ドクダミハウス

出戻り博士大学院生です。次の春からまた社会復帰します。Podcast、F1、焼き物が好…

ドクダミハウス

出戻り博士大学院生です。次の春からまた社会復帰します。Podcast、F1、焼き物が好きです。最近はマインクラフトにはまっています。🦊

最近の記事

生きものの不思議さを感じた話

大学に向かおうと扉を開けると、家の脇の植え込みでネズミか何かが死んでいた。腹には大量の蛆が湧いていた。こういうのを見るのは本当に久しぶりだった。出身が田舎のせいか、小学生の頃は登下校の最中にしばしば見かけた記憶がある。いつから見かけなくなったのだろう。 反射的に気持ち悪いと思った。当然の反応だが、3秒くらい経つと落ち着いてきて、興味も湧いてきた。専門分野的に動物の死と接する機会が比較的多いのだが、こんな自然のなかでの出来事は別物だと思う。 たくさん生まれた彼らは一瞬も止まるこ

    • これも成長?

      今年で30歳を迎えた。関係があるかはわからないが、この1〜2年で腕まくりをしなくなったり、オーバーサイズでも萌え袖にならないよう気を付けたりするようになった。一方で眉毛を整える頻度が減ったり、多少ヒゲが生えてもそれはそれでありと思うようになってきた。いつの間にか、いわゆるおじさん像に近づいていく。いとをかし。

      • 布団エッグ

        帰りが遅い日はスクランブルエッグをよくおかずにする。手軽で美味しい。ホテルの朝食で出るような、ふわふわほろほろとろとろなエッグではなく、箸でつかんだら半分くらい持ち上がるような、寝起きの布団のようなエッグが好きだ。 溶いた卵に火を入れながら、ぼーっとした。すぐに混ぜると布団にならない。すぐどころか、少し忍耐しないと布団にはならない。端の方がかたまり始めるのを眺めながら、そもそもなぜこれが好きなんだろうと考えた。答えはすぐ浮かんだ。この布団のようなスクランブルエッグで育ったから

        • 最近の大事な気づき

          洗い物が面倒で納豆パックの方にご飯を入れがちだけど、 ちゃんとご飯に納豆かけた方がなんかうまい。

        生きものの不思議さを感じた話

          F1観戦楽しかった

          2023年9月23–24日、F1日本GP@鈴鹿サーキットに行ってきた。時期的に博論書きの真っ最中ではないか?と、チケットを取った時点ではヒヤヒヤしていたが、丁度締め切りの合間で意外と余裕を持って参加できた。それはさておき、やはりとても楽しかった。初の現地観戦だった昨年はその良さを知った反面、移動や準備に反省点も多かった。二度目となる今回、反省点を活かしてとてもスムーズに楽しめ、なかなかこなれ感 (?)を醸し出せたと思う。また来年のために、良い面・悪い面、感じたことを書いておく

          F1観戦楽しかった

          少しだけ縛りがほしい

          予定がキャンセルになり、たまたま暇になった。ちょうど観たい作品があったので、初めてひとりで映画館に行き、映画を観た。端の方の空いている席をとり、適当な時間にお茶を持って入り、隣の空き席に荷物を置いてゆったり鑑賞した。とても良かった。新作の時事性や大画面の臨場感云々より、快適でありながら映画だけに集中できたことが良かった。 僕は特に映画好きというわけではない。そのため映画館で映画を観るということを、友だちや恋人と過ごすためのイベントごとと無意識に捉えていたように思う。イベントと

          少しだけ縛りがほしい

          やきものマイスター3級をとった

          器が好きでちょこちょこ買い集めています。最初は見た目の好みや使いやすさで選んでいましたが、最近は産地や技法にも興味を持つようになりました。 せっかく勉強するなら何か目安があればいいなーと「焼き物 検定」で検索したところ、上位に出てきたのがこの「やきものマイスター」。全国の陶磁器関連の団体が主催しているわりと新しい検定のようです。 無料でオンラインでいつでも何度でも受験可能です。これでいいのか?という感はありますが、結局3回受験してやっと合格しました。正直3級の合格は特に達成

