おったろう

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思ったこと、考えごとをマトめるようにnote登録。Webライターのかたわら雑記ブログも運営しています。雑記ブログに書けないことをnoteに書くつもりです。読者さんが、クスリと笑ってもらえるような文章を目指しています。https://otutarou.com/

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  • 長編小説:電動力応用機械器具屋内用電動式電気乗物

    長編小説:電動力応用機械器具屋内用電動式電気乗物の話をまとめています

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  • 一日一麺生活まとめ 食べた自家製麺やカップ麺の感想まとめ

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    英語の偏差値50以下だったの人間が四苦八苦しながら英語の勉強をしている姿を書いています。 英語の勉強をしていて気づいたこと。教材のことも書いていこうと思います。 目指せ、英語の本をスラスラと読める人間。

  • 13日で「名文」を書けるようになる方法投稿note

    13日で「名文」を書けるようになる方法で出されたお題についた書いたnoteをまとめています。はたして名文を書けるようになるのか、なったのか。

記事一覧

固定された記事

おったろう自己紹介

noteを書いてる、おったろうはこんな人。 年はアラフォー。大阪に住んでいます。独身。俗にいう氷河期世代です。氷河期世代でなおかつ人生から逃げ、さぼりきっていた人生…

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創作大賞感想【短編集】のどに骨、胸にとげ 『つぎにデビューする作家とつながるラストチャンス』

デビュー前からその作家さんを知ってるぜ。 その作家さんとXで相互フォローだぜ。 そのようにいえるチャンスが、いま、あなたの目のまえにぶらさがっています。 2023年…

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【 雑文 】ガブリエル・ガルシア=マルケスの読み方

『 百年の孤独 』の文庫本が発売された。 ものすごい売れゆきだそうだ。 おもしろい小説だとは思う。 日本人にここまでウケルとは想像もしていなかった。 苦虫をかみつぶ…

おったろう
11日前
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ごはんに還りたくなる料理エッセイ その名も『 ごはんに還る 』著:勝見洋一

ぬか漬けが好きだ。 はい、いま、ぬか漬けと聞いた瞬間に、ブラウザバックしようとした、あなた、すこしお待ちになってくださいな。 ぬか床を維持するなんて、むずかしそ…

おったろう
2週間前
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長編小説⑬:素直な容疑者

容疑者を署へ連行した。 電動力応用機械器具屋内用電動式電気乗物で男を殺しまわっていたと思われる容疑者を署へ連行した。 時間はすこしさかのぼる。 丸目記者が持っ…

おったろう
4週間前
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長編小説⑫:I字カミソリは危険

街が静かになった。 いや、半分の人間が静かになり、のこり半分の人間は活き活きと活動している。 静かになったのは男たちだ。 それも、女性に暴力をふるった男たち、女…

おったろう
4週間前
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長編小説⑪:強敵との対決

スタンガンは想像よりもすばらしいものだった。 1日で二人の標的を浄化できるとはおもわなかった。 スタンガンと記者の存在を教えてくれた神に感謝を。 つぎに断罪すべき…

おったろう
4週間前
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長編小説⑩:一日二件

政治家の息子が殺されてからは、ずっと署に寝泊まりしていた。 革靴の底を3㎝をへらし、署のうえからの小言に神経をすりへらす生活をおくっていた。 政治家の息子が殺さ…

おったろう
4週間前
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長編小説⑨:胸に腕時計

おれは、子どもの遊具で頭を砕かれて殺されちまう。 やったらめったら長い名前の遊具で殺されちまう。 いましがたのホストのように。 大学を卒業してから、さまざまな記事…

おったろう
4週間前
1

長編小説⑧:凶器はスタンガン

神具を信頼している。 けれども、神具の威力はいかほどなのか。 まずは、それを確認するために獲物が巣くう店にむかう。 飲み屋街の中央にその店はある。 季節はずれの…

