいですね!

最後までお読み頂きありがとうございました!

Twitterやnoteで読書本を紹介しています!宜しければ本選びの参考にして頂けると幸いです!⬇


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