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「お前に価値はない」~時効だし私の過去を紹介③~

アナタの今までで一番大きな失敗は何でしょうか?


何をもって失敗なのかは人それぞれ


私は大学受験です。

今回は私の大学時代の話をしていきます。


ヤマトンの人生曲線
今回は高校~大学生

突きつけられた現実


高校はよくある自称進学校にいき、
高校サッカーでは先輩がいるときからレギュラーであった。

小学校、中学校とは違い、毎日サッカーをすることが楽しみであった。


メンバーにも恵まれ、先輩がいるときからレギュラーで、
のびのびプレーさせてもらえた。

このメンバーで勝ちたい。県大会に行きたい。

そのとき今までのクラブ、チームの中で一番想いが強かったと思う。


ただ現実は厳しかった。

キーパーとの1対1で止められた。ここで決めていたら結果は変わっていただろう。



自分たちは県大会に行けなかった。



背中から伝わってくる。。。



孤独な受験生




サッカーのために毎日高校に行っていたので、
引退した後はしばらくは上の空。

ぼーっとしていた。

他の部活で結果を出して県大会に行っている人が羨ましく、
その人達と関わると自分が惨めに思えるから距離をとっていた。


サッカーであったら自分の才能を確信していたし、
レギュラーで出ていたからこそ、

自分からサッカーがなくなったときに自分って何者なのだろうかと
思った。

サッカー以外での自分の価値を考えた。


あと自分が残っているのは勉強しかないと思った。





愛知の田舎で育った私は東京に憧れた。
東京の大学に行きたい。


日本の首都。優秀な大学生、社長、金持ち。
アジアの首都と言っても過言ではない?
日本の心臓部分に若いうちにいってみたいと思った。

実家の条件で国公立であれば大丈夫とのことだったので、
私は首都大学東京(現:東京都立大学)を希望した。





そこの大学では数IIIを使わなくてよく、


数学の授業のとき、クラスで

「この中で数IIIを使わない人?」

と先生から聞かれ、一番後ろの端っこ席であった私は
アピールするように手を堂々と挙げた。

先生「どこの大学?」



ヤマトン「首都大学東京です!!!!!!!!」



名前がかっこいい、キャンパスがキレイな大学。


先生「あーあそこはね、、、、」








先生「無理だよ(笑)」




クラスメートはこの顔だった


クラスに笑いが起こる



この話ドラマみたいじゃん?
ホントだよこれ。


きっとその先生も、クラスメートも当時のことを覚えてないだろう。



しかし俺は覚えている。

俺の夢を笑ったことを絶対忘れない。




あの時、私は大丈夫じゃないのに、大丈夫なふりをしたのを覚えている。



こいつらまじ、、、



(お察しください)



そんなこともあり私はクラスでは一人で過ごすことが多くなった。



迎えた大学受験当日。



ドラマの世界なら合格をして、見返すことができるのだが、、、



大学受験失敗。お前には価値があるのか?


私は大学受験で失敗した。



正確に言えばセンター試験の時点で首都大学東京を断念し、
東京ではないが好きな静岡にある静岡大学を受験。


私の番号はなかった。


私の番号はない



私の高1のころの仲良し7人組がいるのだが
私以外は国公立に合格した。


私以外は。


なんで俺だけ、、、、


その人たちに会うと自分とその人を比較してしまい、
自分の無価値さを考えてしまうことから、
その人たちとも距離をとった。




サッカーでも結果がだせず、



勉強でも結果がだせなかった。








私の生きてきたこの18年は何だったのだろうか?






私には価値があるのだろうか。。。。??





その日の夕食を目の前にしても自分に対する虐待がとまらない。

私はこのご飯を食べるのに価する人間なのだろうか?





この先、生きていてもいいことがあるのだろうか?





何度も自分の価値を疑う。



私には才能も価値もない。



私には価値があるのか


私は滑り止めの私立大学の愛知大学にいくことにした。

当時の自分は私立大学に行ったら人生終了と言っていたので、


プライドはズタボロになった。



愛知大学に行くことが決まったとき



母親に「塾に高い金を払った意味はあったよね。。。?」
と言われたときには



私が生きているだけで迷惑なのか、、


あ、もう、、、


(感じとってください)


愛知大学入学式



一応言っておくと全然悪い大学ではありません。
東海地方の公務員受験に超強い大学だと思います。
そして私がとても感謝している大学です。

愛知大学の入学式では


「皆様、入学おめでとうございます」


という言葉を聞いて当時はなんかムカついた。

めでたくねえよ。。。



たまたま中学のときの知り合いにあって、
当時自分よりも成績が良くなかった人から


「あれ、ヤマトンって愛大なんだ〜」


て言われたときは、




もう、、、、、


(ここでは書けない感情)


このままでいいのか?


何もかも失った。




このままでいいのか。。。?



その感情がまだあったのが救いだった。


大学編入すればいいんじゃないか?


大学編入

入学式の次の日に大学の支援センターに行き、
大学編入のためには何をしたらいいのかを聞きに行った。


「まだ1年生で3日目でしょ?そんなこと考えるのはやいよ」


私は人に頼るのをやめた。


自分のことを自分以上に考えてくれる人なんていない。


色々考えてみたが、大学編入試験は2年待たないといけないが、

仮面浪人なら1年で行ける。



仮面浪人

※仮面浪人とは大学に在籍しながらも別の大学受験を受けることである。


仮面浪人なら、高校の頃のように大学受験をするので、
やることは明確だし編入試験よりも勝率は高いと思った。


仮面浪人をしよう。


そしてこの愛知大学から抜け出し東京に行くんだ。

次回予告


思っていたよりも長くなってしまったのでここで一旦終了します。

次回

「ヤマトン、仮面浪人する」




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