テストに込めたメッセージ
はじめに
つい先日雪が降らなくてよかったなんて書いてたら、なんか明日も降りそうな感じなの?恐ろしいわぁ…とにかく最近めちゃくちゃ寒いもんね。文字を書こうとペンを握ると、手がかじかんでまともに書けないレベルやね。昨今の学校はエアコンだから、ストーブに手をかざすわけにはいかないし。とりあえずみんなも明日は防寒バッチリで家を出ましょ!
今日のつぶやき
今日から定期テストが始まりました。中学校生活最後のテスト。まぁ、感慨深いものではないと思うけど…今年から入試制度が変わって、3学期の評定は、入試に使わなくなったので、特にまだ受験がある生徒からすると、扱いが難しくなってしまったんだよね。作る方としても、もちろん評価には使うんだけど、入試の邪魔になるようじゃ申し訳ない。そこで「つぶやき」に書いた2つを意識して問題を作りました。
1つ目は「入試にも役立つ」ということ。文法問題や、現代文の実力問題など、実際の入試の出題傾向をにらみながら作成したんだよね。特に実力問題は「自分の形成」という若干哲学的な内容を出題した。マークシートの学校も多いので、記号問題を中心に出題したのも特徴だ。「定期テストにしか役立たない」国語の勉強なんて残念すぎるので、これからも役立つ力に重点を置いているオレとしては、ここはしっかりやりました。ちなみに現代文の実力問題を出すときには、オレ自身が読んで「面白い」と感じた文章しか出さないと決めています。
2つ目は「メッセージを込める」ということだね。文法はいつも例文を学校生活にちなんだものにしたり、そのときの自分の気持ちをいれたりして、遊びを作ってる。その究極形が今回の文章です。問題のなかに卒業するみんなへ送りたい言葉を書き下ろしました。試験監督の先生から、「テスト中に泣いた生徒がいた」と聞いたときは嬉しかったな。正直「テストとしてどうやねん!」と言われたら、考え方はそれぞれだろうけど…実力問題の現代文の主題も「これからのみんなに知ってほしい考え方」のものを選びました。
最後のテストが終わると、卒業ムードも加速してくる。クラスの雰囲気も含め、最後までしっかり作り上げていきたいなぁ!
今日の名言
中学生は学校生活をしていれば、授業でたくさんの問題を出される。問題集にもたくさんの問題が載っているし、塾でも次々と問題が出される。でも、社会に出たら、誰かが問題を出してくれるわけではない。何が問題なのかを「見つける」ところから始めないといけない。実はこの作業の方が重要だし、難しい。問題を解いて満足する人材ではなく、もっと深く。それが出来る人材が社会に求められるんじゃないかなぁ。
今日のTikTok
おわりに
テストの採点は、なかなかしんどい。でも、採点していくなかで、努力の跡が見える解答があると嬉しくなる。1年生の頃から大きく伸びていると感心する。こういう部分が教師の仕事の面白さなんかなぁと思う。踏ん張って採点します!
それでは、今日も一緒にいい日にしよう。
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