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大学生。嘘をついて誤魔化してしまいそうな感情を、 消さないために綴る場所。

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最近の記事

優しくなりたい

たくさんの愛を知って たくさんの愛を失った 僕は今何をすべきだろう たくさんの愛を伝えて たくさんの愛を裏切った 僕は本当に卑怯者だ ベランダの隅で頭を抱えながら なんでもないなにかに怯えていた ベランダのすみでタバコをふかしながら 生と死についてかんがえていた 「信じてる」て簡単に口に出来なくて 誰を信じていいのかも、もう分からなくて 「生きろ」だなんて簡単に言われた言葉に モヤモヤして今日も終わっていく たくさんの人と出会って たくさんの人を傷つけた 僕はなんて

    • 夏になりましたね

      夏になりましたね。 蝉が鳴いて、紫陽花は枯れかける でも連日の雷雨は酷いですね。 そんな夏の始まり。 人前で久しぶりに号泣した。 新宿東宝シネマ104の上映後特別ラウンジで、 山崎ロックを飲みながら、 友人に伝えた。 「優しくなりたい」と。 私はきっと沢山の人を傷つけてきた。 もう謝っても許して貰えないと思う人、 沢山迷惑をかけて嫌な気持ちにさせた人、 不快にさせた人、沢山いると思う。 沢山の人を傷つけてきたから もうそうならないようにしたい。 そして沢山傷ついた。 理

      • いのちの授業を受けて(ゴルゴ松本さん)

        命について私は何度か考えることがあった。 生きている限り心と共存しなければならない。 命とは心であり、その心は音の心と書いて意という字となると教わった。 それに志を足すと意志となり、生きる力となる。 私も意志をもって生きていきたいと思った。 20歳で死のうと思っていた。 そしたらだらだらつづいて22歳になってしまった。私の今の目標は「27まで生きてみよう」である。世界的ロックスターが27で死んでしまったからである。 それでも、色々な人と関わって、 やりたいこと「意志」ができ

        • きっと、僕が居なくても

          蝉が鳴いて紫陽花は枯れて やってくる季節に 僕は何か怯えていた 笑みは消えて明日の天気を 調べていく 僕は何故か泣いていた スライドして消えていく人生だったら もっと自由に生きれたかな スライドして消えていく人間関係 もっと大切にできたらな きっと僕が居なくても 世界は回るだろ なんて誰しもは1度 思ったことある いつか僕が消えていく ことなんかどうでもよく 大切だったものは失ってくだろう 風が泣いて向日葵が咲いて やってくる季節に 僕は落ち着かなかった スワイプし

        優しくなりたい

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        • 歌詞
          19本
        • 短編小説
          1本
        • 2DK
          8本

        記事

          タナトスの誘惑

          うつ病の私は「死にたい」と言う気持ちは 感情なのか病気なのかずっと考えていた。 死にたくてオーバードーズしたり飛び降りたり 何度も自殺未遂をした。 でも死ねなかった。 いつからか、 鬱を自分の一部と捉えるようになった。 「死にたい私」を大切にしたい。 死にたがっていれば曲を作ることが出来る。 そうしてできた私の「死の側面」は 次第に私の心の中を支配していった。 「貴方は鬱に依存している。」と 言われたこともあった。 じゃあ、この「死にたい」は何? 感情?病気?それとも私自

          タナトスの誘惑

          ワンピース

          隠していたい左腕は 長袖のワンピースで 見えないように 閉ざしてしまおう 隠していたい感情は 流れる時の中で 消えないように 大切にしていよう なんでもない日常は なんでもなくない人がいるんだって なんでもかんでも足りない 何度噛んでも味がないガムのように 救われたいんだ 幸せをひとつ見つけよう ひとつだけでいいから 君とそれを共有したいから 幸せの日常なんてありゃしないけど 1日だけでいいから 君との時間だけは、、、 隠れていた卒業アルバム 嫌いだったあの子だって

          ワンピース

          暴力と私

          今日の講義は私にとって価値観が変わる、重要なものだった。その内容は「暴力」についてだ。 暴力は物理的なものと認識しがちだが、身体的暴力・精神的暴力・経済的暴力・関係性に関わる暴力・性的暴力などがある。また、主体性が剥奪されることは全て暴力であり、ある人が思い通りに他者を支配すること、思いだけを押し付けてくることである。それによって安全・自信・自己決定・成長(発達)といった主体性が剥奪されることである。暴力には「グレーゾーン」があり、白or黒といった二項対立に捉えるのではなく

          暴力と私

          埼玉にいる私が水俣に出来ること

          私がここ最近で心から怒ったこと。 水俣病公式確認の5/1の日、犠牲者慰霊式の後、水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談で被害者側の発言が制止されたこと。環境省は、団体側の発言中に時間内である3分を経過したためマイクの音を切ったことである。環境省はマイクの音を切ったと認め、「マイクの音をゼロにする運営をした」と説明し、7日に水俣病対策を担当する特殊疾病対策室長が被害者側に謝罪した。 なんでこんなに甚だしく憤りを感じるのか。そこには私にとってかけがえのない夫妻の存在があった

