【さぬきこどもの国様】職員全員が参加する研修会で、アートを使ってチームの相互理解・コミュニケーションを深めるチームビルディングプログラムを実施
さぬきこどもの国様に向けて、チームビルディングプログラムを開催しました。
科学、プラネタリウム、図工、音楽、カフェテラス、バックオフィスなどの部署、計24名にご参加いただきました。
今回は実際にプログラムを体験、ご導入いただいたさぬきこどもの国職員の松尾様にインタビューさせていただきました🙌
🔻さぬきこどもの国様
🔻当日の実施プログラム🔻
※組織課題をヒアリング後、カスタムメイドプログラムをご提案しています
1.一つのお題を1分間で描くフラッシュドローイング
テーマ:「最近頑張っていること」「最近ハマっていること」
2.色と形を使って自分自身の感情・状態を抽象的に表現するイメージドローイング
テーマ:「最近のわたし」
3.自分自身と仲間の価値観を知る対話ドローイング
テーマ:「わたしにとって仕事とは」
プログラム実施の背景について
ーー今回依頼いただいた背景について教えてください。
今年度の職員研修プログラムを検討しており、貴社にお声がけさせていただきました。
当館には26名の職員がいるのですが、部署ごとに仕事をすることがほとんどで、職員全員が分け隔てなく交流する機会がなかなかありませんでした。
チーム力を高めたり、楽しいことをしながらお互いがコミュニケーションをとれるようなプログラムがあると良いなと感じていたので、今回お願いさせていただきました。
ーー実施するにあたって不安などはありましたか?
みんなが楽しんでくれるかや、どんな思いで参加するのか不安はありましたが、実際にやってみて「楽しかった」という声が多かったので、お願いして良かったなと感じています。
絵を描くことがそんなに得意ではない職員もいましたが、意外とみんなが臆せず描いている姿も印象的でした。
アートを活用したチームビルディングプログラムをやってみて
ーープログラムを体験して感じたことを教えてください。
すごく楽しかったというのが一番の感想です。
普段話さないプライベートなことも絵を通して職員同士で話すことが出来ました。とっても新鮮な感覚で、それをきっかけに話も広がりました。
また、職員それぞれの個性を感じることができました。色使いから描くものまで、人によって全く違うものが絵に出てきました。
プログラムが終わった後、職員数名が「研修楽しかった」と直接声をかけてくれました。実際にプログラムをやっている最中も、みんな笑顔で話し込んでいて、純粋に楽しみながら取り組んでくれたようでした。
ーー印象的だったお題を教えてください。
一番驚きがあったのは「私にとって仕事とは」というお題です。
「こんなことを考えているんだ」と、仕事に対する思いを知ることができたのは貴重でした。
特に部署が違う職員に関しては、そういったことを話したり聞いたりする機会はないので、今回全員でプログラムを体験できて良かったです。これまでの職員への見方がガラッと変わるような発見がありました。
プログラム中に発見したメンバーの素敵な一面を「植物」に例えて描き、互いに贈り合うギフトドローイングでは、自分が相手からどのように見えているのか知ることができました。
自分では気づいていなかった良いところを伝えてもらい、心が軽くなりました。
ーープログラム中、職員の方のどんな部分を知ることが出来ましたか?
普段あまり聞く機会のなかったリーダーの考え方や想いを知ることが出来ました。また、他の部署にも自分と同じようなことを感じ、考えている人がいたんだ、という気づきと共通点から安心感を得られました。
若手の子たちが、自分の描いたものを言語化して堂々と発表している姿にも驚きました。
ーー自己理解の部分でも発見はありましたか?
テーマに対して何を描くか考える場面もありましたが、なんとなく描いていく中で、改めて自分の想いを知ることができました。
アウトプットされた絵を見つめることで、なぜ自分がこれを描いたのか言葉にするきっかけになりました。頭の中で言葉を考えるのは難しいですが、自分の絵を見て言葉を作っていくプロセスも楽しめました。
また、他の職員の絵を見て自分との違いを感じつつも、違うことの良さや面白さも感じられました。
私自身、仕事に対して言葉には出来ないモヤモヤがずっとあったのですが、それは悪いことではなく、どこかで発散する機会があるだけで良いと思えたことや、人の話しを聴くことで自分のモヤモヤが晴れることもあるのだと思いました。
ーー相互理解や自己理解以外の部分で、発見や気付きはありましたか?
私達は児童館を運営しているので、絵を描いたり工作をする部署があります。担当の職員から、絵を使ったワークやイベントのアイデアを貰ったという意見がありました。
プログラムの冒頭に、上手い下手は関係ないとアナウンスいただいたことで「児童館に来る子ども達が安心して描けるよう大切にしたいメッセージだと気付いた」と書いている職員もいました。
講師の鎌田さんと江崎さんが終始笑顔で進行されていた姿も、自分がイベントを運営するにあたってとても勉強になりました。お二人の空気感がスタッフにも伝わって、あの場がより良くなったのだと感じています。
ーー業務以外で職員の方達と交流する機会は、今後仕事をするにあたってどんな影響がありそうですか?
