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価値観・思想

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2021年5月の記事一覧

人生の不確実性にどう向き合うか

逃れられない人生の不確実性先日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性が致死量の鎮静剤を投与され安楽死したという報道がありました。 国内では自殺幇助は違法行為であり、薬剤を投与した医師は嘱託殺人の罪に問われています。 ALSは神経変性疾患で、脊髄より中枢の上位運動ニューロン、それよりも末梢の下位運動ニューロンがいずれも変性を起こして全身の筋力低下が起き、最終的には呼吸筋が麻痺して死に至る病です。 常染色体優性遺伝の遺伝性疾患として発症するケースもありますが、ほとんどは孤発性

素晴らしいブログとの出会い

ブログを始めてから1年と半年ほど。 と言っても気が向いた時にしか更新していないので、未だ記事数は60記事程度にとどまっています。 ほとんどのブロガーがおそらくそうであったように、私も自分でブログを書き始める前からいろんなブログを読ませてもらってきました。 そんな中で感じてきたのは、まさにブログは十人十色であるということです。 ブログを運営する目的、記事のジャンル、デザイン、文体……何から何まで違います。 これほどまでに個性が出るものも珍しいのではないでしょうか。

MBTI性格診断の結果はINTJ(建築家)でした

MBTIという性格診断テストをご存じでしょうか。 欧米などでは一般的に行われている性格検査のようで、16タイプに性格が分類されています。それぞれのタイプの相性なんかもあるようです。 詳しく解説したサイトはググるとたくさん出てくるので、興味のある人は調べてみてください。 さて先日、以下のサイト(※1)でこのMBTIから派生した診断テストをやってみました。 結果はINTJ(建築家)(※2)でした。 MBTI関連の性格診断テストは昔それと知らず別のサイトでもやってみたこと

"今この時"を味わうための余裕を取り戻す

※注:例によって今回も辛気臭いことしか書いてません。苦手な方はお帰りいただきますようお願いします。 肉体という器の脆さ毎日を何気なく過ごしていると、今、この日常が永遠に続いていく… そう錯覚してしまいやすいものです。 幸運にも、これまで病気と縁なく生きてきた人は特にそう思いやすいかもしれません。 ただ、それは思い込みに過ぎないと思います。 よくよく世間を見渡してみると、体のどこかに不調を抱えながら生きている人はたくさんいます。 また人間の身体は歳をとるごとに、いろ

グデーっとする時間が圧倒的に足りない

ナマケモノにはつらい毎日生来の怠け者であるこの私(※1)。 意に反して現在は週6日労働に勤しみ、悲鳴を上げています。 まぁこれも来るべきニート生活のためというわけです。 それにしても日々感じるのは、自由にできる時間が本当に少ないということです。 「社会人 自由時間」でググるとトップに出てくるサイト(※2)によると、多くの社会人の平日の自由時間は90~120分程度ということのようです。 仕事から帰ってきて一息ついたらもう寝る時間と、平日はそんな感じの毎日を過ごしている

BOBOSの洗練されたライフスタイル

BOBOSという新しい階級ご存知の方も多いかもしれませんが、橘玲氏の著書『幸福の「資本」論』では"BOBOS"というアメリカの新しい上流階級について触れられています(※1)。 これは「ブルジョア(Bourgeois)」と「ボヘミアン(Bohemians)」を組み合わせた造語のようです。 ブルジョアは一般的には資本家階級のことを指します。 ボヘミアンとは、もともとはボヘミア住民のように定住地を持たないジプシーのような人々のことですが、転じて世間の慣習を意に介さず自分の価値

資本家を目指す理由

資本家を目指す理由このブログのタイトルもそうしているように、私はこの資本主義というルールで動く社会をゲームに見立て、その攻略を目指しています。 別の言葉で表現すれば、資本主義における支配者たる資本家を目指しているということになります。 なぜ資本家を目指すのか。それは以前にも書いたことがあったように思いますが、主に2つの理由からです。 まず確固たる生きる意味を持たない私にとって、何か目標があった方が日々の暮らしに張り合いがでるから、というのが一つ。 そして資本主義のルー

