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ダンゴムシ競走


2021.4.13  保育園


今日、いつもの如く園庭では虫探しが行われた。
虫探し(対虫・人)や鬼ごっこ(対人)は、人気だ。対象が生き物だから、常に有機的に刺激があるよね。
今日はそんな虫探しからの、ダンゴムシ競走がアツかった。

園庭でダンゴムシを見つけて、キープしておく。地面に大きな丸、その中に小さな丸を描く。小さな丸にダンゴムシを置いて(自分の子に名前なんてつけたりして)スタート。誰のダンゴムシが一番に大きな丸を脱出するかな。

説明なんて必要ではない。「ねぇ!勝負しようぜ!」「ダンゴムシで!」と言って丸を書き始めてみた。「ここにダンゴムシを置いて!」、それで察して「いけいけ!」と遊びになっていった。面白そうな様子に、徐々に「やりたい」の輪は広がって行く。本当に「楽しい」「歓び」を求める子どものセンサーは凄い。子どもだけでも、自分で丸を描いて戦っている様子があった。

徐々にダンゴムシだけではなく、ミミズを使ってみたり、幼虫でやってみたり、色々試してみる子どもの姿があった。前回落ちていた桜の花びらで「さくら笛」をやったところ、それに興味を持ち、凡ゆる花や草で試す子どもの姿があった。
貪欲に「これをしたらどうなるんだろう」「もっと面白くなるかも」と探求して行く姿がとっても素敵。自らワクワクする方へ切り開いて行く力。これこそ生きる力なんだろうなと思った。

やはり遊ぶ力は、遊びによってこそ身につく。そして遊ぶ力は、子どもも大人も、(幸せに)生きる力だと思う。そんな遊ぶ力が身につくような、遊び場、遊びの環境をこれからも作っていきたい。

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