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ナマコの話

どうも、こんばんは。
お肉まんじゅうです。

ナマコって食べ物だってご存知ですか?

お肉まんじゅうは九州出身なので、ばーちゃん家に行ったらお正月だとかにナマコが食卓に出るという経験をした事があります。

なんか赤ナマコだとか青ナマコだとかあるみたいでどちらも食べた事あるけれど

まービックリするほど硬くて、硬い以外の感想は出てこないような食べ物なのですが

そこそこのお値段がするのです。
割と高い、いや、味を考えると高すぎるといっても良いと思う。

ナマコってそんなやつです。

(フカヒレと似ているかも)

なーんでこんな物が高級珍味として古くから重用されてんだ?

と、思っていたのですが

先日南オーストラリア大学の方達が発表された研究データを見てなるほどってなりました。

その内容はこちらでございます。

ナマコが終末糖化生成物(AGE)をやっつける事が判明したんだそうです。

終末糖化生成物(AGE)の説明からしちゃいますけど
こいつは血液中の高レベルの糖とタンパク質やら脂肪やらが固まった物でして、すんごい粘着質で目や心臓、脳、腎臓といった所の小さい血管を詰まらせる困ったヤツなのであります。

詰まっちゃうと炎症が起きちゃうもんで、心血管疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、腎臓病及び糖尿病からくるガンなどになるっちゅー事だそうです。ヒエー

この厄介な生成物を作らせない!
それが出来るのがナマコじゃーーー!!!

ってのが今回分かったんだって。

研究が進んでいけば糖尿病で悩む人たちにはとっても明るい未来が待っているかもって超ハッピーな発表でした。

ただしナマコには毒もあるらしく
うまーくナマコの良い抽出物だけを薬として利用せねば!って感じらしいです。

今までなんであんな美味しくもない物が高級珍味なのか分かんなかったけど
やっぱちゃんと薬効があって、まーなんか、昔の人たちはちゃんと色々知ってたんだねって腑に落ちました。

なんか科学とおばあちゃんの知恵袋的なのが合致するとなんか嬉しくなるよね。


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