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#4 自信のない自分を変える方法

自分に自信があるか?と聞かれ、自信があると答えられる人はどれだけいるだろうか?少なくとも私は自信がある、と答えることは出来なかった

小さいころから突出したスポーツの才能もなく、勉強も特別秀でていたわけでもない。平凡なサラリーマン。30歳過ぎても、恋愛の「レ」の字も知らない。
周囲の人間と比べることに意味がないと分かっていても、どうしても人と比べてしまう。自分の周囲を見渡すと、優れた人間が沢山いる。自信があると答えられなくなるのは当然でした。

周りと比べると自分は劣っていると感じる

そんな自分が、今は少しだけ自身がついたと言えまるようになりました。それは小さな成功体験で自分の気持ちの変化を作りだせることを経験したのがきっかけでした。
そんな私の経験を紐解き、自信のない自分を変える方法のアクションプランをご提示致します。


自信のない自分を変える「きっかけ」

自分を変えたいともったきっかけは冒頭にも記載した恋愛・結婚に対する強烈な劣等感でした。勉強、スポーツや仕事は、自分なりに頑張ったからいいやと自分を甘やかして劣等感から逃げていました。
しかし、恋愛・結婚においては経験0。そして、自分で勝手に容認することもできず、相手の容認を受ける必要があり逃げることができない現実でした。

その上に、恥ずかしいエピソードを加えると、物心つく中学生の頃には恋愛は恥ずかしいと思っており、その心が高校・大学・社会人になっても変わることなく、自分から女性に思いを告げることなどなく、デートに誘ったことなど一度もないという現実に直面していました。
もちろん人並みに異性には興味もありました。シンプルに自分が恥をかいたり、気づくことから逃げ続けていました。

恋愛経験0で劣等感を感じる自分

自信のない自分を変える「思い」

振り返ると守るために必死になっていた自分にも、1つの思いがありました「自分の子どもを育てたい」。昔から子どものことが好きで、自分が二人兄弟ということもあり、子ども2人のいる家庭に憧れを持っていました。
30歳を過ぎてから、子どもを育てる年齢のリミットを感じるようになり始め、その思いはどうしても叶えたいと思うようになりました。

将来はどうしても子どもがほしいという思い

自信のない自分を変える「行動」

危機感を持った私は、勇気を出して少しづつ行動してきました。世間一般では普通の行動かもしれないですが、私にとっては勇気のある行動とさせていただきます。

1.友人・知人を頼る

高校からずっと理系で職場も男性9割、出会いの場がないという言い訳を振りかざしていた為、まずは女性に出会うきっかけを作る必要があると考えました。幸い同性の友人は割といたため、現状の悩みを相談することから始めました。友人たちは前々から私の状況を憂いていたことも、親身に相談に乗ってくれ、紹介をしてくれることとなりました。

始めは本当に初めての女性と話すのは苦手で嫌な気持ちでした。友達に紹介された人とうまく話せなかったら迷惑をかけてしまうというネガティブなことばかり思い浮かんでいました。
そんな気持ちを知人にしていた際に、「友達だから迷惑かけてもいいんじゃないの?」と言われました。「たしかにそうだ」、そう思って自分の気持ちが晴れやかになったのを覚えています。

友達に頼って出会いの場を作ってもらう

そんな励ましやサポートもあり、なんとか女性との出会いの場に訪れることは出来るようになりました。苦手なことに対しても、少しですが改善がみられる経験となりました。しかし、いままで恋愛経験のない30歳過ぎが歓迎されるほど甘い世界ではありません。友人の紹介の方とは良い関係に至らず、街コンなどに参加するも収穫一切なしの状態が続くことになります。

2.見た目を気をつかう

度胸を少しづつ付いてきたものの、女性には見向きもされません。友人のアドバイスという名の、コーディネイトを丸々お願いするということを実践したこともあり、「5万円握りしめて黙って、お店に来て」と、言われるがままに服を買ったこともありました。
しかし、ファッションでごまかせられないのが体型です。私は柔らかくいうとポッチャリ体系でした。社会人になってからはほとんど運動しておらず、「美味しいもの食べる為に太るんだったら本望」と言うことをモットーにしていた為、体重は増加の一途をたどっていました。
女性は見た目を重視すると思っていたので、ここを改善しないとどうしようもないと感じていました。

好みのファッションとぽっちゃり体系の自分との決別

そこからダイエットを始めました。食事制限や運動によるダイエットを色々試して、体重はある程度落とすことに成功しました。しかし、繰り返されるリバウンド。体重5㎏減らす!という目標にしていると目標達成と同時に、気持ちが無くなり体重が元に戻るどころか増える、そんなことを繰り返していました。

そんな5㎏減っては6kg増えるを何回も繰り返している内に、このままでは健康な体を維持できないし、本当にまずいと思っているところにプチ断食を勧める一冊の書籍と出合います。これが私のダイエット運命を大きく変えました。