          やきものマイスター3級をとった

          マイポッドキャストアワード2023

          第4回アワードの発表が3月中旬ってなってるけど何日なんだろう? アワードにあわせて、今年も勝手にマイポッドキャストアワードを選出してみました。他にも大好きな番組はたくさんありますが、今回はこの1年で新しく聞き始めた、かつ全エピソード聞き終わった番組から選んでいます。 ベストパーソナリティ賞:あうんのラジオ お二人の個性・魅力がすごい。ただの生活音系や雑談系の番組ではない。 ベストエンタメ賞:ワクワクラジオ【10分ラジオ】 テンポよく内容も面白くすぐ終わってしまう。もっ

          マイポッドキャストアワード2023

          イルビゾンテの長財布

          高校を卒業し、大学へ入学する際に初めて自分で購入した財布です。 当時の僕にとっては非常に高価な買い物。あらゆるブランドを片っ端から調べ、悩みに悩んで購入を決めたことを今でも覚えています。 使い始めてあっという間に10年以上が過ぎました。 すっかり良い色合いに育ち、手馴染みも抜群。 シミやキズもたくさんあります。最初はシミ・キズができるといちいちショックを受けていましたが、それも時間が経つと徐々に思い出に変わってくる。 例えば正面左に大きなシミがあるのですが、それは大学卒業で

          イルビゾンテの長財布

          【鈴鹿F1GP】初観戦記録

          F1がまだ地上波で放送されていた時代、週末になると父がよくレースを観ていました。なんとなく隣で観ていたため、赤のシューマッハ、青のアロンソ、グレーのライコネン、なんか若そうなのに速いベッテル、という漠然とした印象だけはずっと頭に残っていました。大学進学で実家を離れて以降はF1とすっかり離れていましたが、2020年頃から自分の中でジワジワとF1熱が高まってきています(Drive to Surviveの影響)。 このnoteでは、3年振りの開催となった鈴鹿GPに初めて現地参戦し

          【鈴鹿F1GP】初観戦記録

          僕のポッドキャストアワード

          個人的アワード受賞作品です。 大賞:奇奇怪怪明解事典 と ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision ベストパーソナリティ賞:叶姉妹のファビュラスワールド ベストエンタメ賞:楽しいラジオ「ドングリFM」と 東京ポッド許可局 ベストウェルビーイング賞:チャポンと行こう! と ワインの輪 と 動作学: Live Your Life, Love Your Life ベストコメディ賞:さくら通信とトリカゴ放送 ベストナレッジ賞:コクヨ野外学習センター と ゆる言語学ラ

          僕のポッドキャストアワード

          ポッドキャストどハマり人間になった。

          ここ2年ほどは朝から晩まで、ポッドキャストが手放せません。とりあえず好きということだけでも記録しておきたいなーと思って書いています。 ポッドキャストを聴き始めたきっかけは英語学習です。耳を英語に慣れさせたいなと「バイリンガルニュース」を聴いていると、純粋に内容へ引き込まれました。扱うテーマが斬新で新鮮で勉強になる。またなんでもない話題であっても、ひとの会話が聴こえてくるってなんとなく落ち着くんですよね。そこから他の番組も探し始め、どんどんポッドキャスト沼にはまっていきました

          ポッドキャストどハマり人間になった。

          「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで

          多様性やポリティカルコレクトネスがメインテーマ。 複雑で変化の激しい今の社会(特に英国社会、人種や階級が複雑なんだね)を繊細に、的確に捉えていた。 この本のなかに比べると、ぼくの周囲には異なる人種のひとはいないし、階級の違いを感じる機会も少ない。しかし今生きている日本社会では、ぼくは完全なマジョリティ人間である。気が付いていないだけで、自分の言動が一部の少数を傷つけている可能性は十分ありえるし、そう考え出すと自分の無知さにぞっとする。 こうした話題には明確な答えがないことが多

          「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで