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足底筋膜炎を改善させる方法


前回、以下の記事にて
足底筋膜炎には2つのタイプがあることを解説しました!
*まだ読んでいないという方はぜひ一度ご覧下さい。


なので、改善のためには、
それぞれのタイプに適したケアをしていくことが必須になります。

間違ったタイプのケアをしていても改善しません。

今回は、
各タイプごとに必要なケアを紹介します!


足底筋膜炎を改善していくためのケア

ケアの目的は2つ
①足底筋膜にかかる引っ張れる力(牽引力)を軽減すること
②足にかかる体重の負荷を分散させること

です!!

では、それぞれについて解説していきます。

足底筋膜の緊張が過剰になり強い牽引力が発生しているケース

このケースの場合、まずやることは
『足底筋膜の柔軟性を上げる』ことです!

柔軟性をつけていくことで、
緊張が軽減し、それに併せて足底筋膜にかかる牽引力も軽減していきます。

ここで重要なポイントがあります!
シンプルに足底筋膜の柔軟性をつけるためのケアも必要ではあるんですが、
より再発予防に繋げていくためにはもう一つケアすべき重要な箇所があります。

それは、
『アキレス腱』です!

なぜアキレス腱なのか?
アキレス腱と足底筋膜はどちらも踵の骨に着いています。
同じ骨についているということは、
互いの緊張がもう一方に影響を与えるということです。

もし、アキレス腱が硬くなった場合、
硬くなったアキレス腱に引っ張られ踵の骨は上に上がって行こうとします。
そうすると、踵の骨が上に移動するのにあわせて、
足底筋膜も引っ張られる方向に移動していきます。

となると、足底筋膜に牽引力が発生し、痛みに繋がっていきます。
つまり、アキレス腱の硬さが足底筋膜の硬さにも繋がることになるんです。

なので、このケースのケアは
・足底筋膜
・アキレス腱

の2つの部位に対して実施していく必要があります。

実際にどういったケアをするのかについては
以下の動画にて解説していますのでご覧ください!


足底筋膜の緊張が低下し体重の負荷が1箇所に集中しているケース

2つ目のケースでは、
『体重の負荷を分散させること』
が最大の目的になります!

体重の負荷を分散させるためには、
緊張が低下して足底筋膜に適度な緊張を持たせることが必須になります。

では、どうすれば良いのか?
それは、
『短趾屈筋』
という筋肉を強化していくことがポイントです!
短趾屈筋は、足底筋膜と繋がりもつ筋肉でもあるので、
この筋肉が緊張すると、それと繋がっている足底筋膜も一緒に
緊張するようになります。

では、この筋肉のトレーニング方法について以下の動画で解説します。

また、上記の内容に加え、
体重の負荷を分散させるために重要な組織があります。
それが、
『踵骨下脂肪体』という部分になります。
文字通り踵の骨の下にある脂肪組織です。

この脂肪体は、クッションのような作用があり、
体重の負荷を和らげてくれます。
しかし、これが繰り返しの集中した体重の負荷や加齢によって
柔軟性がなくなってくることで、
さらに体重の負荷が集中してくることになります。

なので、この脂肪体もこのケースの足底筋膜炎を予防・改善していく
ためにも重要な箇所になります。

では、踵骨下脂肪体のケアを以下の動画で紹介します。


次回のnoteでは、
この2つのタイプ両方に共通してやっておくべきケアを紹介します。


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