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義務餃育―ぎむギョウいく―

餃育とは、次のとおりです。

餃子を作ったり食べたりする活動を通して、健全な社会生活を送る力を育むこと。


どういうことか?
私が餃子を作る際に守っている「3つの鉄則」に沿って、説明しましょう。


鉄則❶ ミンチは自分で作る!



餃子の具に使うミンチ(ひき肉)は、買うのではなく自宅でひき肉にします。


お店で買うミンチは、何の肉が使われているか、わかりません。

牛の食道(←内臓ですね)も、牛の肉なので『牛肉のミンチ』として販売できるんです。
利益を上げるため、脂が混ざっていることもあります。


(ミンチの怖さについては、下記サイト――牛肉通販 肉のモリタ屋さんのサイトをご覧ください)


 
ですから、きちんと「豚バラ肉」などを買ってきて、自分でミンチにした方が安心できるんですよ。



何より、食べる直前にミンチにした方が断然おいしいです。
ミンチにすると、その時から肉が劣化していくからです。




自宅でミンチにするために登場するのが、フードプロセッサー。

(私が使っているもの↓)

 



キャベツなども、フードプロセッサーで一緒にみじん切りにします。
時間も手間もかかりません。

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私は、1万円前後のものを購入しました。

★ここで学べること★

◆自分でミンチを作ると安心(食に関する知識)
◆道具を使うことで、時短につながる


鉄則❷ 皮包みは、家族全員で行う



突然ですが、昨日あなたは家族と、どんな会話をしましたか?
もし、5秒で思い出せなかったら、家族の会話が足りていないのかもしれません。



でも大丈夫。
家族で餃子を包めば、会話が弾みます。


長女「きのうねー、学校で男子が掃除中に”全集中”とか言って遊んでたの。ほんと、ガキよねー」

父「そうかそうか(男子は、昔も今も変わらんな・・・・・・)」

といった、和やかな会話が展開されること、間違いなしです。


家族で同じ作業に取り組める機会って、意外と少ないです。テーブルを囲み、単純作業をすることで、会話が生まれますよ。

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★ここで学べること★

◆家族との会話は、楽しい
◆家族っていいな

鉄則❸ 自制


皮に具を載せるとき、ついつい「多め」にしてしまうことはありませんか?
私はあります。

「肉は多い方が、うめぇジャン!!」

と。


しかし、具を詰めすぎると、皮が破れます。
焼くときに、必ず破れます。

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 焼いているときは、順調ですが・・・・・・


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皿に移すと露見してしまいます。
私が作った餃子だけ、皮が破れているのです。
恥ずかしい・・・・・・


餃子は、「人間よ。欲望におぼれると失敗するぞ」と、教えてくれるのです。

幸田露伴も、著書『洗心録』において、

欲望は人をくるしめ、
趣味は人を活かす。

と言っています。


餃子から学んだ後、私はスマホゲームを一切やらなくなりました。
スマホゲームって、終わりがないんです。


人間の欲望にも、終わりはありません。
欲望におぼれると、ゲームを延々とやり続けてしまうことに気がつきました。

★ここで学べること★


◆欲張るな。自制せよ。



いざ、実食



包んだ餃子を焼き、食べます。 
 
家族で作った餃子。
それをみんなで食べるわけです。

おいしいに決まっていますよ。



子どもの作った餃子は、多少不格好かもしれません。それでも、お父さんが、

「〇〇ちゃんが作った餃子、おいしいなぁ!!」

といえば、絶対喜びます。
人は、感謝されると、嬉しくなる生き物です。それが、大好きな家族からの言葉だったら、笑顔になるに決まっているのです。

★ここで学べること★


◆人に喜んでもらうと、嬉しい!
◆自分たちで作る料理は、おいしい!

★まとめ★




餃育で学べることは、次のとおりです。

―――――――――――――――
◆自分でミンチを作ると安心(食に関する知識)。
◆道具を使うことで、時短につながる。
◆家族との会話は、楽しい。
◆欲張るな。自制せよ。
◆人に喜んでもらうと、嬉しい!
◆自分たちで作る料理は、おいしい!
―――――――――――――――

ハッキリ言って、餃子作りは大人だけでやった方が楽です。
早いし、汚れません。


それでも、子どもと一緒に餃子を作ることをオススメします。



【教育】も【餃育】も、手間暇はかかりますが、確かな成長と楽しい時間がそこにありますよ。

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