来し方(あるいは「これから」へと向かう母校の記憶について)
新年、あけましておめでとうございます。ただいま、帰省中。文字通りかけがえのない6年間を過ごした中高一貫の母校(以下、自森こと自由の森学園)の友達や教員とたくさん時間を過ごしている。
今、僕は、沖縄の大学に通いながら、自森時代に出会った「中野七頭舞」の継承に携わる人々とその継承のあり方について研究している。去年の9月には、岩手県下閉伊郡岩泉町へフィールドワークへ行った。自森生の時には、北上山地にいたる高い山々にさえぎられた遠い土地として憧れていたが、直接足を運んでみれば、東