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#社会
「謝れてえらい」VTuberコミュニティの光と影:愛すべき「常識」との付き合い方
VTuberというコミュニティの美点の一つとして「肯定の文化」があると私は思っています。
かつて私は自分の文章の中でこのように述べました。
"インターネットではその匿名性ゆえに、批判的・攻撃的な投稿が目立ちやすい中、VTuber界隈は例外的ともいえる「優しい」クラスタだと感じます。否定の言葉よりも肯定の言葉を。黙視ではなく積極的な称賛を。"
"それを同じく美点と見ている方が少なからずいるというの
「生きていく」ことの大変さとVR世界という止まり木:今日も一日生き延びてエラい!
先日の全3回に渡った連載「全てがVになる」。
今回の記事は、いうなればそのあとがき、あるいは付録のような文章です。
VTuberが「自分のなりたい姿としてふるまえる」仮想人格となりうると指摘した上で、それが当たり前に受け入れられる土壌となるVR技術の社会への浸透と、価値観によるコミュニティの分散化という未来図を提示しました。
そして後編にて「一つの矛盾しない存在であらねばならない」という現実世界