見出し画像

【株式会社リンクアンドモチベーション様】相互理解イベントとして、正解・不正解のないアートでコミュニケーションをより円滑にするチームビルディングプログラムを実施


~本事例のサマリ~

プログラム実施の目的
相互理解イベントで、正解不正解のないアートを使って、お互いの人となりを知り、業務中のコミュニケーションをより円滑にすること。
リアルの場だからこそできる、楽しみながら手を動かし、協力し合って1つのものを生み出すことを体感する。

プログラム体験から得たもの
①社員の人となりを知り、価値観の共有ができた。
②業務中のコミュニケーションをより円滑にするきっかけづくりとなった。


・・・


株式会社リンクアンドモチベーション様に向けて、チームビルディングプログラムを開催し、41名の社員様にご参加いただきました。
今回は実際にプログラムを体験、ご導入いただいたリンクアンドモチベーションの清永様にインタビューさせていただきました🙌


株式会社リンクアンドモチベーション 清永様


🔻株式会社リンクアンドモチベーション様

私たちは、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術的成果を取り入れた、当社の基幹技術「モチベーションエンジニアリング」によって、お客様の組織課題の解決、各個人の成長支援を行っています。
組織や個人が「夢」や「生きがい」によって、たくさんの意味をこの社会から汲み取っている状態こそが、私たちの実現したい社会です。






得意な言語ではなく、あえてアートで
チームビルディングに挑戦



ーー今回依頼いただいた理由を教えてください。

貴社に依頼させていただく決め手となったポイントは2つあります。

1つ目は、チームビルディングのプログラムを運営されていたことです。
組織体制の変更によって、東京・大阪・名古屋を拠点とするメンバーが一つの組織になったのですが、なかなかリアルで会えていない状況でした。
そのため、一度対面でチームビルディングの機会を設けようとイベントを検討していたところでした。

2つ目は、チームビルディングの手段にアートを活用されていることです。
弊社は言語化が比較的得意な社員が多いので、あえて非言語で言葉には表せない感覚や感情を表現できる点に魅力を感じました。また、今までやったことがない新鮮な体験からその効果を期待できるのではないかと思い、お願いしました。


ーー実施するにあたって、こんな会になったら良いなというイメージはありましたか?また、清永様自身が大事にしたいと思っていたことがあれば教えてください。


「こんな人だったんだ!」といった社員の知らない一面を見られることを期待していました。プログラムで共同作業をすることによって、普段リモートでは見えない人となりや、性格が見えてくると考えていました。
また、オンラインとオフラインで得られる情報量は全然違うと感じています。背丈や雰囲気といった身体的なことから、リーダーシップを取ってコミュニケーションをしていくのか、全体を見守りながらコミュニケーションをしていくのかといったコミュニケーションの特性、どんな絵を描きどんな色使いを好むのかといった嗜好など、オンラインでは見えづらい部分を知ることを、大切にしたいと考えていました。




共創ペインティングが、会社と個人の繋がりを意識する機会に




ーープログラムを体験して感じたことを教えてください。


複数人で描く共創ペインティングのテーマは、「わたしたちが創りたい意味のあふれる社会」「わたしたちユニット・グループの目指す姿」でした。
描くよりも先に構図やイメージを考えてしまいがちで、みんな議論を始めてしまいそうだったのですが、講師の鎌田さんから「考えるよりも先に描いてみましょう」とアナウンスいただいたのが最も印象的でした。

言葉にするのが得意で慣れているメンバーが多いので、無意識のうちに議論する傾向にあります。ですがビジネスでは、まずは走り出してみて、走りながら考えれば良い場面もあります。何か正解や指示があるのを待っているだけでなく、自分たちで考え、まずは一歩動き出してみて、自分たちで正解づくりをしていくことも大切だと改めて感じました。

また、会社のミッションとつながるテーマと向き合ったことで、会社と個人の繋がりを意識する機会になりました。
弊社は会社と個人の相互理解・相思相愛度合いを深めていくことが非常に重要だと考えています。今回のプログラムは、会社側としても社員のエンゲージメントを高める機会になったと思いますし、社員個人としても、会社に所属している意義を再確認する時間になったと思います。




描かれた絵からメンバーの個性を知り、
多様性を感じる



ーーチームビルディングにアートを活用することの良さはどんな部分で感じていただけましたか?


性別や経験年数など関係なく自分の意見を伝えたり、表現ができたりするのはアートの良さだと思います。
クイズ大会、運動会、宝探しゲームなど、チームビルディングとしてイベントにできるものは様々あると思うのですが、個人差なくフラットに取り組め、正解や制限なくできるのはアートならではだと感じました。


ーー清永様自身がプログラムを通して、自己理解の部分で発見はありましたか?

