メキシコサラマンダーさん

.。oO(両生類)

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逸材を見つけたと思ったら闇が深かった話3

仙咲泰勇。端的に言うとこの男が黒幕である。 チームヤマトのHPの経歴を見てみよう。 レイアウトひどすぎるから抜粋。 ツイッターの〇〇社長系でよく見る波乱万丈ストーリーのあるある言いたい どん底から這い上がってアーリーリタイアしがち! こんな嘘もりもりの経歴見てどうなんの?って話だけど、ここに注目したい。 ここだけなんかリアルというか、恨み節というか、そんなものを感じるのだ。 ここからは仮定の話をする。99%クロだけどまだ決定的な証拠が掘れていないのである… チ

    • 逸材を見つけたと思ったら闇が深かった話2

      両生類である。ライブアライブリメイクが楽しい。 前回ツッコミどころが多い怪しめなコンサルの女性についてちょろっとまとめたけど、この女性、違和感ばしばしなのである。 起業、投資に関わらず何かしらの講義をする時は先に会場、場所を抑えて告知→実施がおおよそのルールだけど、それすら出来ていないこの女性。 定員20名なのに他未定なのは普通ならあり得ない。 会社の事業内容もふわっとしている。 正直、この女性がクラウドファンディングやらモニター調査の段取りをこなせるとは思えないのだ

      • (途中)逸材を見つけたと思ったら闇が深かった話

        両生類(ハゲ)である。髪はまだ生えない。 面白い事があったから、クッキー焼いてるPCで久しぶりにnoteを立ち上げたのだ。ツイートのツリーじゃ収まらない何かがここにある… 先日フォロワーのある方が面白いツイートを引用していたのである。 それがこれ。↓ 開業4か月で「年収」1000万ってどないやねん的なツッコミとともに引用されていたこのツイート、ちょうどガチャガチャのダサいお知らせがバズってた矢先にこのハンドメイド感溢れるレイアウトの告知、両生類は心惹かれてしまうのは必至な

        • しあわせの木

          ちいさなむらにはいいつたえがあります ちいさなむらのちかくには、さみしくこだかいやまがあって、そのてっぺんの木においのりをするとほしいものがてにはいる、というものです あるとき、ひとりのおんなのひとがむらにやってきました おんなのひとはむらのいいつたえをきいて、木においのりをしにいくようです むらのひとははんたいしました なぜなら、いままでなんにんもいいつたえの木においのりをしにいって、とうとうかえってこなかったからです むらのひとたちはいいつたえをしんじていませんで

        逸材を見つけたと思ったら闇が深かった話3

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        • みじかいの
          6本
        • それいがい
          5本
        • 『 』を売る男
          8本

        記事

          普通って難しい

          コロナが落ちつかないから仕事探しを再開した。 ありがたいのか、そうでもないからわからんけども、介護職ってのはこの時期でも腐るほどある。 売り手市場なもんだから、なるべく条件がいい所をと思い、あちこちの面接を受けている。 その度に毎回言われるのが、『できちゃった婚ですか?』なのだけども。 いつもは違いますよーと流して全然気にしないのだけど、あまりに聞かれるから愚痴りたくなったのである。 両生類(じぶん)は10代で結婚、出産をしている。 世間の『普通』のレールからははみ出

          真実が見えるメガネ

          2100年、とある研究所は画期的な発明品を開発した。 形は一般的なメガネのようなもので、それをかけてニュース、SNSなどの情報媒体を見ると真実でない部分が赤く見えるというものだった。 もちろん最初は鼻で笑われたものだ。 しかし、ある政治家がそれを着用し質疑応答をした際に、相手の政治家の文章答弁のウソを見抜き、指摘した。 そして指摘通り"真っ赤なウソ"が明るみになると、それの信頼性は一気に増したのである。 その後はこの発明品への問い合わせが殺到し、連合政府は保身と混乱を

          ワニちゃん騒動についてのお話

          まえがき ワニちゃんの死後のプロモーション展開について、商標登録の時期などざわざわさせる事が沢山あって、それぞれの意見が飛びかっている今日このごろ。 その中で、ぴよちゃんさんのツイートがとても面白かったのだ。以下引用。ぴよちゃんさんありがとうなの。足向けて寝れないの。 もう批判された理由として、余韻が必要だった。時期が適切ならマネタイズ化しても問題なかったのでは?って意見がヤフコメに合った。 その通りなんだろうなぁ。時期が悪かったってのはあるんだろう。けどこれは作者じ

          ワニちゃん騒動についてのお話

          母とドラクエ

          ドラゴンクエスト。ドラクエ。 両生類がドラクエをまともに遊べたのはSFCの3だ。 性格診断、仲間を自分で作って旅ができる。 簡単な2択をいくつかやって、両生類の性格は『ごうけつ』だった。当時はごうけつの意味がわからなかった。今ならわかる。ごうけつは強い。 当時は小学3年か4年だったから、仲間の名前を他のゲームのキャラクターにしたりして、それで遊びに来た友達に笑われて恥ずかしかったりして。 あの時の仲間はそれ以降酒場待機になり、その代わりに魔王を倒したのはクラスの友達だった