リバウンドをし続けダイエット生活が継続する

プチ断食(ファスティング)を簡単に要約すると12時間以上を胃の中を空にすることで、飢餓感で細胞が活性化し健康にもダイエット効果も得られるというものでした。12時間以上何も食べないのは厳しいと思いましたが、寝てる間も含んでよいため、朝食を抜くことで簡単に実践できるものでした。
また、いつも22時以降にご飯を食べることが当たり前になっていたこともあり、これを見直せたことが大きかったです。
ファスティングの良いところは、リバウンドをし難いことにあります。はじめすぐに効果が出るのは他のダイエットと同じです。しかし、「食習慣」の見直しになるため、元の食習慣に戻ることがない限り、ダイエットが半強制で続くことになります。続けていると、プチ断食ダイエットのはずが、日常になっているのでダイエットではなくなるというところが良いところだと思います。
ここで、色々なダイエットを続けたことが活きて、プチ断食に加えて適度な運動や食事内容にこだわりを始め、最終的に体重15㎏の減量に成功し、体系もポッチャリから標準的な体つきになりました。見た目も大きく変わったこと、減量に成功したことが大きな自信へとつながりました。

ダイエットに成功し、リバウンドしない健康的な習慣を身に着けた

しかし、体系やファッションが改善されたからと言って、女性にモテるかというと話は別でした。恋愛経験0がここにきて大きくのしかかります。

3.恋愛について勉強する

女性の気持ちがわからない!これが、一番致命的でした。同じ人間だから、自分と考えは似ているような風に考えていました。恥ずかしがりで場数で稼げない私が、どうにか恋愛に関する勉強ができないかと考えました。今考えれば書籍など多く出回っているので、本で勉強すればよかったと思います。
そんな当時の私は恋愛の勉強をYouTube動画で行っていました。

藁をも掴む気持ちで恋愛についてネットで検索をし始めて、たまたまYouTubeの恋愛に関する動画に出合います。自分としては目から鱗の情報でした。「我々は人間だけど生物としてはただの雄である…」そんな考えもったことないよ!というようなことばかりで、食い入るように動画を見始めるようになっていました。

YouTube動画で恋愛について必死に学ぶ

気づいたら自分のYouTubeのお気に入り動画にはたくさんの恋愛に関するものになっており、1日1本は必ず動画をみることが習慣になっておりました。
女性と男性の脳の違いや、話すことより聞くことが大事など日常のコミュニケーションに使える知識を多く得ることが出来、普段の振る舞いでも異性に気を使ったコミュニケーションを能力を得ることが出来ました。

自信のない自分を変える「結果」

知識を得られて足りないものは補い、後は場数をこなすだけの状態になりました。知識がすぐに応用できたら苦労はしないと思っていましたが、友人からの紹介してもらった女性とデートを重ねることができたのです。今までの小さな挑戦が小さな結果に繋がったと感じました。しかし、デートの間もお勧めのご飯の場所など、全力で友人にサポートをお願いしており、白鳥のように水面下では足をバタつかせて必死ではありました。そのおかげもあってか、勇気をもって、気持ちを伝えて初めての彼女と言える方に出会うことができたのです。
これは今までの経験の中でも、劣等感を持った自分を覆せる程の自信につながることになりました。

小さな努力の積み重ねが、彼女という大きな(?)成果につながった

自信のない自分を変える「アクションプラン」

ここまで長々と拙い文章を読んで頂きありがとうございます。
ここまでの自分の経験を振り返りると、みなさん普通にやっていることをこんなに必死にならないと出来ない自分はなんて不器用なんだと痛感致します。

そんな自分でも、小さなチャレンジから成功体験を得ることで自信の付けることが出来ました。最初は失敗ばかりでなかなかうまくいかなかったですが、自分にとっては小さなチャレンジをこなしそれを乗り越えたことが、最終的な成果につながったと感じています。

そこでご提案したいアクションプランは以下2つとなります。
1.小さなチャレンジと、小さな成功体験を積み重ねる
・毎日、小さな目標を設定し、それを達成することで自己効力感を高める
・小さな成功を祝うことを忘れずに。これが自己肯定感の向上につながる。
2.定期的に背伸びをしたチャレンジをし続ける
・自分の快適ゾーンを超える目標を設定し、少しずつ挑戦する。
・大きな目標を小さなステップに分けて取り組むことで、達成感を味わいな  
 がら成長を続ける。

小さな成功体験が、自分の自信をつける結果になる

まずは本当に小さいことから始めてみる。痩せたいと思うのであれば、腕立て伏せを毎日10回から始めてみる。出来なければ5回でも1回でも大丈夫です。まずはスモールスタートで、成功体験を重ねることを続けます。続けていると、気持ちや行動に必ず効果は表れます。
しかし、客観的に自信がついたか自分で気が付くことは難しいことです。そこで、小さいチャレンジから少し背伸びをしたチャレンジに挑戦してみましょう。毎日筋トレをしていて、筋肉がどれだけ付いたかの変化に気づくのはなかなか難しいものです。たまにジムに行って、重量挙げにチャレンジしてみる等、努力の成果に気づくきっかけを計画しましょう。

成果が出ることによって、さらに自分に自信が持てる。好循環のサイクルを回せるようになります。
たとえ、チャレンジして失敗したときは、またスモールスタートからやり直せばいいのです。その時は次は頑張ろうと思える自信が身について、いままでとは違った景色が見えるはずです。

好循環のサイクルを経験しれば、人生がより良いものになる

この記事を読んだ方の人生が少しでも好転するご助力となれば幸いです。

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