大学職員(医大職員・病院事務職)になりたい方へ、向いている人・向いていない人(就活生・転職者向け)その②

(2/12 末尾にブログのURLを追記しました)

前回の記事に引き続き、今回は私が医大職員として働いてよかったと思ったこと、採用試験でのポイントなどについて書きたいと思います!

長々と書くと読むのが大変かと思いますので簡潔にいきます。

1.医大職員として働いてよかったこと

一つ目は、医療業界の知識が身につくことです。
※ここでは、医療制度、医療政策、基礎的な医学用語や業界の雰囲気を指します。

おそらく最初は分からないことだらけで苦労しますが、真面目に仕事に取り組めば自ずと医療業界の雰囲気や基礎的な知識が身に付きます。

病院の裏側や医療職の考えを知れるということは普段の生活で役立つことが結構あると思います。

二つ目は、教育にも携わることができることです。
医大と他の病院の違いは、ジョブローテーションにより教育・研究機関である大学に配属される可能性がある点です。
※大学によって病院配属は別枠で採用している場合もあるので注意が必要です。

将来の医療人を育てるサポートができることはもちろん、教育機関において学事や入試広報など幅広い業務を行うことは、
ついつい考えがガラパゴス化し、視野が狭まりがちな医療業界で大きな強みになると思います。

2.採用試験でのポイント

一つ目、教育への熱意をアピールしましょう!

二つ目、医療への熱意をアピールしましょう!

三つ目、元気がいいことをアピールしましょう!

ざっくりこれだけでいいと思います。

まだまだ読んでくださる体力がある方のために続けます。

一つ目、教育への熱意
二つ目、医療への熱意

この二つは医大の両輪です。二つ揃ってこそ医大のアイデンティティ、存在意義があります。


想定される質問はこんな感じだと思います。

(1)なんでウチなの?医療がしたいなら他にも病院はありますよ?
(2)医療がしたいならなんで医療職にならなかったの?

(3)なんでウチなの?教育がしたいなら(病院のない)学校単体のところもありますよ?
(4)教育がしたいならなんで教員にならなかったの?

上記に加えて、大学はそれぞれ強みや大事にしていることがあるのでそちらも説明できるようにしておきましょう。

そしてある意味一番大事なのが

三つ目の、元気がいいことです。

先に挙げた2つのポイントは、採用試験で競争相手となりうる層の方は当然押さえて対応できているポイントです。

そのなかで最後に競り勝つためには、(この人ならこの業界でやっていけるな)と思わせるバイタリティやメンタリティが必要です。

医療職は本当にタフです。
彼ら彼女らは常に命を扱うプレッシャーにさらされながら、当直や残業などのハードな仕事をこなしています。

その中で事務職として縁の下から病院を支え、それらの医療職に根回し・調整をしながら仕事を進めていくためには、気力と体力が必須です。

大学職員、ひいては事務職という仕事は、どうしても体力に自信のある方より知力に自信のあるインテリ層が集まりがちです。
インテリ層にも様々なタイプがいますが、「貧弱」「頭でっかち」といった印象を与えてしまう方もいて勿体ないなと思います。

そんな応募者の中で、ハキハキと元気よく体力もある、という方は光って見えるものです。
ぜひ意識してみてください。

3.終わりに

大学職員人気が高まっているというのは選考する側は当然把握しています。
倍率が他の大学に比べて低くなりがちな医大においても、今後競争は激しくなると思います。

そんな中で、この記事を読んでくださった皆さんが少しでも選考で本来の実力をアピールできるといいなと思います。

4.追記

noteでは、まずは皆さんに読んでいただくことを目的に書いているため、書ききれないような細かい点が多々あります。

今後、それらをブログでご紹介できればなと思っています。
その際はnote記事内でも紹介しますので、見ていただけますと幸いです。

(2/12追記)
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