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偏差値50を超えられない人の盲点その1【成績ダウン 伸び悩む】

学校でも勉強して、塾にも行って、それでも成績があがらないって普通ありえない事件なんですよ。
でもそこらへんにゴロゴロいるんです。
休日は1日8時間勉強しなさい。とか平日は3時間勉強しなさい、など言われて頑張ってるはずなのに
偏差値が50すらいけないで苦労している生徒は多いです。

努力しているはずなのにそれが結果にならなかったらそれは続かないですよね(´・ω・`)

いろいろネットや人の話でその理由が語られたりするとおもいますが、
今回はその頑張りに対して結果がついてこない理由をお伝えしたいと思います。

※勉強の質とか アウトプットをしよう とかはある程度の土台がないと成立しないと思ってます


今回はそういうお話ではなく、ちょっと盲点なことをお話ししたいと思ってます。

早速1つずつ挙げてみましょう。


書くスピードが遅い(小学校レベルの計算が遅すぎる)


まず勉強する上で避けては通れない道が

文字を書くこと

意外とこの文字を書くスピードの遅い生徒は
偏差値30くらいで苦労することが多いです。

ただ解答を写す、ただ板書を写す、

これだけの作業ですら非常に遅い人がいるんですね。


先にインスタで投稿したやつの画像

人間の書くスピードはだいたい1分で30〜40文字らしい。

とすると、見せられたこの板書を写すのに4分以上はかけられません。

でも成績の伸びない生徒はこれを書くのに8分かかったりします。


書くスピードが遅い直接の弊害は個別指導

書くスピードが遅いことによって起こる弊害は多々ありますが、
1番大きな弊害は個別指導を受けている時です。

偏差値が30〜40では集団授業でもなかなか授業がわからずに
授業の時間全てが苦痛の時間になりがちです。

だったら個別指導で教えてもらう必要があるんですが、
それでも書くスピードが遅すぎて

60分の授業が30分の内容しか進められません。

だったら時間を倍使わないといけません

倍の時間を使っても他の人と同じ内容なので、差が埋まりません。


こうなると、まず偏差値50は越えられないでしょう。


再現性のない板書を理解しながら書こうとすることは一旦手放すべき

解説を理解しながら書くことももちろん大事ですが、そもそも授業というのは先生が言葉で話しながら黒板にも書いて進みます。

なので、自分が理解しながらノートを取っていたらその後の説明が聞けず、理解できません。

そうするとさらに板書を写すのに時間がかかります。

そしたらさらにまたわからなくなる。

という悪循環が発生するんですね。


理解しながらノートが取れる人はある程度すでに板書がされる前にわかってる人か
口頭の説明の段階で理解した人です。

実際の高校生中学生にそんなことは期待してはいけませんよ。

バイトや仕事も多くは理解してなくてもマニュアル通りにしたらどうにかなってる


飲食店の仕事だって最初はなぜこうするのかわからないけど、
マニュアルの手順に従って進めて

それができるようになって、初めて仕組みを理解して「なるほど!」ってなるわけです。


さらに付け加えて言うならば

そもそも人の話を聞きながら板書以外のこともメモしましょうとか学校の先生は言うかもしれません。ですが

そんな高度なことがいきなりできるやつはいません。


ちなみに僕は大学の2年生くらいになってようやく口頭の説明もメモできるようになりました。

受験生の時期はできませんでしたよ。
そりゃ全く。

でも板書をする側にも配慮すべき点はあって(特に個別指導)

講師は可能な限り再現性の高いメモや板書を書くべき


僕はメモでかなり細かく解説を書くのですが、
その中で大事にしているのは

「解答に行き着くまでの脳内の再現VTRが作れること」


直近で解説した地層の傾きの解説

あまりいい例ではないかもしれませんが、実際に生徒のために作ったメモになるんですが、
何ステップのマニュアル化するというのもメモの書き方で大事で、
こういうことを生徒にメモさせたいんです。


そしてその後はそれをみながら3問か4問くらいは類題をさせて、
まずはこのマニュアル通りにできるように教育するんですね。

仕事を何時間も同じことをしていたら、いつでも対応できる状態ができるのと同じように
勉強でも同じ問題が出た時にいつでも対応できるようにしたいんです。

そこから興味を持った人は「なぜこの順番で解けるのだろうか」を勝手に気にして
質問してきたりしますから。


結論 書くスピード≒勉強時間


まずは1時間をちゃんと1時間の効果とすることですね。


他にもいくつか要因はあるので、それはのちのち公開していこうと思います。

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今年度指導中の生徒の逆転合格への道

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