おったろう
4週間前
1

長編小説⑥:持久力から生まれた不屈の精神

あと1時間たてば、カーテンをしめていない窓から太陽光がさしこんでくる。 かけ布団をめくってくれる幼馴染はいないが、太陽光が起こしてくれる。 太陽光に起こされるより…

おったろう
4週間前
1

長編小説④:容疑者は幻のごとく

アゴを手でさする。 人差し指の柔らかい皮膚にくいこむような硬いヒゲのそりのこしがあった。 ジョリッとした音が聴こえた。 日付をまたいでから寝床についた。 寝床に…

おったろう
4週間前
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長編小説②:捜査開始

かっくらいこんだ豚丼を吐きもどしている。 細くきられたタマネギ。胃液をまぶされた豚肉。ジュンサイのようにトロりとした紅生姜。 豚丼を吐きもどしきり、さらに赤と黄…

おったろう
4週間前
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第20回 #呑みながら『 アナザーラウンド 』の感想を書きました。

呑みながら書きました、のお約束事は、うえのnoteでご確認をば。 そのお約束のなかにコピペはしてもよあkったかどうあ、それを確認するのを忘れた。 呑みながら書くのに…

おったろう
4週間前
7

書くだけの時間をもつ#日々の大切な習慣

「 ギムレットには早すぎる」 小説を読んでいないひと、お酒を飲まないひとでも知っている有名なセリフ。 おそらくこれからも世界に燦然と輝きつづけるセリフを書いたレイ…

おったろう
1か月前
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なりたい自分 禅的生活をみにつけ、書けねんでも書ける人間に私はなりたい

食えなんだら食うな。 そのように思える人間になりたい。 どのように成長したいか、どのような生活をおくりたいのか、どのような職業につきたいのか。 40歳をこえると…

おったろう
1か月前
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固定された記事

おったろう自己紹介

noteを書いてる、おったろうはこんな人。 年はアラフォー。大阪に住んでいます。独身。俗にいう氷河期世代です。氷河期世代でなおかつ人生から逃げ、さぼりきっていた人生。氷河期のなかでもさらに冷え込んだ絶対零度的世代と言えます。 底辺高校を卒業し、偏差値50以下の雲弧臭い大学を卒業し、フリーターや無職をしながら、ぶらぶらと恥のおおい人生を過ごしてきました。 noteをはじめた理由は、noteで書く必要がでてきたからです。 雑記ブログとピンタレスト、ツイッターで十分に表現で

創作大賞感想【短編集】のどに骨、胸にとげ 『つぎにデビューする作家とつながるラストチャンス』

デビュー前からその作家さんを知ってるぜ。 その作家さんとXで相互フォローだぜ。 そのようにいえるチャンスが、いま、あなたの目のまえにぶらさがっています。 2023年度note創作大賞中間選考を突破なされたふたごやこうめさんの、短篇小説が気にいったかたは、X(旧Twitter)をれっつフォロー。 小説の文体からは想像もできないほどに愉快なかたです。 そして、ふたごやこうめさんからのX(旧Twitter)フォローバックをもらえる可能性たかし。 DMにて確認しました。 読

【 雑文 】ガブリエル・ガルシア=マルケスの読み方

『 百年の孤独 』の文庫本が発売された。 ものすごい売れゆきだそうだ。 おもしろい小説だとは思う。 日本人にここまでウケルとは想像もしていなかった。 苦虫をかみつぶしたような、ふざけた候補者ばかりで投票先がないような顔をして、姿勢をただし、まさに文を学ぶ必死な形相にて小説を読む日本人にミートする小説家だとは思っていなかった。 日本のおえらい批評家たちには評判のよい作者ではない、と書かれていたのを覚えている。 筒井康隆氏のあとがきにて、そのことについてふれられている。 アン

ごはんに還りたくなる料理エッセイ その名も『 ごはんに還る 』著:勝見洋一

ぬか漬けが好きだ。 はい、いま、ぬか漬けと聞いた瞬間に、ブラウザバックしようとした、あなた、すこしお待ちになってくださいな。 ぬか床を維持するなんて、むずかしそう、めんどくさい、テマヒマがかかる。 そのように思われたことでしょう。 ぬか床なんて、むずかしいことありまへん。 かんたんなもんですわ。 冷蔵庫にしまえる容器を用意します。 百均のプラスチックの容器でも、ホーロー製の容器、陶器の容器などなど、お好みのものでかまいません。 ぬかを用意します。 新鮮なぬかがのぞましいと

