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「嫌われたくない」が恋人の嫌悪感を生む仕組み

こんにちは。コラムニストで恋愛コーチのおおしまりえです。

好きな人には嫌われたくない。
それは誰だって思うことでしょう。

でも、相手に愛されたいというよりも、相手から捨てられないために、気を回し、沢山の時間を使い、お金を使ってしまう人もいます。

これは一見すると優しい行動に見えますが、今から残念な話をします。

「嫌われたくない」という気持ちから相手に頑張って合わせても、相手からはいつか嫌われます。

嫌われなかったとしても、
だんだんと相手から雑な扱いを受けるようになります。

例えば、

都合がつけば会ってもらえる関係になる。
相手がいつも冷たい態度になる。
恋人同士なのに、明確に上下関係ができてしまう。


こんな関係に陥ってしまいます(すべて実話です)。

そんな不幸せな状態にならないためにも、なぜ「嫌われたくない」という不安感を行動に移してはいけないのか、このコラムで学んでいってください。

また、本記事では「気を使う人」と「気を使われる人」をわかりやすく示す目的で、気を使う人を彼女(女性)、使われる人を彼氏(男性)と表現しています。

嫌われたくないから気を使うという行動は、男性が女性に対して行うこともありますし、同性同士の関係でも発動します。
ただ、わかりやすさの観点から、気を使う側が女性、使われる側が男性と表現している点、理解して読み進めていただければと思います。

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「嫌われたくない」が最終的に嫌われる理由3つ

気遣いができる人は素敵です。でも、「嫌われたくない」という不安感をエネルギーに変えると、たとえ素敵な気遣いでも行動は裏目に出ます。まずはその理由を、3つ紹介します。

①人はあからさまに気を使われると、居心地の悪さを覚える


人から気を使ってもらうのは、一見すると嬉しいものです。
しかしこの「気を使う」という行動も、あからさまに見返りを求められたり、顔色を過剰にうかがっているように感じられたりすると、彼的には居心地が悪くなります。

「嫌われたくないから相手に合わせる」みたいな動機を持った場合も、過剰な期待が彼に伝わり、だんだんと彼の居心地を悪くさせ、気持ちを萎えさせます。

「俺の彼女って、いつも合わせてくるからつまらない」
くらいに思われたりします。

好きなのに、つまらないヤツだと思われるなんて悲しすぎるので、回避しましょう。

②イエスマンには感謝はしても愛しはしない。むしろ鬱陶しい


これは自分ごととして考えてほしいのですが、優しい人や自分を気遣ってくれる人に対して、私たちは感謝の気持ちは抱くと思います。

でも、その行動をきっかけに、相手を恋愛対象として好きになることってないと思います。

そう。気遣いは、感謝はされても愛されることには繋がらないんです。

もっと言うと、その気遣いが「ちゃんと寝なよ」みたいなオカン系の気遣いだったりすると、感謝どころか、鬱陶しがられることすらあります。

具体的には、

・頼まれてもいないのに家事をする
・頼まれてもいないのに体調や健康状態を気遣う
・頼まれてもいないのに明日の予定ややるべき事を心配される

とかです。

頼まれてもいないのに発揮する気遣いは大体愛されないし、鬱陶しさを抱かせます。

あなたはやっていませんか?

③過剰な気遣いは人間関係のバランスを崩す


人間の性質として、私たちは付き合う人やグループによって、キャラや役割を変えています。
例えば、家族の中ではぐーたらで甘えん坊の末っ子も、社会に出たらしっかり者で、むしろリーダーシップを発揮している、なんてことは良くあります。

こうした現象は、その人が無意識に、自分の立ち位置やキャラを、周りとのバランスを見ながら調整して発揮しているから起きています。

嫌われたくない彼女とその彼氏という関係で見ると、「過剰に気を使う彼女」と「気を使われる彼氏」という立ち位置で恋愛が続きます。
これは、だんだんと無意識のうちに、いびつな上下関係に発展しがちです。

例えば、彼氏がいつも彼女に対して横柄になるとか、彼氏の発言や気分が絶対優先される関係になる、とかが起きます。

こうしたカップルは第三者が見ると「ダメ男じゃん!モラハラじゃん!」と言いたくなります。実際彼がしていることはモラハラかもしれませんが、根っこには、「嫌われたくない」と気を使う彼女側が、彼のモラハラを助長している側面があるのです。

それでも「嫌われたくない」人がやるべきこと


「嫌われたくない」と過剰に思ってしまうことは、とにかく恋愛に悪影響が大きいということが、ご理解いただけたでしょうか。

ここからは、その悪影響を生み出さないために、彼女側がやってほしい改善策を3つお伝えします。

①無理をして合わせない


嫌われたくないから彼に合わせたり気を使ったりする人は、大体自分に無理をしています。

その無理は気づかぬうちに心に溜まっていき、ある日バーンと爆発し、彼にとってもいい影響を生み出しません。そこで、彼女側の振る舞いを変えていきます。

具体的には、「頑張れば合わせられる」程度の要求は全部突っぱねるようにしましょう。
それが無理をしないということです。

②自分を意識的に優先させる


無理をしないことと似ていますが、自分を意識的に第1優先にして彼と居ることを、徹底していきましょう。

もちろん、時々は彼を優先する日があっても良いです。でも、不安感から気遣うことが習慣化している女性は、大体自分を優先せずに、彼ペースで生きるのがデフォルトになっています。

だから意識して自分を大事にして、自分の意見や気持ちを殺さないこと。彼からのオーダーを断るといった勇気も持ちながら、小さく自分を優先してみましょう。

③失礼な扱いや言葉には敏感になる&受け取らない

すでに彼に沢山気遣いを発揮している彼女は、もう彼から失礼な扱いや声がけをもらっているかもしれません。具体的には、こんな行動が日常化していたら、かなり事態は深刻です。

・彼が自分の行動や容姿についてダメ出しするのが習慣化している
・デートの約束などをいつも守ってくれない
・彼女の前で、彼が他の女性を過剰に褒める
・乱暴な言い方や振る舞いで彼が場を支配している
・家事や支払いなど、本来2人でシェアすべきことが守られない

こうした失礼な態度や発言があった場合は、気を使うなんてことはせず、徹底して彼側の横暴な発言や態度を受け取らず、真正面から話し合いをしましょう。

その際伝え方にはコツがあります。

「私は(自分を主語にして)これを言われると悲しいから(感情)こうして欲しい(要求)」

と、自分を主語にして、感情と行為を分けて伝えるよう心がけてみてください。
不満を伝えるときって、多くの人が
「どうしてそんな事言うの?(感情のみ)」
「やめてよ!(要求のみ)」
とかって、感情か要求のどちらかを伝えがちです。

でもそうなると、言われた方は「責められた」とか「命令された」とかって受け止めてしまいやすいので、伝え方は慎重に。それでも彼の態度が全く変わらないようなら、お別れも視野に入れて良いと思います。

ここまで、「嫌われたくないから相手に合わせる」という行動の弊害と改善作について詳しく紹介していきました。

根っこにある心の問題も解消することは大事ですが、まず行動を変えていくと、心もそれに付随して変わっていくことがあります。

自分を大事にしながら、一歩前に進んでみてください。

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こうした心の問題や行動のクセは、自分1人で改善させるのは結構難しいものです。
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