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【就活対策!】オンライン面接で、言葉に熱量をのせて伝える方法

こんにちは!
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です!


最近は、新卒就活生のES添削に加えて
面接対策も増えてきました。

選考が進み、
面接を目前に控える子たちが増えてきたことを
肌で実感していますね。

先日、
理系の学生さんから面接での伝え方に関して
相談をうけることがありました。

「普段や対面では自然に話すことができるのに、
オンライン面接になると、
なんだかうまく話すことができない。

「話すときに、熱量をのせて話せていない。
うまく伝えられていない気がして不安になる。

と、こういうお悩みでした。


今年の就活生のほとんどは、
オンライン面接の形式には慣れてはいますが、
それでもオンライン特有のやりにくさに
とまどっている方は多い印象ですね。

これから面接が増えてくる時期でもあるので、
今回は、面接に臨む学生さんに向けて、
オンライン面接において、
熱量や本気度をうまく伝えるための
解決策を持ってきました!

この記事は、
学生さんに向けて書いていますが、
転職活動をしている方のオンライン面接などでも
十分使えるテクニック
ですので、
参考にしてみてください。


【なぜオンラインだと伝わりにくいのか】

はじめに、
なぜオンライン面接では、
うまく伝えることができないのか、
その原因を明確にしましょう。

対面の面接とオンライン面接では、
決定的に違うものが2つあります。

それは何かというと、
面接官との距離と視野の広さです。

対面の面接では、
面接官は少し離れた位置に座っており、
自分の視野も自然と広くなっています。

一方、オンライン面接では、
面接官はすぐ目の前(画面上)におり、
また自分は画面に集中しているため、
視野がグッと狭くなっています。

この違いが、
伝え方にどのように影響するのでしょうか?

答えを言うと、
面接官との距離が近く、
視野も狭くなるオンライン面接では
自然と体が緊張して固まってしまいます。

人は、きゅうくつな環境にいると感じると、
自分の声の大きさや体の動きを
そのきゅうくつな環境の大きさに、
無意識に合わせてしまいます。

そのため、
対面での面接の時とは違って、
無意識に自分の声の大きさやトーンが
小さくなってしまうのです。

これが、オンライン面接の際に、
自分の伝え方に熱量をのせられない原因です。


【熱量をのせて伝える方法】

先ほどは、
熱量をのせて伝えられない原因は
面接官の距離と視野の狭さにあることを
お伝えしました。

では次に、
具体的にはどうすれば良いのか、
その解決策についてお話をしますね。


ズバリ結論から言います。

解決策は、以下の2つです。

①面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。

②意識的に体を大きく動かし、
「身ぶり」「手ぶり」で話をすること。

それぞれについて、
なぜこの方法が良いのか、
どういう効果があるのかについて、
説明していきますね。


【解決策① 視野を広げる】

まず一つめの解決策、
「面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。」
についてお話します。

これは、ちょっと意識をするだけで
すぐに実践することが可能です。

先ほど、熱量がのせられない原因として、
オンラインでは画面上の面接官に集中しているため、
視野が狭くなることを挙げました。

その対策として、
たまに少し画面から焦点をはずして
広く周りを見てみるようにしてください。

パソコンの画面を見ながらも、
ぼーっとパソコンの外の景色も見えているような
そんなイメージでしょうか。

このように、視野を広げてやると
自分の周りの環境を広く感じられるようになり、
体に入った力が適度に抜けて
リラックスすることができます。

そうなると、
声のトーンが上がり、
抑揚もつけることができるようになり、
普段話している時と同じ感覚で伝えることが
できるようになります。


【解決策② 身ぶりで話す】

次に、二つめの解決策、
「意識的に体を大きく動かし、
身ぶり・手ぶりで話をすること。」
について説明します。

意識的に大きく体を動かすというのは、
1つ目の解決策と同様に、
自分のいる環境を広く感じるための方法ですね。

そして、その次の
「身ぶり・手ぶりで話をする」
ここが最も大事なポイントになります。

これは勘違いしないでほしいのですが、
面接官に身ぶりが伝わるように
画面に映るように身ぶりをしよう
ということではありません。

画面に映っていないとしても、
手ぶり・身ぶりをつかって話すことは
とても有効です。

なぜこれが熱量を伝えるために
効果があるのでしょうか?

それを考えるためには、
一度発想を逆転してみてください。

熱量をもって伝えようとしている人は、
どんな話し方・伝え方をしていますか?

きっと、多くの方は、
自然と体が動いていて、
身ぶり手ぶりを使っていると思います。

その身ぶり手ぶりの効果も相まって、
声の抑揚などがつくことで
「伝わる」伝え方になっているんですね。

ということは逆に言えば、
意識的に身ぶり手ぶりをつけることで、
体の方から脳に働きかけることができ、
自然と言葉に熱量をのせることも可能

ということです。

このあたりは、
演劇の役者っぽいイメージかもしれませんね。


ちなみに私が、
「話すときに身ぶりを使う」
ではなく、
「身ぶり手ぶりで、話す」
という表現を使っていることには、
実はこだわりがあります。

私自身、
もともと人前で話したり、
自分の意見を口頭で伝えることは
とても苦手なタイプでした。

新卒の就活の際も、
言いたいことがまとまらずに
詰まってしまうことがよくありました。

「うまく話せないな」と感じた時は、
ついつい次の言葉を探しがちですが、
そんな時には、まずは体を動かしましょう。

私の感覚では、
話す言葉に「身ぶり」をつけるのではなく、
手を動かして身ぶりをつけているうちに、
体につられて言葉が出てくる、
そんなイメージですかね。


私は、
この「身ぶりで話す」ことを意識してからは、
話し下手であっても
熱量をのせて伝えられるようになった
実感があります。

実際に私が、
ITベンチャー企業への転職を成功させた際も、
「強い思いがある方だと感じた。」
と評価してくださった結果、
内定をいただくことができました。

この経験からも、
特に話すことに苦手意識を感じている方にこそ
このテクニックは有効だと私は考えています。


【まとめ】

今日は、
オンライン面接にて、
自分の言葉に熱量をのせて伝えるための、
実践的な方法をお伝えしました。

ポイントはこの2つです。

①面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。

②意識的に体を大きく動かし、
「身ぶり」「手ぶり」で話をすること。


学生さんにとっては、
ここから面接がどんどん始まる正念場となります。

今回私がお伝えした内容を参考にして、
自信を持って面接に臨んでいただければと思います。

頑張っていきましょう!
私が全身全霊で、力になりますよ!


今日はここまでです。


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