長編小説⑬:素直な容疑者

容疑者を署へ連行した。 電動力応用機械器具屋内用電動式電気乗物で男を殺しまわっていたと思われる容疑者を署へ連行した。 時間はすこしさかのぼる。 丸目記者が持っていたカメラを現像すると、ほとんどの写真が灰色、もしくは黒く塗りつぶされていた。 たった1枚だけ、カメラ目線の女性とアパートが写った写真を現像できた。 ツヨシとジュンコくんをつれ、写真に写っていたアパートをたずねた。 アパートの管理人に写真をみせると、201号室に住む女性だと教えてくれた。 部屋のチ

長編小説⑫:I字カミソリは危険

街が静かになった。 いや、半分の人間が静かになり、のこり半分の人間は活き活きと活動している。 静かになったのは男たちだ。 それも、女性に暴力をふるった男たち、女性を傷つけた男たち。女性を支配してきた男たちが、とくに静かになった。 男たちは、絹ごし豆腐を手にのせ包丁で切るように女性を大切にあつかいだした。 女性を傷つけてきた自覚のある男たちは、ゆれる柳の葉にすらビクビクしだした。 女性の肌をまさぐる、犯し、セクハラしたのち、権力を笠に女性のうったえにぎりつぶしてい

長編小説⑪:強敵との対決

スタンガンは想像よりもすばらしいものだった。 1日で二人の標的を浄化できるとはおもわなかった。 スタンガンと記者の存在を教えてくれた神に感謝を。 つぎに断罪すべき罪びとたちは、チビとデブとハゲだ。 暴走族あがりだが、暴力団ではない三人。 暴力団の枠にいれられていないので、警察も三人を逮捕できていない。 犯罪に片足をつっこみながら、何人もの女性を泣かし、ソープに沈め、薬をうち廃人にしてきたチビとデブとハゲを浄化せねばならない。 三人の手口はわかっている。 女性を暴行し写真を撮

長編小説⑩:一日二件

政治家の息子が殺されてからは、ずっと署に寝泊まりしていた。 革靴の底を3㎝をへらし、署のうえからの小言に神経をすりへらす生活をおくっていた。 政治家の息子が殺されたことで、この事件の注目度はたかまった。 三日掃除していない三角コーナーにあつまる黒い虫のようなマスコミが署につめかけ、街のうえをハエのようにヘリがぶんぶんと飛びまわっている。 マスコミの対応のおかげで、我慢の限界が、たたみ八畳ほどひろがった。 あらたなガイシャ発見の報告をうける前日はひさしぶりに家に帰れ

長編小説⑨:胸に腕時計

おれは、子どもの遊具で頭を砕かれて殺されちまう。 やったらめったら長い名前の遊具で殺されちまう。 いましがたのホストのように。 大学を卒業してから、さまざまな記事を書いてきた。 噂だけ、憶測だけで、おもしろおかしく記事を書いてきた。 その記事が、ひとを傷つけたことがある。それは知っている。 それは、子どもの遊具で頭を砕かれるほど悪いことだったのか。 おれは、事件や事故の当事者でなかった。 外から眺めるだけでなく、事件や事故の当事者たちの心のうちに土足でふみこみんだ。 そして、

長編小説⑧:凶器はスタンガン

神具を信頼している。 けれども、神具の威力はいかほどなのか。 まずは、それを確認するために獲物が巣くう店にむかう。 飲み屋街の中央にその店はある。 季節はずれのクリスマスツリーのように小さいライトがちりばめられている階段。 その階段からつきおとされ、道へと転がりでてきた女性の姿。 スカートはめくれ、お尻はむきだし、オニギリのように女性が階段から転がりおちてきた。 年は20代前半だろうか。スカートがめくれ赤いTバックと白いお尻がむきだしになっている。 そのお尻に、

