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子育ての日々

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子どものいる暮らしを楽しく。読み聞かせのアイデアなどをご紹介します。
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#子育てエッセイ

詩で、わるくちを思いっきり!

詩で、わるくちを思いっきり!

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

子どもが悪い言葉を使った時はつい注意したくなりますよね。
ウチの息子たちは(どこで覚えてくるのか)2歳ぐらいになると「バカ」をやたらと使っていました。兄弟喧嘩をするようになると、次々と悪い言葉で応酬です。
親はどうしても聞き捨てならずに注意します。口数が増えてくると悪口も多様になってきて、これから幼稚園や小学校で団体生活をするのに大丈夫

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子どもにとってたいせつなこと。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今回も本の思い出にからめて大切なことを書こうと思います。

わたしは我が子にたくさんの本を読んできましたが、わたし自身は両親に本を読んでもらった思い出はすくなくて。

読書家の父は自分の書棚を持っていましたが、子どもの本は(覚えているかぎりでは)5冊くらいしか家にありませんでした。
母が読んでくれた唯一の本は「フランダースの犬」。絵が素

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泣ける幼年文学とブックガイド。

泣ける幼年文学とブックガイド。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼年文学は新しいものがどんどん出版されていますが、絵本に比べると楽しめる時期が短期間なので、なるべく良いものを集中的に読んであげたいものです。
そこで指南役になるブックガイドをご紹介したいと思います。
一例ですが、1990年代私が使っていたのがこちら。

「私たちの選んだ子どもの本」(東京子ども図書館)

「子どもと楽しむはじめての文学

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ひとりで読めても、読んでほしいの。

ひとりで読めても、読んでほしいの。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今日は幼年文学のことをすこし。
子どもが絵本を読んでもらって楽しむ時期から、ひとりで物語を読むようになる過程に〈幼年文学〉という位置づけがあります。
見て聞いて楽しむ〈絵本期〉から、自分で文字を読んで意味をとり、想像しながら味わう〈物語期〉までの途中に〈幼年文学期〉があると思ってください。

絵本は見開きいっぱいに絵があって文字が少なめ

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親友のような絵本。

親友のような絵本。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

読み聞かせ活動を始めた頃、図書館通っていて度々目にした光景です。
 子ども 「ママ、この本を借りたい」
 ママ 「あぁ、これはこの前も借りたでしょ? 違う本を選んできて」
この会話を聞くたびに残念だなぁ…と感じていました。

お気に入りの本があるってことは子どもにとってかなり幸せなことなんです。
思い出してみてください。本に限らずコレを

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オムツはずしの憂鬱。

オムツはずしの憂鬱。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

オムツはずし(最近はトイレトレーニングというらしい)。
最初の子の時はこのワードにおののいておりました。
早い時期に上手くオムツを卒業させることが、母としての第一関門をクリアすることになるのではないか。いっちょまえの母に一歩近づけると。
実家の母に「私、いくつでオムツがはずれた?」と訊ねると「そうねぇ…1歳半くらいだったと思う」と。

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明けない夜はない!~夜泣きのこと~

明けない夜はない!~夜泣きのこと~

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今日は夜泣きのおはなし。
生後1か月半の息子の夜泣きに毎晩奮闘している私の姪っ子。
最初の1週間は寝てばかりいた子が、3時間おきにお腹が空いたと泣くようになり、そのうちお腹がいっぱいでも泣くようになり。
オムツが汚れたのかと思いきや、そうでもない。泣き止まない。なんで泣くのかわからない。
新米ママは、おろおろするばかり。おろおろするうち

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甘やかしちゃいけないのは、脳。

甘やかしちゃいけないのは、脳。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼い子にちょっと難しいことをさせることに対して、「無理をさせたくない。それよりも少し易しいことをやらせて成功体験を積んだ方がいいのでは?」
という意見を耳にします。

成功体験。確かに大切ですが、それはもっと大きくなってからでもよいかなぁ・・・と私は思います。
それより、成長著しい子どもの脳を甘やかさないことの方が大事。
そのためにはま

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