夏になりましたね

夏になりましたね。
蝉が鳴いて、紫陽花は枯れかける
でも連日の雷雨は酷いですね。
そんな夏の始まり。

人前で久しぶりに号泣した。
新宿東宝シネマ104の上映後特別ラウンジで、
山崎ロックを飲みながら、
友人に伝えた。
「優しくなりたい」と。

私はきっと沢山の人を傷つけてきた。
もう謝っても許して貰えないと思う人、
沢山迷惑をかけて嫌な気持ちにさせた人、
不快にさせた人、沢山いると思う。
沢山の人を傷つけてきたから
もうそうならないようにしたい。

そして沢山傷ついた。
理不尽に縁を切られたり
信用してた人に裏切られたり
大勢の前で侮辱されたり。
うつ病になって腫れ物扱いも受けた。

そして沢山の人に助けて貰った。
今も助けられている。
鬱で苦しんでいる時に助けてくれた人。
頭痛で道端で倒れていた時に救急車を呼んでくれた人。声をかけてくれた人。
寂しい時に電話に出てくれる人。
その人たちのおかげで今の私がある。

だから人に優しくありたい。
もう誰も傷つけたくない。

だから私は水俣の勉強をしているのだろう。
人の心を聴きたいから。
苦しんでいる人の声を聞いて、
少しでも力になりたいから。
水俣病が終わってないことを
微力でも周囲に伝えたいから。

だからダイバーシティの勉強をしているのだろう。
誰も排除したくないから。
誰かを傷つけて遠ざけたくないから。
もうこれ以上苦しむ人を見たくないから。

友人は言ってくれた。
優しい人は、沢山傷ついて、
沢山の人に助けられた人だと。
私はちゃんと優しい人になれているかな?
分からないけれど。

27歳で死のうと思ってることを
友人に伝えた時、
「あなたはきっと長生きをする。
そして人を救える人間になっている」と言われた。

沢山学んで、学びまくって
そんな人間になっていたい。
誰かの居場所でありたい。
これが私の思想。
私の感情り
私の志。
私の夢。
誰になんと言われても揺るがないもの。

そんなことを話していたら
涙が止まらなくなって
気がついたら人前で大号泣していた。
お恥ずかしい。
でもそうやって語れたことが嬉しかった。

話を聞いてくれた友人に感謝を伝えたい。
貴方に出逢えてとても良かった。
貴方と時間を過ごせて幸せだった。
きっと、これからもそうやって
友人に救われていくのだろう。

今年の夏は海に行った。
しょっぱい水の中で泳いだり
海の宿で遊んだりした。
今年の夏は花火大会に行った。
菊の花火を見て感動した。

そうやって生きているだけで今はいいのだ。
鬱の私が鬱からどんどん離れていって
本当の意味で寛解した時、
私は人を救いたい。

神様なんて居ないと思ってる。
全ては人の流れ出できている。
だからやはり出逢いを大切にしたい。
一分一秒を命燃やして生きていきたい。

そんな風に思えた、夏休みの最初。


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