長編小説⑥:持久力から生まれた不屈の精神

あと1時間たてば、カーテンをしめていない窓から太陽光がさしこんでくる。 かけ布団をめくってくれる幼馴染はいないが、太陽光が起こしてくれる。 太陽光に起こされるよりもさきに電話の呼び出し音におこされた。 この時間にかかってくる電話が、よい知らせを運んでくることはない。 あらたなガイシャがでたな。 電話をとるまえに、そのように感じられた。 電話をとらずに、二度寝したい。 その誘惑は、睡眠不足をうったえかける脳と共同戦線をはった。 気合いと根性だけを友に電話をとる。そし

長編小説④:容疑者は幻のごとく

アゴを手でさする。 人差し指の柔らかい皮膚にくいこむような硬いヒゲのそりのこしがあった。 ジョリッとした音が聴こえた。 日付をまたいでから寝床についた。 寝床につき、レム睡眠にはいるまえに電話の呼び出し音におこされた。 例の凶器で殺害されたとおもわれるガイシャが発見されたとの連絡あり。 寝床からはいだし、顔を冷たい水であらい、たるんだ目元をひきしめる。 歯ブラシをくわえながら、オモチャのような電動シェーバーでヒゲをそった。 アゴをさすると、そりのこしがあるよう

長編小説②:捜査開始

かっくらいこんだ豚丼を吐きもどしている。 細くきられたタマネギ。胃液をまぶされた豚肉。ジュンサイのようにトロりとした紅生姜。 豚丼を吐きもどしきり、さらに赤と黄、白い液体が混ざりあった酸っぱい匂いを漂わせている胃液までを吐きもどしている部下のツヨシ。 ツヨシが胃の内容物を吐きもどす気持ちもわかる。とがめる気にはならない。 警察学校を卒業して20年。いままで見てきたなかでもっとも悲惨な姿のガイシャだった。 広範囲に血がまきちらされており、さらに顔の一部であろう、骨や歯

第20回 #呑みながら『 アナザーラウンド 』の感想を書きました。

呑みながら書きました、のお約束事は、うえのnoteでご確認をば。 そのお約束のなかにコピペはしてもよあkったかどうあ、それを確認するのを忘れた。 呑みながら書くのにぴったりな映画『 アナザーランド 』 いや、ちゃう、『 アナザーラウンド 』を視聴した。 なぜ、呑みながら書くのにピッタリなの映画なおんか。 それは、人間はつねにアルコールを体にいれておいたほうが絶好調になり、人生が好転するという実験をおこなう映画だからだ。 いつもは記事を書きだすまえに、記事の構成を考えるので

書くだけの時間をもつ#日々の大切な習慣

「 ギムレットには早すぎる」 小説を読んでいないひと、お酒を飲まないひとでも知っている有名なセリフ。 おそらくこれからも世界に燦然と輝きつづけるセリフを書いたレイモンド・チャンドラー。 そのレイモンド・チャンドラーは、このように手紙に書いています。 インターネットで拾った情報です。確実なものではありません。 訳者の村上春樹さんも1日に3時間から4時間は文章を書くだけの時間を設定しているそうです。 レイモンド・チャンドラーの手紙を読み強く思いました。 一日のどこかで書くこと

なりたい自分 禅的生活をみにつけ、書けねんでも書ける人間に私はなりたい

食えなんだら食うな。 そのように思える人間になりたい。 どのように成長したいか、どのような生活をおくりたいのか、どのような職業につきたいのか。 40歳をこえると、自分の位置はここだ、さがらないことだけに気をくばり、将来と成長に目をむけない。 自分の将来と成長をあきらめている、といっても過言ではない。 あきらめたら、そこで試合終了ですよ、有名なキャラクターの顔がうかぶ。 他人をねたみ、そねむ。 おかみの腐敗をなげく。 趣味は酒を飲むことだけ。 そんな私