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性善説とは?勇気を出して行動した人達【オヤジ店長のツイート日記vol.35】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

性善説。人は「良くしたい」と思う気持ちを元々持っている

今回は性善説について幾つかツイートした事を深堀りしたいと思います。

このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等もTwitterの方にリプ頂いても構いませんので、合わせてよろしくお願いいたします!

ツイートは結構反響♥がありましたので、「性善説」については信じている方が多いと感じています。

私は若い時、性善説という言葉も知らない無知で身勝手なマネジャーでした…(汗)

どちらかというと性善説の反対「性悪説」=「人はずる賢く狡猾で信用出来ない」と思っていたかもしれません。

何故なら、ツイートしているようにお店で暇な時、メンバー同士雑談なんかしていると

「こっちは売上悪くて本部からもプレッシャー受けてるのに、ペチャクチャ喋りやかって!」「責任の無いヤツらは気楽でエエな!」と思っていました…(シバきに行きたいですねw)

自分だけが大変だと思っていたんでしょう…ホント自分の事しか考えない身勝手なヤツでした。

そんな私も、今のカミさんや新しい仲間、読書などを通じて痛い自分に気づき、失敗を繰り返しながらここまで来ました。

カミさんとのエピソードや素晴らしい仲間たちとのエピソードを語っております。良かったら合わせてご覧ください⬇

私は、元々根暗なので販売員駆け出しの頃、売れなくて暗い顔をしていると、当時の店長が面白い話や私をイジってくださって、笑顔を取り戻すと「お前はホンマ手が掛かるのうw」と言われていたのを覚えています。

今思えば、お店でメンバーが雑談していたのも「店長、売上悪くて機嫌悪いな…」と店の雰囲気を暗くしないよう気を遣って笑って雑談していたかもしれません。(これもある種の性善説的な考えですね…w)

今はメンバーが雑談していても全く気にならないですし、一緒に話して笑ったりしています。お店なので「私語雑談はしないように」みたいな教育は、業態によって必要かもしれませんが、私は古いと思います。

「楽しそうなお店ね」か「店員同士喋ってけしからん!」と思われるかは、雑談に夢中になっているか、喋っていても常に意識はお客様にあるかで、全く違う様になると私は思います。

性善説を感じたあるお店での出来事

私は40代になった時、弊社の旗艦店を任される事になりました。業績不振でテコ入れも含めた異動辞令です。

若い頃の痛い店長時代と比べて少しは成長した私は異動した際、気の合いそうな人からコミニケーションは取らず、あえて難しい人達から(私を歓迎していない人達)ミーティング等、話し合う事にしました。

ツイートしているように、その中の中心人物と話し合い無駄な業務や改善点など提案しましたが、予想通り色々抵抗されました。

強引なやり方は失敗すると思ったので、一気に変えず少しづつ少しづつ、変えて行くようにしていると

「この方がスムーズで良いですね」「前からこの作業は無駄だと思っていました」と1人2人、良い意味で造反する人が現れました。

新しい店長が異動してきて、色々変えられる事を懸念していた人達は、それまで他の大人しいスタッフ達まで、抑えつけるように従えていました。

なので、最初は私の提案に賛同する人は殆どいませんでしたが「こっちの方が良いと思う」と賛同する人が現れたのです。

とても勇気がいる行為だったと思うので、賛同してくれた事より、勇気を振り絞って行動してくれた事に嬉しさを感じた事を覚えています。

人を無理やり抑えつけるように徒党を組む連中は、ちょっとした亀裂が入ると脆く、その根底には「恐れ」があります。

一方、本来「良くしたい」と思っている人達の行動には自信と意欲があるので、本当の結束力が生まれ良いチームワークが完成します。

元々徒党を組んでいた中心人物も、新人時代抑えつけられていたのです…良く聞けば被害者だったのです…

どうしても気に入らず、辞めて行った人もいましたが、切り替えてくれた人もいたので徐々に良いチームが出来上がって行きました。類は友ですね…

数年後、取引先百貨店から「年間優秀店舗賞」をこのお店で頂く事になるのですが、私は異動した当初の、この経験を通じて「性善説はある」「人は良くしたい気持ちを常に持っている」と強く信じる事が出来ました。

勿論、今まで裏切られた事もあります。信じられないような事を言う人とも仕事をしました。

しかし裏切る人も酷い事を言う人もそこに至る歴史があり、理由があるのです。

私はカウンセラーでも無いし専門的な知識は無いですが、話を聴く事、褒める事、自分が間違ったら謝る事、そして「ひたすら相手の良い所を見続ける事」を続けていると人の変化を感じる事があります。

全ての人をどうこうする事は出来ないし、そもそも人を変える事は出来ません。「性善説」を信じて勇気を出して仕事に取組む人達と頑張れただけで充分ではないかと思っています。

いかがでしょう。皆さんは「性善説」を信じますか?人を信じ信じられて良い成果を残したいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました!

Twitterやnoteで読書本を紹介しています!宜しければ本選びの参考にして頂けると幸いです!⬇


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