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実証実験:希望ときっかけの格差をなくす!

はじめまして!合同会社banca、及び面白ベースを久高とともに運営している丸山です。普段は東京で新しい事業作ったり、マーケやPRを通して事業を拡大させるような仕事をしています。

それとは別に2017年から地元の富山に貢献できることはないかを探し始め、いろんなことにチャレンジしてきています。最近ようやくわかってきたのが、私は自分が介在した他者が飛び立つ瞬間に遭遇できるとめちゃめちゃ嬉しい人間みたいです。

6年強の取り組みの中で、私と久高は希望のきっかけには格差があるよねと言う私たちにとっては見過ごせない共通の社会課題を認識しており、合同会社bancaと、そのサービスの1つで面白ベースを開設するに至りました。

このnoteでは、面白ベースが解決したい課題、課題背景、解決策(チャレンジ内容)について紹介し、どうやって自分が介在して他者が飛び立てるよう取り組んでいくのかについて触れていきたいと思います。「あいつこんな信念で踏ん張ってんだな」「いっちょ噛みしてやっか」そう思って見てくれると幸いですw

好きや得意で楽しく一生懸命仕事がしたい

仕事って、生きていくためだけのもの?

仕事は生きていくためにしますよね。お金は必要ですもん。

でも、一生の中で睡眠並みに時間をかけていく"仕事"なんだから、好きや得意を活かして楽しんでいられたら良いと思うんですよね。

ただ周囲の(学業的に人間的に)優秀な人を見てても自分の好きや得意が見えず、お金や体裁(大企業など)で職を決めている人が多くて、熱中もできずに我慢(仕事)の対価にお金をもらってる人が多いと思ってて。

それは悪いことではないと思うんですけど、何十年も過ごす仕事でそんなの少しもったいなと思うんです。

自分の好きや得意が見つけにくい理由

「なんでそうなるんやろうな」と思うと、"小さい頃に信じた正解から抜け出せない"みたいなものがあるんじゃないかなと思ってて、小さい頃から僕ら、親や先生、周りの大人たちから常識とされる価値観や行動様式を期待(半強制)されるじゃないですか。

例えば「勉強しなさい」「言われたことを守りなさい」「これが常識でしょ?当たり前でしょ?」みたいな。

これって、社会に溶け込んでうまく生きていくための基礎的な指針として大人が子供に植え付けようとすることが多いと思うんです。ただそれは大人の価値基準に基づいた指示で、従うことで「周囲の大人たちからの評価されるのでおすすめだよ!」と周囲の大人は期待します。

子供は、大人(外部の人)の価値基準に縛られていると、自分自身の興味や情熱を追求するより、外部の人の価値基準に染まることを優先してしまうんと思うんですよね。外部の人(周囲の大人)が喜んでくれるから。正解がわかりやすい方が行動しやすいというのもあると思います。

他人が設定した正解(価値基準)に従うことが正解で、自分の好きや興味関心を押し殺して周囲の大人の価値基準ベース行動していきてきた人が多いと思うのです。

その状態は、自分の好きや興味関心を自分に問う頭の筋肉が養われていない状態なんだと思います。

余談ですが私は頭の筋肉が-1と体組成計から言われてます

好きや得意は見つかるし全員持ってるらしい

なので「私に好きや得意なんてないよ。。。」の声をよく聞きます。

しかしながら、才能は遺伝で50%決まっているなんて説もあるくらい、誰しもに好きや得意があり、それを活かそうとするかどうかの問題な気がしてます。

生まれた瞬間から決まっている才能(好きや得意)があるんです。早めに気づいて活かす方が良くないですか?

34歳まで生きてわかったことがあります。27歳でも30歳でも34歳でも、結局は自分に「自分ってどう生きたいのか。どんな仕事が合ってるんだろうか」と問い掛け続けたくなるとおもいます。それなら早く活かす方に振り切った方がいい。

面白ベースをつくりました

早ければ早いほど良い

自分の好きや得意を知っていることが大事なのはみなさん知ってると思うんですけど、みなさんご自身の好きや得意って認識してます?笑

自分の得意なことは不得意な人へ貢献できるわけで、自然にできちゃう得意なことはやり続けちゃってどんどん得意になっていくわけです。若いうちに好きや得意を認知し、その領域を極めていく方が楽しいし伸びると思うんですよね。僕の仕事の定義は、他者貢献の対価としていますが、仕事にするにはぴったり。

会社のかつての同期を見ていても、自分が好きな仕事に出会って努力できちゃう人と、なかなかできない人の差は、能力の差ではなく得意な領域に属しているかどうかな気がしてます。

面白ベース

そんなわけで、好きや得意を大学生のうちから見つけ、面白がりながらチャレンジし一緒に試していくような面白ベース(溜まり場)を作りました。まだ実験場として作ってみた感じです。※今スタートする事が最速です。大学生以外も参加してますし、ウェルカム!

