義務餃育―ぎむギョウいく―
餃育とは、次のとおりです。
どういうことか?
私が餃子を作る際に守っている「3つの鉄則」に沿って、説明しましょう。
鉄則❶ ミンチは自分で作る!
餃子の具に使うミンチ(ひき肉)は、買うのではなく自宅でひき肉にします。
お店で買うミンチは、何の肉が使われているか、わかりません。
牛の食道(←内臓ですね)も、牛の肉なので『牛肉のミンチ』として販売できるんです。
利益を上げるため、脂が混ざっていることもあります。
(ミンチの怖さについては、下記サイト――牛肉通販 肉のモリタ屋さんのサイトをご覧ください)
ですから、きちんと「豚バラ肉」などを買ってきて、自分でミンチにした方が安心できるんですよ。
何より、食べる直前にミンチにした方が断然おいしいです。
ミンチにすると、その時から肉が劣化していくからです。
自宅でミンチにするために登場するのが、フードプロセッサー。
(私が使っているもの↓)
キャベツなども、フードプロセッサーで一緒にみじん切りにします。
時間も手間もかかりません。
私は、1万円前後のものを購入しました。
鉄則❷ 皮包みは、家族全員で行う
突然ですが、昨日あなたは家族と、どんな会話をしましたか?
もし、5秒で思い出せなかったら、家族の会話が足りていないのかもしれません。
でも大丈夫。
家族で餃子を包めば、会話が弾みます。
といった、和やかな会話が展開されること、間違いなしです。
家族で同じ作業に取り組める機会って、意外と少ないです。テーブルを囲み、単純作業をすることで、会話が生まれますよ。
鉄則❸ 自制
皮に具を載せるとき、ついつい「多め」にしてしまうことはありませんか?
私はあります。
と。
しかし、具を詰めすぎると、皮が破れます。
焼くときに、必ず破れます。
餃子は、「人間よ。欲望におぼれると失敗するぞ」と、教えてくれるのです。
幸田露伴も、著書『洗心録』において、
と言っています。
餃子から学んだ後、私はスマホゲームを一切やらなくなりました。
スマホゲームって、終わりがないんです。
人間の欲望にも、終わりはありません。
欲望におぼれると、ゲームを延々とやり続けてしまうことに気がつきました。
いざ、実食
包んだ餃子を焼き、食べます。
家族で作った餃子。
それをみんなで食べるわけです。
おいしいに決まっていますよ。
子どもの作った餃子は、多少不格好かもしれません。それでも、お父さんが、
といえば、絶対喜びます。
人は、感謝されると、嬉しくなる生き物です。それが、大好きな家族からの言葉だったら、笑顔になるに決まっているのです。
★まとめ★
餃育で学べることは、次のとおりです。
ハッキリ言って、餃子作りは大人だけでやった方が楽です。
早いし、汚れません。
それでも、子どもと一緒に餃子を作ることをオススメします。
【教育】も【餃育】も、手間暇はかかりますが、確かな成長と楽しい時間がそこにありますよ。
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