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先だって、干し柿に初挑戦した。 だけど。 セミは生きて8日目に孤独になるけど、柿は…
「もういいかい?」と訊いたら「まあだだよ」。 二度訊いて、三度尋ねてそのあとは、雪崩の…
秋風の、短調ともつかぬ調べに乗って、軽く歩を繰り出す散歩道。 そこに、善意が落ちてい…
ーー解禁されたんだもの。大手を振って飲みに行ける。おまけに間もなくハロウィンだ。溜めに溜…
「便乗しないでよね」 「そんなこと言わずに」なんて言えるのも、イメージの世界でのみ。ゲン…
親を見ても、大人と話をしていても、同窓会に出ても、人は不思議と青春時代に戻っていくもの…
行ったっきり戻ってこない一度きりの刻まれる時。往きがてら途中で振り返ると、時として記憶に残る顔に出会う。 それは、二度と交わることのない偶然の十字路。さり気なさの演出に朱の韻引いて、尾を引いて。 いく葉もの秋が落ちてくる中で、一葉が目にとまった。いつもなら、ふうん秋の景色ね、で通り過ぎてしまうのに、止められるみたいに歩みを止めた。 Photo by なおみ 「秋の木の葉」収録写真を借用してのコラージュ 今年の秋も、あと戻りのできない一筆書きで過ぎていく。その束
今までさんざん放置してきたのに、選挙間近に嗾ける。投票終わればいつものように、漲る熱弁…
点と線の人々が暮らす点と線の街。 点と線は、この世では概念でしか存在しないんだ。概念から…
人類は誰もが認める共通の神さまを創造する時がきた。 「あれ? とっくに崇められているん…
私たちは、言葉じゃないところで深く通じ合っている。 難しいことはよくわからないけれど…
「だって、好きなんだもん」 ってな幸運に恵まれるのは稀なこと。 「キス」で思い出すのが…
人の目を気にせず生きるって、なんて素敵なんだろう。 はじかれず、陰口もシャットアウト…
「君の後ろ姿、素敵」 いつものツンデレ、猫みたい。 甘え上手も猫さながら。 そばに寄ってくるくせに、自分からは飛び込んでこない。 健気に筋を通す待つ女。 そしてその美脚で誘ってくる。 そのハインド・レッグに僕は夢中。