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仕事ができなくたっていいじゃないか

こんにちは、Ryoです。

年明けってなんか仕事の調子出ないですよね。
僕は年始の1-2週間はやる気ない状態でスタートなので、立ち上がりが大変ですw

先週、リーダーとの会話で気になったことがありました。

今はあるプロジェクトに参画していて、
うちの会社からは10人くらいのメンバーがアサインされています。

その中に、僕より少し年上(多分30代前半くらい)の方がいます。

その方は、

仕事はそこまでできない・家庭優先・残業はあまりしない・昇進に興味ない

みたいな人なんですが、その人に対してリーダーのおじさんが「あれはダメだな」的なことをボヤいていたので、それについて、個人の所感を述べていこうかなと思います。


仕事なんて、できなくてもいい

結論、仕事は別にできなくたっていいじゃないか と思ってます。

「バリバリ働いて、出世して、給料上げて、社会的に評価されるんだ!」

こういう思考の人は頑張ったほうがいいとは思いますが、仕事に重きを置く人生に興味がないなら、それはそれでいいと思います。

あなたの人生は、あなたのもの

他人に言われて、それを自分の正解にする必要なんてないです。

「出世したくない」とGoogle検索をかけると、
その思考がいかにやばいことか、危機感を煽る記事がたくさん出てきます。

たしかに、会社員としてやっていく以上、昇進は絶対的に求められるものです。「同期はみんな出世していくのに自分は平社員のまま」とかあり得ます。

だけど、別にいいじゃないですか。

毎日死にそうな顔して会社に行って、上司と部下の板挟みで辟易して・・・

こんな毎日を送るよりも、少しプライドは傷つくかもしれないけど、毎日健やかに過ごせるほうがよっぽど良いと思います。


仕事ができなくてもいいと思う理由

僕は仕事ができない人とか、仕事に熱を入れられない人がいても別にいいと思ってます。(昔は仕事バリバリ系だったんですが、思考が変わりました)

自分ができなくても、会社は回る

会社員のメリットは、「自分以外にも人がいること」です。

仕事できなくても誰かがカバーしてくれるし、その仕事やポジションが向いてないなら配置換えができる。

もし、自分しかいない状況だったら、仕事が回らない=お金が入ってこないんですが、自分以外にも人がいるので、最低限の給料はもらえます。

だから気にしなくて大丈夫です。
最低限やってれば問題ないと思います。

新R25のインタビューで芸人のカズレーザーさんがとても良いことを言っていました。

スティーブ・ジョブズがいなくなってもAppleは業績を伸ばし続けている
ジョブズで替えがきくんだったら大丈夫ですよ

本当にその通りだなと思います。

会社員としての自分の代わりはいくらでもいますが、自分自身の代わりはいないので、無理せずに自分のペースで仕事をするのがいいかなと。


給与が高くても心が死んでいる人を何人も見てきた

過去の僕自身そうだったんですが、給料が高くても心が死んでいたら何も楽しくないです。

新卒で入った会社では生意気な給与をもらってましたが、その分激務でした。口座にお金は入ってくるけど、まったくワクワクしなかったです。

  • ほぼ毎日終電帰り or 帰れない日もある

  • たまに早く帰れても、家で嫌なことばかり考えてしまうのでお酒に逃げる

  • 睡眠の質が落ちるので、悪循環

こんな生活を2年ほど続けてました。

このときの僕の心境は「せっかく今のポジションに就いたんだから、守らなきゃ・・」でした。

今となっちゃクソほどどうでもいい理由で頑張ってたなーと思いますが、当時は本気でそれしか考えてなかったです。

はっきり言って、こんな状態じゃ人生は楽しめません。無理しないのが一番だと思います。

会社は自分のことを守ってはくれない

会社は家族でもなければ友達でもないです。
時間労働を提供する代わりに給与をいただく。
Win-Winの関係性で成り立っています。

このWin-Winが崩れたら見捨てられるのは当たり前かなと。それを痛感したのが、前職で適応障害になった時でした。

病院からは3ヶ月の休職を指示され、休職期間に入りました。

1ヶ月経った頃、上司から電話でこう言われました。

復帰できるの?できないの?
復帰できないなら早めに採用かけたいから、
決めてくれ

かなりショックでした。
「ああ、会社ってこんなもんか」と思った瞬間でした。

本当は3ヶ月、傷病手当をもらってから考えようと思ってたんですが、この話を聞いてその場で退職を伝えました。

世の中すべての会社がこういう対応をするとは思いませんが、中にはこういう会社もあります。

いざというとき、自分を守れるのは自分だけなので、無理しすぎないのが一番だと思います。


年収が低くても幸せに生きてる人は、たくさんいる

東京から地方移住して思ったことです。

こっちは東京に比べるとアルバイトの時給は低いし、正社員の年収も低いです。でも、家庭を持って幸せに暮らしている人がたくさんいます。

地方特有のゆったりとした時間が流れている感じがします。

すごく豊かなわけではないけど、みんな穏やかな顔をして暮らしています。

お金は、幸せになるための必須条件ではないなと、東京を離れて感じました。

僕自身、地方移住してからさらにお金に対する執着心が薄れました。

価値観が違う先輩方からのお小言は、右から左へ

自分自身が「よし、家庭優先に振り切ろう!」と考えても、それを真っ向から否定してくる人もいます。

  • 仕事ができない奴はダメ

  • 仕事は本気でやるべき

  • 男は稼いでなんぼ

この考えを否定する気はまったくないですが、価値観は他人に押し付けるものではありません。

自分と違う価値観を持っていて、それを押し付けてくる人がいたら、聞き流すかさっとその人から距離を取りましょう。


自分の人生なんだから、自分で決めればいい

最後に、僕が尊敬している森岡毅さんの言葉を置いておきます。

正しいかどうかは他人が決めることではない。
もちろん、評価は他人がするが、正しいかどうかは自分の中だけにある。
モチベーションの源泉を他人に握らせない。

あなたの人生は、あなたのものです。
他人の笛でダンスを踊らないようにしましょう。




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