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noteは、時間を忘れさせる。 #毎日投稿60日目

毎日投稿が60日目になった。

なんとなく10日間という区切りで、こういった振り返りみたいなことをしてみようと思っている。

しかし50日目の記事を書いたのは、つい先日のような気がする。

もしかしたらnote内の時間は、現実とは流れが異なっているんじゃないかと、ときどき思う。龍宮城のようなものなのだろうか。

そうして思い返してみると、たしかに朝から作業をはじめたはずなのに、気づいたら昼過ぎになっていた、ということはあった。

書いた記事を推敲していて、人との約束に遅れそうになったことも。

他のひとが書いた記事を読んでいたら、いつのまにか電車が終点に到着していたこともある。

そう考えると、note、すごい。


では僕が、五万字くらいの長い記事を、書き出し、構成して、修正、投稿するころには、もう年末でした。ということもあり得るかもしれない。

偶然、目についたとあるnoterさんの記事をすべて読破するころには、日本の人口が一億人をきったというニュースが流れているかもしれない。

そのなかで特に気に入った記事に残すコメントを入力し終えたころには、人類が何者かとの戦争に突入したという速報がはいる。

それはさすがに気になった僕は、noteを一旦閉じて、街に出てみることにした。


僕の知らないあいだに、街はずいぶん変わっていた。

歩いているのは細い手足の蜘蛛みたいなロボットや、二足歩行の大型爬虫類生命体だけで、人間の姿はない。

やっと見つけたと思ったら、その人は路上のすみで物乞いのようなことをしていた。

「お前さん、人間かい?」
その人は僕を見ると、目を丸くしていた。

「悪いことは言わねえ。今すぐこの街から出ていくんだ。もし奴隷狩りに見つかったら、おれみたいになるぞ」
その人には膝から先の足がなかった。

「逃げようとしたバツだとさ。奴隷にされたら、死ぬまで働かされるんだ」

僕はnoteをしたいので、それはいやだと言った。

「それなら地下に向かえ。今ほとんどの人間はそこで力を蓄えてる。おれたちの反撃はこれからだ」

彼はボロボロの身なりをしていたが、瞳には光が宿っていた。どんなことがあっても、抗うことをやめない。そんな強さを感じる希望の光だった。

でも僕は戦争にはあまり興味がなかったので、家に帰って再びPCを立ち上げた。いい記事が書けそうだった。


noteを続けていく限り、そういうことも起こる覚悟をしておかなくてはいけない。

でも今のところは、それでも構わないと思う。

だってnoteでの活動は『時間を忘れるくらい楽しい』のだから。

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