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インドの意外なクリスマス【旅行記】

インドはヒンドゥ教徒が多いから、クリスマスは関係なさそう。

と思っていたけれど、行ってみたら結構クリスマスしていた、という話。


数年前に訪れた南インドにて。

インド人の78%はヒンドゥ教徒であるのに対し、キリスト教徒は2%。

キリスト教は、かつてポルトガル領だった南インドのゴアを中心に広まったそうで、南インドは北よりもキリスト教を信仰している人が多いのかもしれない。

クリスマス飾り

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クリスマス飾りを売るお店。ちなみにこの日は12月28日、もうクリスマスは過ぎている。

インドの教会

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(ゴアの教会)

インドには、大きな教会もいくつかある。イルミネーションがきらびやかな教会もあり、人々が集まってお祈りしたり、写真を撮ったりしていた。

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(バンガロールの教会 この下がトンネルになっていて、中にもイルミネーションが)


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(カニャクマリの教会)

キリスト誕生の再現

教会の前や、クリスチャンの家では、キリスト誕生の場面を再現した飾り付けをしていた。
(降誕場面というらしい)

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ゴアの教会では実物大で再現していて、赤子のキリストを囲む人形の周りに家畜小屋や動物たちの模型。(上は夜の写真、下は昼の写真)

牛が立ち上がった!と思ったら、動物は本物だった。
牛、山羊、カルガモみたいな鳥。
牛がその辺にいる、インドならではの光景かもしれない。


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クリスチャンのお家の前。
かわいいなあと見ていたら「私が飾ったの!どう?どう?」と女の子が目をキラキラさせて聞いてきた。
フランスのフェーブみたいな小さなお人形たちがキリスト誕生の場面を再現していて、草むらに置かれているから臨場感もばっちり。


クリスマスの食べ物

ケーキ屋さんには、原色カラフルなクリスマスケーキがたくさん並んでいた。


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インド人のお家で、これはクリスチャンがクリスマスに食べるクッキーよ、と手作りをいただいた。

バラをかたどったクッキー、アチャッパム。

揚げ菓子のアチャッパムは、甘くてカリカリ。結構大きいけど もうひとつ食べたくなっちゃう。おいしい。かりんとうに似てるかも?

ヒンドゥ教徒の女性からも、手作りのアチャッパムをもらったことがある。ヒンドゥ教徒もクリスマスイベントをするのだろうか。

クリスチャン人口の多くない日本でもクリスマスは盛んなのだから、不思議ではないけれど。


まとめ

インドにもクリスマスは、あった。

北インドにはまだ行ったことがないので、いつか北インドでのクリスマスも見に行きたい。



リチャードさんの、こちらの企画に参加したいのだけど、複数の都市だと参加できないのかな…。

インド ゴアで参加したいなあと思います。



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