📕私も16時に帰りたいよう… /「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」堀内都喜子
なぜ??なぜなの!?!?
なんでフィンランド人は
みんなが16時に帰れるの…??
(32歳・会社員)
とはいえ、私は派遣なのでむしろ
定時の17時に終わって帰っている側なのですが…
(それでも16時に帰りたいんかい)
夫は正社員かつ、最近軽く役職についてしまったので
とにかく働きまくっています。
人の仕事のことはわからないから
どこまでいっても他人事になってしまい
申し訳ないけど
あまりにも長時間働いてるので
「おう、なんとかならんのか……!」と思っちゃう…
日本とフィンランドで
もちろんいろんな条件は違うけど、
どうしてフィンランドは正社員でも16時に終わるんや…
フィンランドと日本は何が違うんだろうと
純粋に知りたくなりました。
16時に帰れる大きな理由
いちばん大きな理由はきっとこれだ…!と思ったのは、
「定時に帰ることが当たり前」という
フィンランド全国民の共通認識があるということ。
他にも、
・残業や休日出勤は、
お金か休暇で保障されるのが当たり前なので、
これらが多いと会社の損失が大きい
→会社が残業させない
・背景として、
人口が550万人しかいない(北海道くらい)ので、
少ない人数で効率よく利益を出す必要がある
(という意識が働き方につながっている)
・プライベートを充実させることで
仕事をがんばれるという共通認識がある
・自分も早く帰りたいから、他の人も早く帰れるように協力する
・上下関係がほぼない
・歓迎会、お別れ会などは大切にするが、
勤務時間内に行い、プライベートを犠牲にさせない
すごい…理想じゃん。
日本の状況は…
とある講演会で、印象に残った話がある。
日本は法律で仕事に関するルールが決まっていても、
実際には「現場のルール」のほうが
重んじられることがほとんどなんだとか。
つまり法律通りに会社が経営されていない。
法律は建前で、「とは言ってもね…」と
独自の現場のルールをみんな守っちゃう。
(独自の、と言っても、現場のルールのほうが
国民の共通認識なってる印象だなぁ)
日本の全国民の意識を変えるのって難しすぎない…?
大きな話すぎて白目むいちゃう
でも、過去に社会の意識が
変わった事例もあるよ!!
講演会の最後で先生が言っていたのは、
公衆での「たばこ」の扱いがこんなにも変わったように
社会が大きく変わった事例も、
実際には存在するじゃないか!と。
確かに…!
私が大学生のときは、
サイ◯リアで友達がすぐ隣の席でたばこ吸ってたな。
今はあんまりないよな、そういうことは。
意識を変えようとするの絶対大変だけど。
もしも自分が会社をやろうもんには、
ぜったいフィンランドみたいなしゃふうにする!!
(↑会社やれなそう)
会社やる予定はないけど、
少しずつでもひとりひとりが愚直に変えていくしかないのかもしれません。
この本には「どう意識を変えていったのか」
というところは書いていなかったけど、
きっと「この方法で」、とかはなくて、
少しずつ少しずつひとりひとりが
努力していったんだろうなぁと思う。
この本を読んだことで、
そういう空気にしていくことに
貢献できるひとりになれたらいいな。
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