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見ること、体験すること~ご家族編~

Oleaでは、これまでもお話してきたように、子どもたちの体験活動を大切にしています。

そして、通室されるお子さんのご家族の方々にも実際に見ていただくこと、体験していただくことで、フィードバックしていくことも大切だと考えています。

見ること

Oleaでは、通室中、滞在時間にもよりますが、お子さんの様子を写真や動画(10本程度)に撮り、併せてその時の様子を連絡帳アプリに言葉で記録し、その日のうちにご家族と共有しています。

ご家族の方々のお迎えの際に、その映像を見ながら、お子さんの活動の振り返りや課題についてお話しします。子どもたちのがんばる姿について、そのことが次に何につながるのか、どのように発展させていくのかをお伝えします。また、落ち着かなくなった時の様子も撮ることもあります。感情のコントロールについての現状や今後の課題についてもお話します。

こうしたコミュニケーションの中から、次回プログラムの細かな調整をします。

ちなみに、その映像、連絡帳はご家庭からもみることができるので、お子さんが自ら何をしたかを振り返ったり、(自分の行動をモニターできることは、学びの定着につながります)直接お話しできなかったご家族やおじいちゃん、おばあちゃんにもみていただけます。ご家族のみなさまで、お子さんの成長ポイントに触れてもらうことができます。

体験すること

先日は、ゆっくり食事をとれるようになってほしいと願うご家族と一緒にお昼ごはんを食べました。

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この日のメニューは、鶏肉の梅しょうゆ炒め、高野豆腐とちくわの煮物、きゅうりとトマトのマヨサラダ、お麩とわかめの味噌汁、麦入りごはん。午前中のプログラムでお子さんと一緒に1時間くらいかけてつくりました。

なんとなくお子さんもご家族も、いつもとちがう食卓にドキドキしているようでしたが、ご家族にもお子さんのOleaでのくらしに食卓を囲むかたちで参加してもらいました。

ご家族は、食べると思っていなかった食材をお子さんが食べるにことに驚かれていました。「家でも出してみよう」(母)。Oleaでは、食べることができちゃうお子さんいるんですよね、なぜか。

Oleaでは、食事バランスを考え、高たんぱく低カロリーのメニューづくりをしています。苦手なお子さんが多い野菜!切り方や大きさや味付けを工夫し、いろんな野菜を口にする機会をつくっています。歯ごたえや食事の温度も食の進みに大きく関わっているように思います。意外とその素材の味がしっかりわかった方が食べたりします。このあたりが、食べることができちゃう秘訣かもしれません。

また、こうして食べることができる食材が増えていくと、食事の時間も伸び、家族のゆったりとした時間にもつながります。

映像では、味や食感、におい、パートナーとお子さんの距離感などは伝わりません。食事のプログラムだけに限らず様々なプログラムをご家族の皆様にも体験していただき、ご家庭でも取り組むことができるヒントを持ち帰っていただければと思っています。

きょうだいも一緒に!

さらには、お子さんがその日のプログラムで取り組んだ内容をお迎えの時に一緒に来てくれたきょうだいとやってみることもあります。

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おやつづくりや個別学習。この日は、妹さんもあこがれていたクッキーづくりをしてみました。

お子さんが、きょうだいに教えている姿は何とも頼もしいです。『お兄ちゃん、かっこいい!』と思ってくれたら最高です。Oleaのプログラムが、きょうだいでの関わりにも広がると、とてもうれしいです。

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習慣にしていること

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