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たくさん通るESは書かない

こんにちは!

大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。

最近は、花粉症がつらいですね・・💧

薬は飲んでいるのですが、
それでも完全に抑えることはできず、
目がショボショボ、鼻がズルズルな中、
なんとかやっております・・


さて今日は、
就活や転職活動をする時に必要になる、
ES(エントリーシート)に関するお話です。

「なかなかESが通らないんです💦」
「どう書いたらいいかわかりません💦」

というご相談を受けて、
ESをチェックさせてもらうこともあるのですが、
最近よくあるのがこのパターンです。


「貴社を志望する理由は、
自分を成長させられる環境だと感じたからです。」


これを見るたびに私は、

・働くことの目的は、成長することなのかな?
・自分にとっての成長って、どういうこと?
・そもそも本当に成長したいと思ってる?
・会社は学校の延長って思ってない?

などと、聞きたいことが
たくさん出てきてしまいます・・

私ですらそんな感じなので、
採用担当者からすると、
なおさら違和感を感じるかもしれないですね。

結局、就活生に直接話を聞いてみると、
「そう書いた方がESが通ると思ったから。」
と思ってむりやり理由をつけたようでした。


たしかに、ESが通らなければ
自分を見てもらう土俵にも立てない
という現実はあります。

まずはESを通して、
コマをたくさん増やして安心したい
というのも、心情としてはよくわかります。


ですが、私の考えとしては、
たくさんの会社に通るESを書こうとするよりも、
本命の1社に響くESを書く方が
はるかに大事だと思っています。


就活生の中には、
広く受けられるESを書くために
耳障りがよい言葉をちりばめたり、
就活本の例文にのっているような
型にはまった文章を書いてくる子が結構います。

出来上がったESは一見無難に見えますが、
だからこそ、どの会社にも刺さらない
中途半端なESになってしまっています。

このようなESだと、
逆に中身がなさそうだと思われて
マイナスイメージになってしまいます。

採用担当者もバカではありませんから、
面接以前にそれくらい見抜いてきますよ。


じゃあ、どんなESを書けばいいのか。


私が最も大事だと思うのは、
企業とのマッチングを意識したESを書くことです。

具体的に言うと、
採用する企業側の視点にたって、
「この子は、うちの会社で貢献して活躍してくれそうだな」
というイメージを持たせられるESです。


意識が高く、優れた実績やスキルがないといけない、
というわけではありません。

逆に、実績や能力が優れていても、
会社が求める人材とマッチしていなければ、
「たしかに君は優秀だけど、
君が活躍する場はうちではなさそうだな。」
と、こう思われてしまいます。

この、マッチングを意識したESを書くためには、
いくつかポイントがあります。

ですがそれは、一口にこうである、
とは言えないところもあります。

なぜなら、就活生の個性も様々で、
企業の求める人物像も様々だからです。


私が行っている就活相談では、
行きたいと思える会社が見つかった子には、
採用担当者にしっかり響くESを書く
ポイントを伝授しています。

最近では、
実際にESの通過連絡をくれる子もいますし、
ESの書き方がわかって自信がついたのか、
自分では無理かも・・と思っていた企業に
挑戦する子も出てきました。

その後、内定報告もいただくことがあり、
本当に嬉しい限りですね。


今日は、
新卒就活におけるESを書くポイントについて
お話をしました。

ESが通過しないと不安になってくるのは
とてもよくわかります。

ですが、
たくさん通るESを書こうとすると、
逆に悪循環にハマって通りにくくなってしまいます。

それに、どんなにたくさんESが通っても、
最後に就職するのは一社ですからね。

たくさん通るESよりも、
自分が働きたい本命の1社に響くESを書けるように
しっかり準備していきましょう。

今日はここまでです!✨


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