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えらこっちゃ!!

2023年5月で家具職人として物を作り続けて十数年が過ぎた・・・
あっという間の年月
人生って短いなー
後半は充実させてやる!

さておき

以前から漠然と考えていた事が幾つかある。



業界の人材不足


20年以上“家具業界”にいますが
どこの木工所に行っても若い職人がほとんどいません。

40代〜50代でまだまだ若いって言われる事もあります
人じゃなくても作れる時代になっていってるし
学べるところも減っていってる。

何より真剣に人材育成を考える経営者が少ないこと
ある程度出来る人材を探している話はよく聞きますが
良い人材は育てないといないんです
だって才能有る人材は自分でやるでしょ
いまどき会社になんか属さないでしょ。

経営者はもっと会社に貢献できる職人を、育てる意味を考えるべきだと思う。

ちなみに自分は職業訓練所とか専門学校である程度
技術を身に付けた新人君もいいけど
全くの素人、飛び込みで来た新人君を育てる方が楽しいです。

自分がそうですから。。

家具職人が作った家具が求められていない現状



海外でシンプル(雑)に作られた家具が最近多く見られるし
量産型の「ニトリ」や「イケヤ」の家具で満足する人も増えているし
またそれが安い!

本当の意味でこだわる客が減ってきているのも要因でしょうね。

3Dプリンターなんかも出て来ちゃって時短で簡単に作っちゃうし。

家具職人が作る意味を持たす為に、徹底的にDesignにこだわるとか
量産型の物には出せない機能性や仕掛けを試行錯誤していかないと
この先さらに深刻化していくのは避けられないと思う。

自分なら、こだわり抜いたDesignの抽斗(引出し)を考えるけどな。。。

最近のDesignって面白くない


選択肢が少ないと個人的に思っている。

決められたDesign、ありきたりなDesign
例えば棚にしても、四角、丸、面白くない

多分追及されて最終的に合理的にたどり着いたんだと思う、でも面白くない。

家具職人だから家具のDesignだけを考えるんじゃなくていいと思う。

アクセサリーとかチョットした小物、更には家具職人だからこそ思いつく
戸建て住宅のDesignとか、商業ビルとか、街全体とかも面白い、そんな家具職人が出てきたら家具業界も活気付くと思うんだけどなーって日々思っています。

少し前に自分が考え制作したのが『腕時計』

物としてもジャンルとしても、ありきたりですが、まずやってみようと

腕時計だけど時間を見るというよりアクセサリーとして
身に付けたくなるDesignを、自分なりに模索製作しました。

Designというものは本当にムズいです。

平行してまだ無さそうな腕周りのアクセサリーDesignや、
ありそうで無い家具Designとか趣味で考えたりしていますが
もっと頑張りたいなーと思う今日この頃。。。


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