エリート()でありたい

さてこれまでに書いてきた記事を読み返してみると、私の陰気さがにじみ出るようなマジレス風味の辛気臭い記事ばかりで鬱々とした気分になってくるので、たまにはポップな感じで何か書いてみたいと思います。 生粋のめんどくさがりこのブログのタイトルにもものぐさというワードを入れ込んでいるように、私という人間の多くがめんどくさがりという特性で占められています。 どれほどめんどくさがりかと言えば、ネトゲ廃人のごとくトイレに行くのすら億劫で、その辺に転がっているペットボトルに用を足しかねない

ずっと一人で生きていく?

内向的な性格がリタイア志向につながる?私は経済的な自由、いわゆるリタイアを目指しています。 SNSやブログを眺めていると、既にリタイアしている人、リタイアを目指している人はそれなりの数いるように感じます。 密かに目指してはいるけれど公言はしていないという人も含めると、相当数にのぼるのかもしれません。 この界隈には、一人でいることが好き、余計な人づきあいは煩わしいと考えている人が多いように感じます。 というよりも他人との関わり合いを煩わしいと思う内向的な性格の人たちがリ

真の幸福とは

幸せとは人は幸せになるために生まれてくる。 スピリチュアルの世界では、人間が生まれてくる理由についてそう説明されることがあります。 人間は幸せになるために生まれてくるのだから、どんなに辛いことがあっても最後は絶対に幸せになれるよ、と。 幸せ… 多くの人に口にされるこの言葉ですが、果たして幸せとは一体何なのでしょうか。どのような状態を人は幸せと呼ぶのでしょうか。 そんなものは千差万別だ。人それぞれ幸せの形は違う。そう考える人は多いかもしれません。 幸せの象徴しかし世

社会的弱者について思うこと

人生はどうにもならないことだらけ以前に一切皆苦という仏教の概念について触れたことがあります(※1)。 世の中は自分のコントロールの及ばないことで溢れています。私は常日頃、そのことを忘れないように心掛けているつもりです。 幸いにも私はまだ自分が弱者だと自覚するような境遇には置かれていないと思います。 しかしそれは結局のところたまたまなのです。 誰しもいつ何時弱者になるかわからない私だけがどうしてこんな目に合うんだ。不幸な目にあった人は自分の人生を恨み、そこに理由を求めま

私が尊敬する人間

※注:この記事は厨二病的な要素に溢れています。苦手な方はご遠慮ください。 私が尊敬する人間みなさんはどのような人を尊敬しているでしょうか。 どんな人であっても、これまでの人生の中でロールモデルとなるような人物と(間接的にであれ)少なからず出会っているのではないでしょうか。 私が尊敬するのは、一言でいえばあまり多くを口にせず、いわゆる背中で語るタイプの人間です。 私は旧式の人間なので、昨今流行りの口達者な、おしゃべり上手な人はあまり惹かれません。 マスメディアでスポッ

根拠のない自信

自信は実力があることの証?根拠なんて無くても良いから、とにかく自信を持てと言われたことのある人は多いのではないでしょうか。 就職活動なんかでも、自信を持って面接に臨みなさいと指導されることが多いようです。事実、採用する企業側も自信にあふれる就活生を求めているのだと思います。 それはやはり「自信がある=能力がある」と多くの人がみなしている、ということなのでしょう。 最も自信家なのはダニング・クルーガー効果というものがあります。これは心理学の用語で、能力の低い人ほど自分の能

"誰が言ったか" "何を言ったか"

人は"誰が言ったか"を重視するようプログラムされている注:これは完全な妄想です 太古の昔、人間がまだ明日生き延びることに必死だった時代。 情報は文字通り生死に直結していました。 たとえば未開の地に食糧を探しに行く時、その場所は果たして安全な場所なのでしょうか。天敵がいたりするような危険な場所であれば、そこで命を失うことにもなりかねません。 その地に行くべきか行かざるべきか。運を天に任せ、実際に赴いてみる。それしか方法はなかったかもしれません。 しかしそこに実際に行っ