          埼玉にいる私が水俣に出来ること

          日陰

          嫌な雨の匂い 溶けた香水の匂い 君が吸ったタバコの匂い 夢が溶けた後の表情 君が笑った表情 君が出ていった表情 隣の芝生は青すぎたんだ 僕らは僕らで良かったんだ それを言うには遅すぎて いつも後悔をしてしまう 君が去っていった後の 人生はつまらなくなって 行かないでって泣いたんだ もう、届かないかもしれないけど 煙が消えたあの夜に 僕らは何かを見つけては 何かを失ったのかもしれない 一緒に旅行に行った時に 君が言ったセリフまだ覚えてる? 僕はずっと覚えてるよ 割れ

          春になりましたね

          歌詞とか短小説ばかりあげてるから、ちょっと自分のことでも語ろうかななんて思ったり。 最近暑くなりましたね。 ヒートテックからエアリズムに変える時期でしょうか。 私は今まで双極性障害と診断されてましたが、 反復性鬱病らしいとのことです。 まあ、だからなんなんだって話なんだけど。 双極性障害って躁があるから人間関係を築くのが難しいと言われてますが、じゃあ私は?と思うのです。 大切な人を自分のせいで何度も失って。 もともとそんな人間なのでしょうか。 人を大切にすることが苦手なの

          春になりましたね

          生きる

          「今生きること」それが答えになるから 辛い時はこの歌でも聞いてみて 「今生きること」それが道になるから 転んでもいいまた立ち上がって行こう 先生に怒られた帰り道 悲しくて蹴った石ころ 大人になってから分かったこと 叱ってもらえる大切さ 行きたくない仕事だって 気まづい人間関係だって 誰にでもあるから 前を向けなんて明るすぎる言葉は ちょっと言いづらいけど 「今生きること」それが答えになるから 辛い時はこの歌でも聞いて 「今生きること」それが道になるから 転んでもいいまた

          プラネタリウム

          囲われたように高いビルと 吸い込まれそうな街のネオン 重い期待を背負って出た この場所は息苦しいかい? 疲れきった君の顔に 疲れきった僕は惹かれた 今夜一緒に飛び出そう 遠くには行けないけど 見上げた空には星はなくて ああ、全部この街のせいだな 見つけた光はただの電燈で 君は、馬鹿だよねって泣いて笑った 周りが眩しすぎて目には見えないけど 君の探してるものはそれよりもっと輝いてるよ 囲われたように思える社会と 吸い込まれそうな喫煙所 重い未来を背負って出た この環境は

          プラネタリウム

          古本屋

          淡い夢を見てた、君との物語 本棚に隠してた愛を 僕は見逃さなかった 甘い夢見たいだ、君との日々は それでも消えない栞のページを 僕は見逃さなかった 2人とも分かっていた この物語の結末は 悲しいものになるだなんて それでも一緒に痛かった 綺麗になった僕を見つけずに 君はあの子を探すだろう 中古になった本を片手に 僕は君を探すだろう 綺麗になった僕を見つけずに 君はそのまま消えるだろう せめて最後の電話だけは 明るく振舞った 淡い夢を見てた、君との物語 本棚に隠した僕の

          命の循環

          - ̗̀⚠︎ ̖́-この物語はフィクションです。 大学から一人暮らしを始め、大学2年生になった。サークルには入ってるけど新歓とかあまり興味がないからサボっていた。と言うより、ほぼサークルはサボってた。まあ、鬱病で大学に行けてなかっただけだけど。10月頃久しぶりにサークルに顔を出すと知らない人だらけだった。サークル後ご飯を作るのが面倒臭いから、知らない人たちとご飯を食べた。あまり興味がなかった記憶がある。私が全員分払って後からみんなから徴収した。その時にお金を持ち合わせてい

          命の循環

          2DK 追記

          追記.永野雪乃 あいる君に愛されたかった。少しだけ愛されて嬉しかった。長い接吻をして時間が経つのが早かった。「知ってる?キスをしてる時は地球の自転がはやいんだよ。」 「そんなことないじゃないですかって言おうとしたけど、そうかもしれませんね。」 あいるくんはそう言った。 あいるくんは私に文乃の話も奈々ちゃんの話もしなかった。するのが嫌だったのかもしれない。知られたくなかったのかもしれない。あいるくんは私のことを大切な人と言った。だから奈々ちゃんの埋め合わせにはしたくないと。

          なんでもないインタビュー

          「実は私、飛び降りたんだ。」 足を骨折した彼女が言う 「死にたくて飛び降りたんですか?」 僕が聞く。 「ううん、死のうなんて全く思ってなくてね、というか日曜日に死のうと思ってて、それの予行練習だと思って低いところから飛び降りたの。低いって言っても2階だけど。」 「死ぬ予行練習ですか、、、」 彼女の言葉はよく分からなかった。 「それで、予行練習してなにか気づいたこととかありましたか?」 分からないけれど僕から質問してみる。 「気づいたって訳じゃないけど、スッキリしたの。自分の9

          なんでもないインタビュー