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イルビゾンテの長財布

高校を卒業し、大学へ入学する際に初めて自分で購入した財布です。
当時の僕にとっては非常に高価な買い物。あらゆるブランドを片っ端から調べ、悩みに悩んで購入を決めたことを今でも覚えています。

使い始めてあっという間に10年以上が過ぎました。
すっかり良い色合いに育ち、手馴染みも抜群。
シミやキズもたくさんあります。最初はシミ・キズができるといちいちショックを受けていましたが、それも時間が経つと徐々に思い出に変わってくる。
例えば正面左に大きなシミがあるのですが、それは大学卒業で海外旅行をした際にバックパックの中に侵入してきた雨水によって形成されました。
今このシミを見ると、その都度当時の旅行の情景がふと頭に浮かんでくる。
アナログのリマインダーみたいな感じ。
長く使用できる革製品ならではだなと思います。

カード収納部分も経年変化してる。

現在の財布の状態としては、
・ごく一部にステッチのほつれ
・金属部分まわりの青サビ
がみられますが、この十数年で大きな問題は全く起きていません。
手入れも殆ど何もしていないのに大したものだ。

反対の角部分にもほつれがある。
糸が浮いてる(これは元々?)。

ここ数年で現金を持ち歩く習慣が急速になくなりつつありますが、
それでも、この財布の手触りを確認したくなり、定期的に手に取ります。

購入時。こんなに白かったんだな〜。

 IL BISONTE ロングウォレット ヌメ


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