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難病もちのコスメオタクが、パーソナルカラーを味方につけた。【2】

パーソナルカラーコーディネーターを受講。

受講後に送っていただける証書と、自分で購入したカラードレープたち。

16タイプ診断を受けたことにより、より「色」に興味を持った私は、「色の仕組みをもっと学んでみたい」と思うようになりました。
そこで、「CSCA認定3級パーソナルカラーコーディネーター」という資格が取れる講座を受けにいきました。(パーソナルカラーの基本的な知識を身につけ、4シーズンパーソナルカラーで自分に合ったカラーコーディネートができることが認定される資格。)

本当は、パーソナルカラーアナリスト(診断する人)の資格を取ってみたいなとも思ったのですが、パーソナルカラーの診断って、カラードレープを指先でキレ良く素早くパサッと捲るんですよ。その動きが、病気の症状で指先の力が弱い私には難しいと思ったので、ひとまず頭の中で仕組みを理解できるようになるものを学ぶことにしました。
この講座の中でも診断の仕方を教えていただけるのですが、やはりその動作が私には難しかった・・・。(いつかその実技も克服できるようなら是非もっと学びたい!)

約5時間程の講座で、色についての知識と、それをメイクやファッションに活かす方法を、座学や実技で楽しくみっちり学びました。こうして、気づけばもう「色」の面白さの沼にどっぷり。使い道なんて無いかもしれないのに、カラードレープもしっかり購入。


「似合う色」は私の味方でいてくれる。

病気のせいで顔色が悪かったりすると、そんな自分を鏡でみるだけで悲しい気持ちになったり、心がどんよりと暗くなってしまっていました。
コロナ禍以前からずっと、マスクで顔を隠しがちだったり。写真にうつる自分の姿を見て涙が出る日もありました。
でも、自分に似合う色を使ってメイクをしたり、服を着たり、似合う色のヘアカラーにすることで、見た目も心も明るくなって、気分もとても晴れやかになりました。

指先に力が入らない日はメイクが難しいし、薬のせいで髪がボロボロなときは頻繁に髪を染めるのもちょっと大変だけど、その時の自分が出来るところから「色を味方につける」だけで、気分が上がって元気になれます。
それはきっと、私が「病気をもっていても、今の自分が自分史上一番好きだと思えるようになるために必要なことなんだと思います。
「今日の自分、素敵!」って少しでも思いたいし、そうやって自己肯定感を高めていきたい。

私にとって「色を楽しむ」ということは、病気をもってメイクもファッションも楽しめず「なりたい私にはもうなれない」と思ってしまっていた私に現れた最高の味方であり、性別も年齢も病気の有無も関係なく、誰もがかけられる魔法みたいなもの、だと思っています。

見た目だけではなく、心の中もカラフルでいたい!色って楽しい!

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