好きや得意なことの見つけ方って、
①好き(得意)かも知れないってふんわり認知する→②やってみて→③踏み込んでやってみて→④壁を感じ→⑤壁を越えて→⑥好きを自覚できる
と思ってます。

なので、①の好きや得意の発掘から⑥を超えて他者貢献できるまでを応援し合うコミュニティにしていきます。

なぜ作ったのか

なお本件、誰からも頼まれてやってませんw

まさしく自分(丸山)の好きが関わってまして、自分が介在した他者が飛び立つ瞬間に遭遇できると、めちゃめちゃ私が嬉しいんですね。

ビジネスパートナーの久高がその1人ですけど、久高が地に足がついて自分自身で前進し始め、羽ばたいた瞬間がこの3年で何度もあり、その度に素敵な景色を見せてくれました。そんな景色をなん度も観たいと思ってのチャレンジです。(久高以外にも全国の自治体財政課に配られる冊子の漫画部門を担当するwakaran等 嬉しいことはたくさんありました。)

何をやるのか

ではどうやって羽ばたかせるか。会員制のコワーキングスペースを作りましあt。

無駄を恐れず面白ベースなチャレンジ
久高が中心になって溜まり場で会員に対して対話(や取材)を通して好きや得意の片鱗を見つけます。それを仮説とし、実行に移します。(勇気が出なければ一緒にやっていきます)

「それって意味あるの?」みたいな損得ではなく、なんとなく面白そうだからやってみる。そんな面白ベースでやってみることを実践します。

異人召喚
異人を溜まり場へ召喚し、会員とのコミュニケーションの場を設けます。
海外に行くと考え方や物の見方が変わる。みたいなこと体感したことありません?あれって、自分とは違う常識にであって、自分の常識が常識ではなくなり、新しい選択肢が取れるようになることだと思ってます。

異人とは、距離がある人じゃないかと思ってます。物理的距離(富山と東京的な)、年齢差、文化の距離(スタートアップと大企業)など。そんな常識が違う人を異人と呼び、接点を作ることで能動的に常識を壊しに行こうと思ってます。

先人召喚
「自分と同じ好きや得意で他者貢献している人に会いたい」 を実現して、自信を持って好きや得意を楽しめるようにしたいと思っています。平たく言うと会員のロールモデルの発見を促したいと思っています。(先行事例があると勝ち方も負け方も先行事例があるので何かと良いですよね)

(先人・異人のみなさん!ここにいっちょ噛みして欲しいんです!笑)

雰囲気作り・仲間作り(読書会・ご飯会)
面白がってチャレンジするには無駄を楽しみ、他者を批判せず、勇気づけし合うようなコミュニティが大事だと思っています。

無駄を楽しみ、目的論をベースにした議論を活性化させ、勇気づけするコミュニティであり続けるために、それらの意義やhow toを本から学ぶ読書会を実施します。またそんな勇気が増える場で、偶発的に仲間に出会えるようご飯会と題して学生同士がつながる場を提供します。


どんな人を輩出したいか
好きや得意ってなんだろうって考えて、みんなでチャレンジして、みんなで応援して、好きや得意で仕事ができるようになって、年収600万円の学生が富山に何人も生まれてくると一線超えられたかなと思います。

自分の好きや得意を認知し活かして他者貢献できる人が増えるとめっちゃ活気あって良いと思うんすよねw

最後に

合同会社bancaを作りました

そんな面白ベースを運営するために合同会社bancaを作りました。富山県の企業補助金を獲得するために法人にしましたが、不採択となり「法人にした意味wwww」となってましたが、すでに個人事業主として4年動いてたのもあり、法人格を作りました。

このテーマとはずれますが、新サービス「心言録」も出来上がり、開始早々お客様も付き、8月分は完売です。前進していきます。


bancaで実現したいこと

インターネットによって情報格差は無くなったんだろうと思います。ただ、その情報を知りたい(検索する)と思うには、きっかけが必要だと思います。知りたい(検索する)と思うには、その情報は重要であると認知し、興味を持つ必要があると思っています。

そんな、きっかけ(興味)の格差があるんじゃないでしょうか。

私は東京に出て、シェアハウスに住んで、(マジで)多種多様な人との偶発的な出会いからきっかけをたくさん頂きました。新卒入社したソフトバンク(株)でも、Govtechスタートアップでも気づきを多く頂く出会いがありました。偶発的な出会いをきっかけに学び、自己変容していくプロセスはとても楽しく、毎年成長している実感が今でもあります。

ただ、そんな偶発的な出会いは、同質性が高い環境では難しいじゃないかと思います。私は地元富山、久高は沖縄で、人との出会いは同質性の高い人(親戚や友達)が多く、特に私は何かについて真剣に調べてみようと思うきっかけに巡り合うことはありませんでした。

同質性の高い環境を否定しているわけではなく、同質性が低い、(自分にとって)非常識的な環境も必要なんじゃないかと思っています。なので今回は能動的に偶発的な出会いを作ることも含めて希望ときっかけの格差を埋める合同会社bancaとして地道に活動していきたいと思ってます。

最後の最後に

合同会社banca及び面白ベースでは当分利益はでないだろうと思っています。出たとしても貢献度の高い久高の生活費から賄っていきます。(追い追いクラウドファンディングもするので応援してくれると嬉しいです)

私自身は素敵な会社2社とご縁があり、お世話になっています。株式会社LiiK.Sロジャース株式会社(KSR)です。

Lii社では新規事業やマーケ/ブランディングを進めてます。2歳児の育児をする身としても鬼楽しみな新規事業を作ってます(まじで楽しみにしてて)。運動の可能性を信じていて、運動を通して世界を幸せにしていきます。(これもまじで楽しみにしてて良いプロダクトできる見込み)

KSRではコア事業のスタートアップスタジオ事業の責任者として、プロジェクトの完遂責任を持ち、組織化や制度設計、マーケを担っています。最近新しい取り組みも始めました。超最先端テックを活用する200名弱のエンジニア集団とともに疾走するのは超楽しいです。

両社ともに野心的で素敵な旗を掲げており、その旗へ向かっていく一助になれればと思っています。


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