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月刊 ふぃろテーマパーク(過去のキセキ)

この月刊 ふぃろテーマパークは、過去に消えていってしまったキャラクター(ノート)に思いを馳せるマガジンです。
過去のノートを発掘するもしくは 過去を封印した何処にも属さなかったトークノートの隠れ場所です。 私…
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#小説

小説家でいっぱい

小説家でいっぱい

東京オリンピックが開催される予定だった年を境に、世界中で小説がバズり始める。
気軽に小説が投稿できるサービスが多くなり、誰もが小説家を目指した。
というよりかは、誰もが小説家になった。
ほとんど全ての人が気軽に小説を投稿し、そして気軽に本を作り、売っていた。
毎日、誰かが必ず小説を書いていた。
新しい小説が書かれない日がないという状態になると、供給が圧迫し需要が滞る事が懸念されたが、そうはならなか

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もしこの体がドライブするぐらいに簡単に乗り換えられる車だったなら

もしこの体がドライブするぐらいに簡単に乗り換えられる車だったなら

お気に入りの車は高くて買えないけど、一般的な軽自動車ぐらいならなんとか手が出せるかという感覚で、自分の体を購入する時代がもしあったなら僕はどんな体に乗り換えるだろう?

そんな時代でもステイタスが高い体は人気を集める。

イケメンで超絶ボディ、身長も体脂肪率もバッチリなそのボディは、有名人に人気な商品だ。

高級感があり、女性からの黄色い声も増える。

対して、安いボディ一般ボディは、見た目の好み

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「ぷっと」で「げ」な子がおるんよ

「ぷっと」で「げ」な子がおるんよ

僕は中学二年生。
漫画家や。
僕が書く漫画はギャンブルの漫画。
ジャンケンから始まって、競馬、パチンコ、スロットやらまだやったことあらへんギャンブルを僕なりに空想しながら書いてん。
勝利した時の喜びや敗北した時の落胆ぶりが感情むき出しで書きやすい。
普段感情なんて表に出さへん人ばかりの世の中で、ギャンブルの世界は僕には違うて見えたんや。
学校の帰りに途中で高1のおねえと会うて、家に帰るとなんか、重

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小説の新しい売り方を考えると深津氏がTweetしてたので2:6:2モデルを考えてビジネスモデル図解化を思考。ファンコミュニティとコミュニティーマーケティングにみるその欠陥

小説の新しい売り方を考えると深津氏がTweetしてたので2:6:2モデルを考えてビジネスモデル図解化を思考。ファンコミュニティとコミュニティーマーケティングにみるその欠陥

内訳はこのような感じだそうで

購入者:2

啓蒙者:6

作成者やそのグループ:2

という事です。

購入者 10人に対して200円で販売した場合

30人の啓蒙者は200円をタダで閲覧して、批評拡散します。

作者含め10人に2000円の売上が入るので、

経費1000円を差し引いて

10人の作成者達は100円の利益を得るという計算結果が成り立つことになりますね。

おや、なんかこのビジネ

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「数学という神」

「数学という神」

人類は覆せない絶対の法則を知っている。
1+1=2である。
どんな人類に聞いたとしても、「田んぼの田」などとトンチを効かせた回答で欺くことを単なるジョークだと感じる。
それは、絶対に覆せない法則を誰しもが知っているからに他ならないギャップというお笑い芸だ。
数字、算数、取り分け数学は、解釈を変えた視点を持とうとしても必ず四則演算にたどり着かなければならない。
これは低学年で学ぶ数学の基礎であり、そ

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ショートショートプログラムプロジェクト:SSPP

ショートショートプログラムプロジェクト:SSPP

最近騒がれている人工知能を俺もプログラミングしてみようと考えた。

俺の人工知能は小説を自動生成してくれる人工知能だ。

「何を書かせようかな」

カチカチとキーボードを叩きながらプログラミングを始める。

「よし!実行」

ディスプレイには「Hello World」の文字が光る。

在り来りな最初の文章を表示させた。

「ここまではOKっと」

参考書通りに動いてくれたことを確認し、軽い手応えを

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どこか不器用な恋愛

どこか不器用な恋愛

日常は止め処なく流れ、僕と彼女を巻き込む日々は刻一刻と変わっていった。

「やあ、ハル?おはよう」

「リナ、おはよう」

僕達の何気ない会話はこうして始まる。

僕の住む街は自然と調和の取れたとても優れた街だ。

家の近くには、広い公園がある。散歩には丁度いい。

朝起きて、僕達はよくその公園に行く。

「今日は順調ね」っとリナは言う。

公園の散歩が終わると、スケジュールを確認するために、いつ

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僕が蘇ったあの日

僕が蘇ったあの日

2045年問題と言われたシンギュラリティは、思っていたよりも早く訪れる。

そして僕が蘇った。

僕は交通事故に合い、一度死んでいる。

肉体は無く、火葬された。

その全てを僕は見ていた。

幽体離脱という現象ではない。

僕は、作られたコンピューターの中から見ていた。

僕は、人工知能ではない。

人間の五感を全て持っている。

これまで通り、いつもの日常を送っている。

死んでしまった僕の肉

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SSF(Sacred Science Fiction)

SSF(Sacred Science Fiction)

「ウィキ~!アチチチチ!こらっアグニ何するんだ!」

サルのインドラが雷をアグニに落とした。

「ヒヒィ~~ン!僕が何したっていうのさあ」

ウマのアグニがインドラの雷を受け止めて痙攣している。

「シャアアア、ハッハッハッハッハ」

ヘビのヴァーユが高笑いしている。

「俺の愛機に傷をつけるからだよ。バカザル~」

インドラの愛機・帝釈天(たいしゃくてん)がヴァーユの愛機・風天(ふうてん)を踏み

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