          磨けばいいってもんじゃない

          ひとりの男がいました。 男は宝石の職人で、素人には価値があるように見えない石ころでも、職人の手にかかればきらびやかな宝石に姿を変えることができました。 その腕を買われ、男のもとには貴族から沢山の仕事が舞い込んでいました。男は沢山の石ころを宝石に変えました。 ある日、工房で男はひとつの石と向き合っていました。それは不思議な石で、磨けば磨くほど美しく輝くものでした。 依頼主の貴族は言いました。世界で一番美しく輝くように磨いて欲しいと。 男は石をじっくりと見て、触り、対話

          磨けばいいってもんじゃない

          小さな森の羊は何匹?

          ちいさなもりがありました。 ちいさなもりには、ちいさなまじょがすんでいました。 まじょはうまれたときからまじょです。ちいさなもりでずっとしずかにくらしていました。 まじょはとてもながいきで、まほうでなんでもできました。 でも、ちいさなもりからでることだけはできませんでした。 まじょはひとりぼっちとともだちでした。うまれてから、いままでずっと。 ながいながいじかんをすごし、ちいさなまじょのちいさなからだが、さみしさでいっぱいになったころ、まじょはともだちがほしいとお

          小さな森の羊は何匹?

          とうめいにんげん!

          1.人は、たったひとつの失敗で面白いように坂道を転げ落ちてしまう。そして、一度落ちる元の場所に戻るのは難しい。 人生が分かれ道のある一本の道だとすると、俺はどこで道の選択を間違ったのだろう。 一番記憶に新しい"分かれ道"は仕事のミスだ。取引先を怒らせたせいで会社に多大な損害を出してしまった。労働者の保護が声高に叫ばれる今日、会社もおいそれとクビも切れなかったのだろう、仕事は失わずに済んだ。代わりにいないものとして扱われているが。 まあ、この不況だと転職もままならかっただ

          記録:2XXX年XX月XX日

          地球、太陽系の我らがふるさと、美しい青き星─── これは、人類の歴史においての最大の過ちの一つとして記録したものだ。 2XXX年、大規模の太陽フレアの影響で地球に降り注いだ宇宙線は人類に大規模な変革をもたらしていた。 認識出来る視覚情報が追加され、今まで見えなかったものが見えるようになったのだ。 "それ"は醜悪な虫のような生物だった。空気中を漂い、細胞のように分裂する。大変柔軟な身体をもち、あらゆる隙間から侵入することが出来るのだ。そして驚異的な生命力をもち、呼吸によ

          『 』を売る男8

          声を掛けてきた男は、かっちりとしたスーツを身に纏い、はじめて会った姿に比べて落ち着いた風貌に変わっていたが、一番最初にnullを売っていたあの店主で間違いなかった。 また会えるとは思ってませんでした。その、あれから色々と騒ぎになってましたからね。 少し大人しくしてたんですよ、と男は笑った。聞きたい事が沢山あったので男をバーに誘う。断られると思ったが意外にも男は着いてきた。 やあ、ずいぶん久しぶりだね。君の売ったnullはずいぶん有名になったじゃないか。ところによると警察

          『 』を売る男7

          nullがあちこちで話題になると、それを良しとしない人々が現れ始めた。彼らは口々にこの"商売"の矛盾点を指摘したのである。 "nullは詐欺みたいなものだ。実態のないビジネスだ。"nullを売る方法"は馬鹿を騙す詐欺なのだ。" 彼らは"知能の足りない"新たな購入者が産まれないよう精力的に活躍し始めた。いびつな仕組みについて説き、マーケットで注意喚起のビラを撒く者まで現れた。 しかし、それを成功者に対する嫉妬と耳を貸さない者が殆どだった。疑惑の種が根付いたとしても、払った

          『 』を売る男6

          あれから1ヶ月が経った。あの奇妙な店主との話を誰かに話そうかと思ったが、それこそ店主の思い通りになった気がして誰にも打ち明けずにいた。 この1ヶ月、マーケットでは大きな騒ぎになっていた。 あの奇妙な店はあれきり開かれる事はなく、代わりにあちこちに同じような店が乱立したのだ。 華やかな通りの大きなスペースに"第2の成功者"がいかにも金持ちのように振る舞いnullを売った。すると彼らに続けと似た店が産まれ、仕舞いにはマーケットの半分を占めるくらいのnullを売る店が並ぶよう

          『 』を売る男5

          全く仰る通りです。でも、私は儲ける方法なぞ売ってません。私が売ってるのはnull、何もないわけです。それを話題作りのために買う客もいれば、儲け話と思って買う客もいるでしょう。買った後何になるかはそれぞれなのですよ。 だから言ったでしょう、私はどうして売れるのかわからないと、と店主は言った。 少し喋りすぎましたかな。まあ、こういう商売の仕方もあるのですよ。そうだ、あなたもおひとつ買ってみませんか。 とんでもない男だと思った。ありもしないものを売り、あえて真似をさせて、その