ルッキズムと言われてもかまわない、ハムレットは美青年に限る ~2015年1月 藤原竜也主演「ハムレット」の話~
”「尼寺へ行け!」が、すごかった!”
2015年1月28日彩の国さいたま芸術劇場にて、藤原竜也主演の「ハムレット」を観劇した際の日記である。一日5行しか書けない5年連続ダイアリーとは言え、あれだけの舞台を見ておいて感想はこれだけか……。
と、唖然とするということは、ちゃんと私の脳裏にはあの日の舞台が残っているということだ。
父を殺した叔父に平幹次郎、彼と再婚する前国王の王妃にしてハムレットの母に鳳蘭。朗々たる声量で圧倒的な存在感だった。オフィーリアの女優は疲れがピークだった