父と娘、亡き祖父の思い出を探して広島の海を行く
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父と娘、亡き祖父の思い出を探して広島の海を行く


2020年9月。
私にとっては祖父、父にとっては父(ややこしい)が亡くなった。
noteのヘッダーにしている程度に大好きだった祖父だ。
父も、親子仲は良好だった。つまりは二人揃って放心状態。

お通夜までの時間、話の流れで何気なく
「じいちゃん、なんで戦後すぐ広島に行ったんだろうね」
と疑問を投げかけた。

父「え、俺知らんかった」
私「まあ、私も最近知ったけど」
父「そういや俺、広島行ったことない」
私「じゃあ、行く?


こんな感じでスピーディー且つ簡単に広島行きは決まった。
それじゃあ、祖父の思い出の地を見に行こう。


①尾道から瀬戸内海を眺める

広島県は私たちの出身地、愛媛県の向かいにある。

まずはしまなみ海道で繋がった尾道までやってきた。

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向かいに見えるのは向島。日本一短い舩旅ができるらしい。

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千光寺を目指し、まずは展望台までロープウェイで移動。景色が凄く良い。

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向かいに見える向島と眺める父。別の島に見えないくらい近かった。

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山道を降りていき、千光寺へ。
海にせり出した本堂の赤と海の青と緑が映える。

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今回の旅でお参りするのは祖父の冥福。

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思いがけない石鎚山の文字。
愛媛の誇る西日本最高峰の山で、実家からも良く見える山なのでとても馴染み深い。

こちらでは石鎚山の鎖修行を体験できるらしく、次々チャレンジする人が。
私たちも勿論チャレンジ……しなかった。ちょっとハード過ぎたかな。

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帰りもロープウェイから絶景を見下ろしつつ地上へ。

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父のリクエストで尾道ラーメンを頂いた。

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細麺に背脂。あっさりしてるのにコクがあるスープが癖になる。


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タクシーの運転手をしていたじいちゃんは、所謂いらち(せっかち)な人で、お昼休憩でラーメン屋に入るとまずは厨房を覗き、今から作るものを見て「それと同じやつ」と注文していたそうな。それが一番早くできると。

尾道ラーメンも、きっとそんな感じで食べたことがあるに違いない。


②海に浮かんだ世界遺産


この日はまず原爆ドームと資料館へ。
祖父は戦後すぐの広島に居たわけで。そこにはきっと色んな想いがあったのではないかと真剣に見学。


移動し、小雨の降る中、宮島へ。祖父は祖母と旅行で来た事があるとか。

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しかし残念ながら大鳥居の工事中。凹む父。
60歳になったらまた連れてくることでちょっと元気が出た。

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満潮の時間だったので先に豊国神社へ。

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千畳閣からの眺め。どこを見ても美しい、宮島。

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海に浮かぶ厳島神社を外から眺めるのも良いものだ。

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では、世界遺産の拝観へ。

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海に浮かぶ厳島神社を参拝。赤が印象的。

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宮島での買い食いは、あんマーガリンコッペぱん。

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ベンチに座って頂く。あっさりした餡が美味しかった!

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じいちゃんも結構パンが好きだったなあ。
早朝からの出勤の日はばあちゃんを起こさず、一人で起きてコーヒーを淹れトーストを焼いていたそうだ。


③鞆の浦の透き通った海へ


最後に鞆の浦へ。福山からバスで移動。

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崖の上のポニョの舞台モデルとしても有名なこちら。

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居ても納得できる雰囲気の海だ。

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街歩きをした後、更に美しいとされる仙酔島へ、船で移動。

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海を間近に見ながらの移動は心躍るものがある。

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透き通った海を歩く。見惚れている間に置いて行かれる。

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釣り人に何人か遭遇。じいちゃんの釣り好き話で盛り上がる。
昔はうなぎを釣ってきて捌いてくれたなあ。

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展望台へ上った先の景色。

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美しさを集めたような島だった。

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この日の名物は広島のお好み焼き。

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関西風も良いけど、広島風の麺入りお好み焼きも大好き!
じいちゃんもきっと食べただろうな。

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じいちゃんに思いを馳せる旅はこうして終わった。
今度は宮島の大鳥居の修復が終わった頃に。母と祖母も連れてこれたらいいな。
また会いましょう、広島県。

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よしきち

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文章でご飯が食べられるようになる為に、まずは『行ってみた、やってみた』記録をnoteで毎週更新中の株式会社 縦社会CEO / 小話や小説も書く /隙あらば旅に出るし新幹線に乗るタイプ/ 空前絶後の超絶怒涛のB'z推し/アイコンは光の加減で盛れたやつでヘッダーはうちの爺ちゃん