【私の好奇心】今を生きる高校生の好奇心に迫ります。|vol.1 川上空人(かわかみ・そらと)
私の好奇心
「好奇心」とは、誰しもが持っている、物事を探求しようとする心。
連載企画「私の好奇心」では、過去BEAU LABOに参加した高校生の「好奇心」にスポットライトを当て、一人の人としていまワクワクしていること、興味のあること、取り組んでいることについて紹介していきます。
川上空人(かわかみ・そらと)
2006年、福井県生まれ。福井商業高校 流通経済科 1年
学校での日常
自分は、福井商業高校という職業系の高校に通っており、学校では基礎的な部分を中心に、簿記や流通とかマーケティング、ビジネス等について勉強をしています。中学生の頃から経営に興味を持って、今の高校に進学をしました。今は、日々検定の取得に向けて頑張っています。最近は、ビジネスに関する本をよく読んでいます。
将来自分は経営者に
将来自分自身は、評価額100億円の企業を作りたいと思っています。でも最近は、それまでにどういう過程を経て夢を実現できるかがわからなくて、悩んでいます。元々は、メタバース系の企業を作りたいと思っていたが、もっと視野を広げていければ、今は出会えていない違う領域に可能性を感じて取り組んでいくこともあるかもしれないと思い、今後どうしていくといいのかを悩んでいるんです。
最近読んだ本の中に、「大きな目標を掲げ、高い視座をもって取り組んでいくこと」の大切さについて書かれており、自分自身もっと広くいろんなことに触れていきたいなと最近背中を押されました。
何か踏み出すきっかけとして、BEAU LABOに参加
自分が部活を辞めて、経営について何か取り組みたいと思ったときに、たまたま学校でもらったチラシを見て興味を持ち、地域経済ラボに参加しました。活動では、経営者とのイベント等をみんなで企画から運営までを行い、あまり参加者はたくさん集まらなかったですが、実際イベントを運営してみたことで、とても学びになりました。
活動の中で、たくさんディレクターの方と関わっていたのですが、自分自身に思っていることを直接伝えてくれたりして、自分自身に向き合ういいきっかけになりました。
次の期は、京都観光まちづくりラボに参加
提携先である海の京都DMOの方に紹介していただいて、自分が興味があったマーケティングに取り組む方とお話をしたり、ラボ生の子たちと一緒に楽しく3か月間活動をしました。
マーケティングのフレームワークについて学んだり、いろんな大人とお話したり、様々な人とのつながりができたと思います。
今一番記憶に残っているのは、そこで出会った刺激的な仲間です。ラボの卒業後もその時一緒に活動した人が活動している姿を見たり、話しを聞くと自分自身の背中を押してくれる感じがします。
自分自身の好きなことを突き詰めて取り組んでいる姿を見るともっと頑張ろうと思える仲間の存在が僕にはあります。
自分自身がワクワクするものに力を注ぐ。
昔は、芸能活動をしたいと思っていた時期があったり、今自分自身がやりたいことを常に考えてきました。
今では、将来大きなビジネスをしている自分や自分の好きなことをして仕事をしている自分を想像するとワクワクします。将来会社員になって、普通に働いている自分を想像しても全然ワクワクしない。
だからこそ、自分自身のワクワクすることに力を注いでいきたいと思っています。
いろんな世界を見たり、自分で自分の好きなことを作ってみたり、それで自分自身に成果としてお金がもらえたり、そういうことができている未来のほうがワクワクするんです。
これからの高校生活
将来、自分自身で事業をしたいという気持ちは強くあります。
でもその前に、いろんな経験をしていく高校生活にしていきたい。
高校をどう過ごすかが大事だと思うので、まずはとりあえずいろんなことに一歩踏み出して取り組んでみたいと思います。
BEAU LABO 公式サイト(第13期参加高校生募集は3/26まで!)
連載企画「私の好奇心」では、過去BEAU LABOに参加した高校生の「好奇心」にスポットライトを当て、取材をしていきます。
ぜひ皆さん、次回もお楽しみに。
※こちらの記事は、2023年3月17日現在の情報を掲載しております。