あまり話したことがなかった職員のプライベートな部分も知ることができたので、前より距離が縮まりました。それぞれの仕事への想いも知ることができたので、自分達の先入観で捉えていた人柄に変化があり、一緒に仕事がしやすくなりました。信頼感を持てるきっかけにもなったと感じています。
場の全体の雰囲気がいつもより柔らかい空気感になったことは、今後仕事をする上でのやりやすさに繋がると思います。
ーー松尾様自身の「楽しかった」というご感想や、「他の職員も楽しそうだった」というお言葉をいただけて幸いです。学ぶことが目的の研修ではなく、みんなで楽しめる研修というのはどんな部分で大事だと思われますか?
私達は仕事柄、自分達が楽しむことで施設に来てくれる子どもや保護者にも楽しんでもらえると考えているので、まずは自分達が楽しむことを大切にしています。
また、そういったことをボランティアさん達に伝える立場でもあるのですが、日々業務に追われていると、自分が楽しむことを忘れている時もあったので、自ら楽しむ姿勢が大切だと再認識しました。
自分が楽しい雰囲気でいることで相手も話しやすくなり、知らない一面を知れる機会になると思うので、人と繋がっていく上で楽しいと感じることは大事なことだと改めて思いました。
相手のことを知る上でも、自分の先入観があるとコミュニケーションのしづらさに繋がってしまいがちですが、その場が楽しい雰囲気なだけで信頼感も生まれるし、頼り頼られる関係性が築きやすくなる気がします。
ーーチームビルディングにアートを活用することの良さはどんな部分で感じていただけましたか?
上手い下手を気にしなければ誰でもできるのが、「描く」という手段の良さだと思います。
絵の具を使って抽象的に描くテーマもあったので、そこから話を膨らませる良いきっかけになりました。
描いた形や選んだ色から、なぜそうしたのかを話して表現できるのは絵の良さだと感じました。絵を描く楽しさと、描いたものを通して人と話すことの良さについても知る機会になりました。
ーープログラムを通して、普段の業務やコミュニケーションなどに変化はありましたか?
職場全体で以前よりもコミュニケーションをとりやすい雰囲気になったと感じています。
研修の後も、プログラムの感想を言い合う部署や、自分達の絵を見せあっていた部署もあったようです。
研修以外の延長線上のところでも交流が生まれて良かったなと感じています。お互いに話しかけやすくなったことで、気持ちの面でもコミュニケーションのハードルが下がったように思います。
予想以上にみんなが喜んでくれて、チーム力を高める部分はもちろん、相互理解やコミュニケーションを深めるといった部分で期待以上の結果を体感できました。
チームビルディングプログラムの活用シーンについて
ーー今回は職員研修の一貫で導入いただきましたが、こんなシーンでも活用したいというご要望があれば教えてください。
うちの施設には、高校生からお年寄りのボランティアさん達が登録してくださっていて、勉強会と交流を兼ねた「ボランティア研修会」というものがあります。
そういったところでも今回のプログラムは世代を問わずできると思いました。幅広い年代の人達が交流するきっかけとしても非常に良いと思います。
ーー松尾様、今回はお話しいただきありがとうございました!
・・・
チームビルディングプログラムについて
組織課題をヒアリング後、オーダーメイドでプログラムを作成しアートを通じて社員様同士の距離をぐっと縮めるチームビルディングプログラムをご提供しています。
描くと言っても、絵心は一切不要なのでご安心ください。
おとなの図工クラブプログラムの最大の特徴は、描いて終わるのではなく、その後に対話をするところにあります。
描いて対話するプロセスを通じて、今まで知らなかった相手の新たな一面を知ることが出来たり、自分でも気づかなかった自分自身に気づくことができ、自然と相互理解を深めることができます。
研修・交流会・全社イベントまで幅広い要望に対応が可能!
参加者(内定者・新入社員・リーダー層・マネジメント層)に合わせてプログラム・進行をプランニングいたします。少人数~100名様規模まで、オンライン・オフラインともに対応しております。
ご相談いただいた後、最短で2週間後の開催が可能!参加人数、実施内容に応じてお見積を出させていただきます。
オンライン・オフラインともに対応しておりますので気兼ねなくお問い合わせください。
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会社概要
会社名 合同会社anohi
代表者 鎌田 奈那美
所在地 東京都目黒区中目黒1-1-17-708
HP https://anohiinc.com/
Mail info@otonanozukoclub.com
設立 2018年7月6日
事業内容
各種イベント、研修及びセミナーの企画、制作、運営、管理
人材育成及び職業能力開発のための教育事業
カルチャー教室等の企画及び運営に関する事業
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