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文化のこと

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ぞっとした話

昨日、部屋を片付けていたら、去年おととしと二度行った、大原の宝泉院のリーフレットが出てきた。お庭の立派な五葉松を観ながら静かにお抹茶が飲めるところなんだけど、改めてリーフレットを読んでギョッとした。私がお茶を飲んでのんびり寛いでいた場所の軒先は有名な血天井なのだそうだ。なんでも関ケ原の前哨戦の伏見城の戦いで、数百名が自刃した、伏見城の床板と伝えられているらしい。

穏やかに風が通るあの庭に、数

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東南アジアのお面

東南アジアのお面

東南アジアのお面が嫌いで好きだ。
なんというか、まったく話が通じなさそう。
目が合うと、「こりゃだめだ」と思考が強制的に停止して、本能的に逃げ出したくなる。長時間対峙しようものなら、気が狂いそうになる。そこにあるだけの造形物が、イメージの力で暴力的に生きている人間を圧倒してくる。

ある文化で神として作られたものが、異文化に生きる人間の精神をも揺さぶる。造形物として、形になったイメージとして、至

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円卓を囲んで

ここ数日中国へ出張していて、中国人と食事をするという経験をしたのでその記録です。

中国人4名と円卓を囲む。お酒を注いでもらったから、注ぎ返そうとすると、中国ではお酒は自分で注ぐものなのだと断られたので驚く。私はお酌をするのが苦手ゆえに酒宴が億劫なので本当に素晴らしいと思った。人のグラスをチラチラ気にしながら話をしたり食事をするのはばかばかしい。でもこちらでは、お酌がない代わりに、少し手持ち無

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17年の真相

小学二年生のとき、私のクラスでは空前のオカルトブームだった。友達の中には霊の玉(?)なるものが見えるという子がいて、いつもそれを拾って(?)は掌で空をこねていたし、私も、周りの子も、その子の言うことを本気で信じていて、その子から霊の玉を貰って同じく空をこねていた。ものごころ取得段階の集団催眠は恐ろしい。
ある日、友達の一人が、「家に代々伝わっている呪文が家のある部屋から見つかった」とこっそり打ち明

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