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芸術雑記

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私なりの芸術論。私の専門はデザインですが、美術系の記事が多いです。
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#デザイン

資生堂書体はどこから生まれ、どこへ向かうのか -2020年7月18日

資生堂書体はどこから生まれ、どこへ向かうのか -2020年7月18日

 (大学のとある授業で、日本のデザインの変遷について学んだ)
 私は今回、日本のデザイン界を今も昔もリードしている資生堂のデザインを中心に、日本のデザインが与えた影響と、これからのデザインにどんな影響を与えるかを考えた。

 


 資生堂の意匠部(現在の宣伝・デザイン部)は1916年に設置された。その頃の日本ではデザインという言葉は浸透しておらず、エンジニアが製品のデザインまで行う時代だったこ

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映画「ニューオリンズ」を観て、社会と芸術の関係について考える -2020年6月7日

映画「ニューオリンズ」を観て、社会と芸術の関係について考える -2020年6月7日

昨今のアメリカでのデモ報道。
私は今、何を考えるべきなんだろう。私が学んでいる、「芸術」とは、何か。

今回は、1947年のアメリカ映画「ニューオリンズ」を題材にとろうと思う。大学の教授が課題として出した題だが、音楽(=芸術)の側面から、昨今の人種差別問題(=社会)を考えるきっかけとなった。

映画ニューオーリンズのあらすじ:
舞台は1947年、アメリカのニューオーリンズにあるジャズバー。当時は

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ミュシャが挑んだ「芸術」と「デザイン」の境界 -2020年6月4日

ミュシャが挑んだ「芸術」と「デザイン」の境界 -2020年6月4日

 「芸術」と「デザイン」の境界は、実に曖昧なものである。しかし、その目的や観客は異なるものだ。今回私は、アルフォンス・ミュシャという人物の生涯と作品を題材にとって、「芸術」と「デザイン」の境界を探ろうと思う。
アルフォンス・ミュシャの生涯の作品は、どこまでがデザインで、どこまでが芸術なのだろうか。



 ミュシャの出世作は1895年、舞台女優サラ・ベルナールの為に制作したポスターだった。ポスタ

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