準備はどれだけしても不足するもの

現在、今週末のイベントに向けて準備中。
実はここまででいろいろと準備不足がたたりまして……

そもそも仕事が忙しくてやることに追われていたというのもあります。
ただそれは言い訳でしかありません。いくらでも時間をつくることはできたはずですし、先を見越して１か月前にすべて整えておけばよかっただけのことですし。
でもその時は別のことに気を取られて準備を怠った……というのが本当のところでしょう。

この性格は昔から。
「なんとかなるでしょ」と思える程度の準備ができると、そこで満足してしまうんです。
本当は細部に至るまでこだわって、きちんと仕上げなければならないのですが、そこは大まかな計画で済ませてしまうんです。
で、当日になって参加者の雰囲気を見て何となく微調整ながら組み立てる…という、よく言えば臨機応変、悪く言えば行き当たりばったりな進め方をしてしまいます。

でも慣れたことでもあるので、準備自体はそれほど苦労はありません。
むしろ忘れものとか急きょ印刷が必要になるとか、そういった面での心配が先立ちます。
というのも今回のイベントは近所ではなく、地元長野に戻って行うから。ちょっと忘れ物を～と1.5往復したら丸1日終わりますからね(笑)

一方で現場での適切な状況判断と、瞬時に戦略を練って行動できるのはある種の強みですし、自分の底力を信じているので不安や心配はありません。
でもわたしの頭の中でデザインされた場づくりのテクニックは、他の方と共有したり、そのスキルを伝承するには不十分です。要するに引き継げないわけですから。

今年から人を育てる役割を担ったり、残る半年できちんと引き継ぐことが求められている以上、感覚で進めてばかりではよろしくありません。
言葉で表せるように、誰にでもわかりやすい表現ができるように、あらゆることを明確に伝えられるようになることが必要です。

とすれば、今回の準備だって何をどこまでどのように行うのかを、他のみなさんに伝えられるようにすることも大切なはず。
それなのに準備は簡単に、慣れたことだから惰性で行ってしまって……

そうはいっても、準備なんてどれだけやっても足りないものです。
当日は予想しえないことも起こりますし、予定調和に見えても一人ひとりの心や気持ちに触れる以上、まったく同じというわけにはいきません。
その場で臨機応変に判断して行動できるだけのゆとりを持たせておくことも必要なのだと思います。

でもこの絶妙なゆとり加減をどうやって伝承していけばいいのか……これはまだ課題ですね(汗)

さて、明日は最終チェック。お仕事を終えたら、いま一度気持ちをまっさらにして、忘れ物だけはないように準備を完璧にしておきます(笑)

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