私は「曖昧」なことが苦手なんだなと、改めて気づきがありました笑
例えば、絵を描く際には色やデザインのテイストを揃えたいと思ってしまい、整えられていない状態や、異質なものを好まない傾向にあります。

今回の共創ペイントはみんなで描いたため、違う色が混ざり合って自分の思うように描けない部分もあったのですが、それこそが一緒に取り組むことの良さでもあると思いました。それぞれ異なる感性を持っているメンバーと一緒に描いても良い作品になるという点に、多様性を感じました。
実際に出来上がった絵を見て、「沢山の色を使っていても一つの作品として、味わい深いものになるんだ!」と驚きました。


ーー描いた作品をみなさんでシェアいただきましたが、感じたことや気づきはありましたか?

イメージドローイングと対話ドローイングのセッションでは、個人が描いたものを頭の上に掲げて全員で見せ合いました。お互いの作品を眺めることができたのがすごく良かったです。描いた絵から、それぞれの個性や違いを一瞬で感じられた貴重な瞬間でした。




社員の個性やチームの雰囲気を尊重した
コミュニケーションへ



ーー社員の皆さんの反応について、清永様はどのように感じられましたか?


普段使わないクレヨンや絵の具を使って描いたので、すごくリフレッシュできたと思います。言語化が習慣になっている私達にとっては新しい脳の使い方ができ、普段とは違った刺激を得ることができました。

また、今回の経験は、今後社内でコミュニケーションをとる時の共通の話題になったという感覚もあります。社員それぞれの描く姿勢に違いがあり、互いの個性を感じました。そういった些細なことも含めて良い思い出になり、今後、自分達のチームらしさを表現する場面や分かち合う時のストーリーになりました。
みんなで描いた作品の一部を切り取って持ち帰れる点もすごく良いなと思いました。何かあった時には、あれを見るだけでチームマネジメントになると思います笑



ーーオフラインで全員が一同に集まるのは初めてだったかと思いますが、プログラムを通して何か発見はありましたか?

メンバー全員が集まった時の雰囲気がわかりました。毎週月曜日40人程が集まる朝会を実施しているのですが、オンラインだとミュートにしがちなので、「リアルで全員が集まるとこんな感じなんだ!」と新鮮な感覚でした。今回、多々盛り上がったシーンや笑いが起きる場面があり、自分達はこういった雰囲気の集団なんだということを知ることができました。

プログラムでの体験も相まって、今後はより互いの個性やチームの雰囲気を尊重したコミュニケーションをとれるのではないかと感じています。


体験いただいた社員様のアンケート

  • 自分自身やチームの隠れた気持ちをアートとして表現することで、普段は見えない一面を知ることができました。みんなで作品を作ることで、お互いに遠慮せず介入し合うという体験になりました。(30代 女性)

  • 絵に対して質問してもらうことで、自己理解が更に深まりました。また、遠慮せずに関わり合うことで生まれる相乗効果を感じられました。(30代 男性)

  • 自分の感情やチームの目指す姿を絵で外在化できたことで、改めて要素の棚卸しや相互理解が深まったと思います。(30代 女性)

  • 常識にとらわれず、自由に表現することで互いの良さが活かされるのだと、楽しみながら実感しました。発散的に表現しても全員で描いた作品に共通点が見出だせました。(20代 女性)


ーー今回、相互理解イベントとして導入いただきましたが、こんなシーンでも活用したい!といったご要望があれば教えてください。

チームビルディングといった意味合いだけでなく、非言語で表現することの良さも感じることができたので、ビジネスにおいて抽象的な話をする場面でもこういったプログラムは有効的だと思いました。
例えば、会社の理念と自分との繋がりを考えたいときなどに良いと思います。あえて言葉にすることで深みがなくなってしまうこともあると思うので、そういう場面で今回体験したプログラムはすごく活用できると感じました。

ーー清永様、今回はお話しいただきありがとうございました!


・・・


チームビルディングプログラムについて


組織課題をヒアリング後、オーダーメイドでプログラムを作成しアートを通じて参加者同士の距離をぐっと縮めるチームビルディングプログラムをご提供しています。

描くと言っても、絵心は一切不要なのでご安心ください。
おとなの図工クラブプログラムの最大の特徴は、描いて終わるのではなく、その後に対話をするところにあります。
描いて対話するプロセスを通じて、今まで知らなかった相手の新たな一面を知ることが出来たり、自分でも気づかなかった自分自身に気づくことができ、自然と相互理解を深めることができます。


研修・交流会・全社イベントまで幅広い要望に対応が可能!
参加者(内定者・新入社員・リーダー層・マネジメント層)に合わせてプログラム・進行をプランニングいたします。少人数~100名様規模まで、オンライン・オフラインともに対応しております。
ご相談いただいた後、最短で2週間後の開催が可能!参加人数、実施内容に応じてお見積を出させていただきます。
オンライン・オフラインともに対応しておりますので気兼ねなくお問い合わせください。


[関連記事]



会社概要

会社名 合同会社anohi
代表者 鎌田 奈那美
所在地 東京都目黒区中目黒1-1-17-708
HP   https://anohiinc.com/
Mail   info@otonanozukoclub.com
設立  2018年7月6日
事業内容 
各種イベント、研修及びセミナーの企画、制作、運営、管理
人材育成及び職業能力開発のための教育事業
カルチャー教室等の企画及び運営に関する事業

この記事が参加している募集

やってみた

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?